Heal-log

つれづれなるままに。

あの金で何が買えたか。

2005年09月01日 | 読書
ゴールド免許になって、わずか10日。
営業車を返却するまで、残り3週間。

遂に、免許証に傷がついてしまった。

「油断」とは多分こういうことを言うのだろう。
いつもは気を付けている、高速道路の直線部分。
何気にスピードを出して、あろうことに、覆面を抜いてしまうなんて。

80km/h制限のところを、119km/hで走行。
39キロオーバーの減点3。反則金は¥35,000也。

「ああ、何てもったいない!」
そう思っていたら、こんな本を思い出した。



これは、日本のバブル崩壊後の金融機関や企業の負債額や、それに対して公的投入された資金で「何が買えるか」を計算してある一冊である。
かわいいイラスト入りで、読みやすいのだが、金額だけが桁外れだ。

例えば、
3261億円 シーガイア経営破綻 負債総額 で買える物

○プレステ2開発:200億円
○都道府県に100面ずつの芝のグラウンド:2021億円
○トルシエ級コーチが100人巡回:100億円
○坂本龍一オペラ製作:50億円
○おつり:890億円(!)

となるらしい。
個人的には、「おつり」が気になって仕方がないのだが。
890分の一で良いから、還元してほしいものだ。
いやいや、35,000円で良いから。


全然ケタ違いで情けなくなるけれど、今日の残りの時間は「もし35,000円あったら、何に使いますか?」といろんな人に聞いて回ってしまった。
こういう質問をすると、本当に十人十色な答えが返ってきて、面白い。

先輩は「出張用の鞄か靴」
同期は「ダイビング1回」
取引先の2人は「iPod」
友達は「お寿司を食べる」と「すき焼きを食べる」

変なところでは
「照明器具(何故それを思いつくか?)」
「水遊び(・・・)」
なんて答えもあって、反省するのも忘れ、結構笑ってしまった。

私だったら、何に使うのだろう。
何も買わず何も食わず、地道に旅行費用の足しにするから、戻ってきて欲しい。
ああ反省。

この間の温泉の料金は確か、31500円だった。

凹。