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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

先輩

2006-01-05 18:54:29 | 日記・エッセイ・コラム

就職して今年で20年。060105_185721_m

たいしたことはやっちゃいないが、それでも多少はスキルを磨いてきた。

手取り足取り教えてもらうような業界ではなく、すべては見よう見まね。

基本的に不遜な人間なので、先達に敬意を払ってこなかった私である。

ただ、何人かは、「こいつはスゲエな」と思った人たちがいるのも確かだ。

そのうちの一人が、この極道風のお方である。060104_170121_m

仕事とは何か、を、よーく教えてもらった。

「俺らはプロやから…」

「知恵がないのは汗をかけ」

「泣きの涙の人間のためにやりよるんじゃ」

決して声高に語るわけではないのだが、この人の来し方をみていると「説得力」がある。

何せ、その迫力も含め、手練手管がスゴイ。一緒に仕事をするのが、ホント楽しかった。

なぜ、昔のことを書いてるかというと、

実は昨晩、このオヂさんと久しぶりに飲んだのだ。

かつてご一緒させてもらった「お仕事」を振り返りながら…。

実にデタラメかつ強引、そしてソウルフルな仕事ばかり。

「あの頃は、ホント面白かった。滅茶苦茶だったなあ」との結論に落ち着いた。

私の人生の中で、ここまで影響を受ける人物にはもう出会わないだろうなあ。

葬式では、私が弔辞を読んであげようと、勝手に決めている。