この辺、タイトルから何から、
やたらめったら「!」でありますな。
ホント、めでたいお話である。
まあ、乗り遅れたヒトや、
何か言いたいタイプの方々からは、
「投球制限があるのは野球ではない」とか
「アメリカでの関心度は低い」とか、
いろんな声がありますが、
こうなると余裕で黙殺できますなあ、ククッ。
お国柄の出るいろんな振る舞いがあっただけに、
溜飲が下がる展開だった。
みんなで盛り上がれたという意味で、
王JAPAN、大いに結構な話である。
映画館でも、飲み屋さんでも、そしてわが家でも、
WBCの話で盛り上がってたモノなあ。
「トリノ」を遥かに凌駕したような気がするな。
今となっては、「デービッド主審」もグッドキャスト。
ストーリー的には、絶妙な味付けだったよね。
ただ、王JAPANはいいんだけど、
そういった「感覚」はイヤな私である。
考え過ぎかも知れないけど、
これ以上ない「幸福な共通体験」だからこそ、
油断してはならないと思う。
全体主義やら精神主義やら、
そんなのはいつの間にか忍び寄ってくるのだから。
まあ、そんなカタイ話はいいか。
で、イチローに思ったこと。
プレーはホントに凄かったけど、
いかに何でも、しゃべりが芝居がかってない?
いちいち、あまりにタメ過ぎ。「お前はみのもんたか」ってな話である。
色々な出来事がありましたけど
終わってみれば、見事に頂点に立っていました。
驚きと感動。
「あきらめない精神」
コレを学んだような気がします。
でも素直にうれしいです。
今日は雨の中、船の中で聞いておりました。
大喜びしたのは言うまでもありません。
実に素敵な3週間でした。
メヒコに感謝し、キューバと韓国に敬意を表しながら、
この喜びを噛み締めたいものです。
ただ、業務として、プロ野球に関わる私が思うことがあります。
WBCの収穫は、日本の勝利だけではないのでしょう。
今回、われわれの中で呼び覚まされたのは、野球への愛着ではないでしょうか。
プロ野球だけでなく、高校野球もあります。
日本人は野球を「文化」として、ごく自然に受け止めてきた。
そんな素地があるからこそ、
今回、老若男女が一様に燃え上がったんでしょう。
私たちは野球が好きなんだ―
この国には、野球というかけがえのないものがあるんだ―
そんな風に、改めて感じるきっかけになったのが、
最も大きいと思いますね。
春のセンバツ、そしてセ・パの開幕と、
これから球音高らかな季節を迎えます。
最高のタイミングで、「春」がやってきますね。
こう撮られてるんだろうな、みたいな変な意識があるんじゃないかな?
って思いましたずら