◆セカンドライフ◆ 恵那で楽しく田舎暮らし

串原は、国道無し・信号無し・コンビニ無しの限界集落
ここで見つけた古民家で、スローライフを始めました

七回忌

2010年02月07日 | 日常
昨日ここ知多半島で珍しく雪の積もった寒い日に

父の七回忌の法要がとり行われました

あれから、もう6年がたちました

縞アジの塩焼き
タラの白子
(料理はまだまだたくさんで、美味しかったですが欲望に負けて撮影を忘れました!)



現場で怪我をした父を病院に連れて行き

ついでに前から変だと言っていた、胃も診てもらうことになり

レントゲンを撮っただけで

付き添っていた、娘の私に告げられたのは

「胃の末期癌。もうどこに行っても、何をしても無駄でしょう」の宣告

それが12月25日。奇しくも神からの悲しいクリスマスプレゼントになってしまいました

それから2月16日に亡くなるまでの1ヶ月半

母にも、ましてや父本人にもホントのことを告げられず

妹と二人で演技を続けた1ヶ月半でもありました

その後の葬儀や会社を閉める手続きの他にも、大変な事がいっぱいあって

どん底の1年だった気がします

それでも、力をあわせてやってきました

6年たって、わたしたちを取り巻く環境もずいぶん変わりました

大変ながらも、ささやかな幸せを感じることができるようになってきたのは

ここ3年くらいでしょうか

母が今も元気で「楽しい」と毎日を過ごしてくれているのを見るのは

71で旅立った父に、いい土産話を届けるためにも嬉しいことです

「七回忌」で一つのくぎりがついたように思います

いつも、空から私たちを見守ってくれているだろう父へ

「いつもありがとう」と伝えました