Hare's BAR

「待てば海路の日和あり」焦らず、あわてず、諦めず。

秋田県 小坂町へ

2018年11月03日 | Weblog
今日は文化の日。

ですが、文化とは程とおい私ですが、本日家にいられない事情があり、どこへ行くか思案していたところ、近くて遠い?、そして以前から行きたくてもなかなかその機会がなかった場所へ行くことにしました。

それが、小坂町です。

ここを選んだ理由は二つ。

一つは鹿角市で有名な「ホルモン」が食べられること。

もう一つは、日本最古の芝居小屋「康楽館」があること。


まず、ホルモンですが幸楽というお店が全国的にもかなり有名とのことだったので、ここを目指しました。






普段食べ慣れている「玉ホル」よりもみそ仕立ての分味が少し濃いかもしれませんが、これも病みつきになる味かもしれません。

食堂内には、芸能人の写真入り色紙が数多く飾られていて、中村勘三郎はじめ歌舞伎役者の人々や笑福亭鶴瓶江、珍しいところではスキージャンプの高梨沙羅の写真もありました。


そして、康楽館。





施設見学だけだと600円で劇場内を係の人から案内してもらえます。明治43年に小坂鉱山の作業員のための娯楽施設として建てられた芝居小屋とのことですが、当時のままの作りが現存していることは驚きです。

私はこの600円コースでしたが、今回は芝居の触りの15分を見させてもらいました。こうゆう趣のある建物でみる芝居もかなりいいものです。


そして、予定外の施設見学を



今回、ノーチェックでしたが、ほぼ同じ敷地内に「小坂鉱山事務所」というのがあって、洋館のまぁ立派な建物がありました。

正直言って、康楽館よりもこちらが一番感動しました。

かなり手直しされているようですが、それでも明治38年から平成9年までの長きにわたり使われていた建物のようで、今や事務所としても面影はありませんが、当時の隆盛をこの建物から伺い知ることができます。

今日はほぼ場当たり的に小坂町こに行きましたが、事前にリサーチしていけば見る目もかなり違っていたかもしれません。

今一度、行きたい場所です。