Heal-log

つれづれなるままに。

サイパン6日目。

2005年09月22日 | 
今日はダイビングの最終日。
予定では、初日に行ったアイスクリームと、魚の群れに会えるというディンプルに行く予定だったけれど、またまた変更。
海のご機嫌取りは、まことに難しいらしい。

「難民船」を思わせる船も、今日が最後。

一度もサングラスを外すことなく、結局顔がわからずじまいの船のお兄さん。
毎日やってくれた「救命胴衣の着け方」。
失敗した日もあったが、今日は無事成功。ちょっとホッとする。

一本目は「沈船」へ。
船が沈んでいるといっても、もう殆ど原型はとどめていない。
今日はそこでホワイトチップシャークに遭遇。
船の一部だったらしい、鉄板の下に潜んでいた。
その他は、アデヤカミノウミウシやキンチャクガニなどの、ちっちゃいヤツも沢山いて可愛かった。

水面休憩は、ボートをマニャガハ島の沖に停めてもらえた。
この島(無人島)に入るには、なにがしかの料金がかかるらしいので、ちょっとお得な気分。
水深も浅く、近くに根もあったので、シュノーケリングをして遊んだ。
ちょっと潜るだけで、お魚天国。
近づいても、ぜんぜん逃げない。
そんなこんなで、ずっと水中にいたので、これまでの努力虚しくかなり焼けた。

2本目はイーグルレイ・シティへ。
本当は冬場のポイントらしいのだが、今日はここで「これでもか」というほどのマダラトビエイを見ることができた。20枚ほどの群れが2つ。
何故か皆同じ方向を向いて、優雅に飛んでいた。
多少流れはあったのに、何とも涼しげに。

3本目。サイパン最後のダイブは、飽きずにグロットへ。
こうなると、階段のしんどさもなくなり、昇りで段数を数えることが出来るようになるから、たいしたもんだ。
ちなみに111段。下の4段は入れず、昇り始めの小さな段は含める。
行かれた方は是非お試しを。

この日の洞窟のブルーは3回で一番綺麗だった。
一番右から外に出て、外洋でまたアオウミガメに会う。
暫く漂ってから、戻る途中で、念願のナポレオンフィッシュにも遭遇。
とてもハッピーな気分で、再び洞窟の中に。
今度は、写真などで有名な左の穴から戻ることが出来たので、これまたゴキゲン。
ずっと後ろを振り返りながら帰ってきた。


今回お世話になった、シーショアの前で記念撮影。
スタッフの方々も、お客さんも、2頭のわんちゃんも、とても感じが良く、楽しいダイビングだった。多謝。


夕食は、これまで行けなかった「にんにくやグロット」へ(以前バッテラで酷い目に遭って以来、レギュをくわえる前の食事には気を遣っている)。


サラダから鶏肉からタコライスから、見事ににんにく。
さぞや臭かろうと思うのだが、本人たちは気付かないし、良かろうと盛大に食べた。

このお店のオーナーさんがダイバーということで、店内には水中の写真やダイビング雑誌が沢山置いてあった。
お客さんもダイバーが多いのだろう。そして私たちも。
食事をしながら、行ったポイントや行けなかったポイントの話をして、次回への宿題を新たにした。

サイパンも残り2日。
ちょっと淋しくなりつつ、明日のスパを楽しみにしつつ、荷物がスーツケースに収まるかを心配しつつ、家路に着いた。