アラ・還世代のつぶやき

還暦後の楽しみ方あれこれ

四国逆うち遍路体験記-10(二日目)

2012-10-27 23:21:30 | 四国逆うち遍路旅
二日目は朝早くに起きて日の出を見に行きました。
旅館の近くの竜の浜で待機して絶好の朝日の遭遇!


公園に到着時にはまだ、月が残っています。


6時すぎには


◆第27番 神峯寺

バスをタクシーに乗り換えて、急な坂道を登り山門に到着。
岩崎弥太郎の母は、幕末のころ弥太郎の開運を祈願して、この急坂を登り、
二十一日の間二十キロ離れた井ノ口から神峯寺へ日参し大成したといわれています


土佐の名水「神峯の水」


不浄除けの仏さまであるうすさま明王がまつられていて、トイレの守護神です


◆第26番 金剛頂寺 

門前には、「弘法大師天狗問答」と刻まれた石が立っています


一粒万倍の釜
大師が炊いた米が一万倍に増え、人々を飢えから救ったという釜(3合3勺のお米を入れて炊いたところ、万倍にも増えたらしい)


◆第25番 津照寺

室津港を見下ろす小山の上にたたずむ123段の階段を上って山門があります


写経大師像 階段の途中にある、右手に写経を持った大師像


◆第24番 最御崎寺

立派な2層作りの仁王門


除夜の鐘で有名な鐘楼


空海の七不思議 くわずの芋(大師が欲しいと所望した芋を断ったため食べれない芋に成ってしまった)


◆第23番 薬王寺
23番からは阿波の国「発心の道場」へ

厄除けの寺として有名(女坂33段、男坂42段)


多宝塔の亀


●御厨人屈(みくろど)

室戸岬にある「日本の音風景100選」御厨人屈(みくろど)
この洞窟から見える風景は空と海のみで、ここから「空海」の法名を得たとされる場所で、是非来たかったところです




●高知県民ならだれもが知っているミレービスケットゲットしました
やめられない、止まらない味でした



四国逆うち遍路体験記-10(一日目)

2012-10-27 20:59:19 | 四国逆うち遍路旅
 秋晴れの中、四国逆打ちも10回目で30番~23番まで行ってきました。
土佐湾沿いの青い海と空をバスから眺めつつ、まっすぐに続く地平線を楽しみながらお参りしてきました。



◆第30番 善楽寺
 
百々山(どどざん) 善楽寺(ぜんらくじ)


梅見地蔵
脳の病気、目、鼻、耳等の病気平癒等で祈願に訪れる参詣者が多い


◆第29番 国分寺
土佐日記の作者、紀貫之(西暦868~945?年)が国司として4年間滞在した国府の地としても有名
金堂のこけら葺きは重要文化財


断酒を願いご利益を得たという酒断地蔵


松の枝が鳥の形に似ています(赤マルを良く見て・・・)


◆第28番 大日寺

釘を使わず木組みだけで造られた本堂


弘法大師が楠に薬師如来を刻まれ「爪彫薬師」として知られている


一日目4時30分終了。


四国逆うち遍路体験記-9(二日目)

2012-09-29 23:54:22 | 四国逆うち遍路旅
朝5時過ぎに起きて土佐湾からの日の出を見に行きましたが、雲が多くて残念なことに見れませんでした

朝6時前の空



◆33番 雪渓寺


法大師空海の開創の折は、真言宗の寺で高福寺と称したため、高福山 雪渓寺と書かれている


◆32番 禅師峰寺


土佐湾に向かって立つ十一面観音


鐘楼の横にある奇石・・・・海の満潮と合わせて水位が変化する




◆31番 竹林寺

学問の寺ともいわれ、日本三文殊のひとつ


四国遍路では珍しい五重塔(他は75番善通寺と86番志度寺)



高知と言えば有名な桂浜にもよりました。


阪本龍馬は、はるか太平洋の彼方を見つめています。




34番種間寺境内で採りたて新生姜を買いました。帰って早速佃煮を炊きました。

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四国逆うち遍路体験記-9(一日目)

2012-09-29 20:12:29 | 四国逆うち遍路旅
 久しぶりのブログ更新です。9月から今までと違う分野を勉強中で四苦八苦しています
また、最後まで修了できればご報告しますね。

さてさて、四国巡礼も9回目となり今回は36番~31番目までで、残り1/3になりました。今回は高知県の6ヵ寺です。


今回から食事のたびに食事作法(じきじさほう)があり、
感謝の心をもって、お食事をいただきました。

   一滴の水にも、天地の恵みを感じ 一粒の米にも、万民の労苦を思い ありがたく、頂きます。」

と食前に皆で唱えます。

◆36番 青龍寺

横綱 朝青龍のしこ名はこの寺からとったそうで、毎日本堂までの階段でトレーニングをしたそうです。


本堂前のご本尊波切り不動さんは暴風雨を鎮め、海上安全の守り神


33観音


◆35番 清滝寺

寺名の由来になった清滝


本堂前には高さ12mの薬師如来像があり、ご真言を唱えながらこの像の胎内くぐりをすれば、厄除けにご利益があるとされる。真っ暗の中を10メートルほど巡りました。


◆34番 種間寺



子育観音
このお寺には底が抜けた柄杓がたくさん奉納されている「子育て観音」があり、底なしの柄杓ほどに通りのよい安産のご利益があると言われている。



一日目無事終了。5時半土佐湾の目の前に位置する三陽荘にて、「塩鰹のたたき」と「天然温泉」を満喫

四国逆うち遍路体験記-8(二日目)

2012-08-10 21:51:33 | 四国逆うち遍路旅
二日目は朝5時に起きて日の出を見に岬へ
途中急に明るくなり


展望台まで間にあわず5時21分遊歩道の隙間から、太平洋の水平線から日の出を見ました!感激!

◆第38番金剛福寺

太平洋に面して建つ山門


広大な境内(3万6千坪)には色合いも様々な大きな岩がたくさん配置されている


大師亀と名付けられた大きな亀の石像(祈りながら頭を撫でるとご利益がある)


◆足摺岬の七不思議:足摺岬周辺には、弘法大師にまつわる不思議な伝説の場所がある
 
地獄の穴(穴に銭を落とすとチリンチリンと音がして落ちていく。金剛福寺の本堂のすぐ下まで通じてている)


他にゆるぎ石・亀呼場・弘法大師の爪書き石・大師一夜建立ならずの華表(とりい)・不増不滅の手水鉢・潮の満干の手洗鉢などで7つ以上ある

足摺岬は自殺の名所と言われるそうですが、こんな雄大な景色を見ていると人間なんて小さい存在だということに気づくはず・・・・Uターンしてね。


◆第37番岩本寺

山門の両脇には仁王像が


本堂には575枚の天井絵があり、マリリンモンローの絵もあるとか(分かりませんでした・・・)


ご本尊は5体・・・
不動明王、聖観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩の五仏。読経の時には5体全ての本尊真言を唱える


◆四万十川の伝統漁:柴漬漁(椎の木と竹を束ねた柴を一昼夜ほど川の中へ沈め、引き上げてウナギ、エビなどを獲る伝統漁法)


◆四万十川でたくさんいるアカメ・・・残念なことにとても「まずい」らしい


今回は足摺岬遊歩道や四万十川遊覧もあり、巡礼以外での四国の良さを再発見。
ホテルの露天風呂から見た足摺岬の景色も私の中で心に残る風景でした。