( 淡路島あたりで見た瀬戸内の海です。京都への旅 いつもは夜行の高速バスですが 今回は昼間です。)
無事2泊3日の京都の旅から戻って来ました。強行軍でした。よく歩けたな~と自分自身が感心しています。その間に恐れて
いた地震が愛媛・高知で起こりました。震度6弱 友人の皆さんからお見舞いの電話など頂きましたが 肝心の本人は高知に
おらず 地震の起こったことも知らず 夜10時には就寝。知ったのは翌朝食事を取りながら見た朝のニュースでした・・??
予定したコースはまわれました。初日八坂神社から入り 知恩院でお墓参り。穴場の日向大神宮へタクシーで直行。ところが
タクシーの運転手さんが道を見失い ドンドン細い坂道になり 勘弁して欲しいと 白旗 !? 仕方なく落ち葉を踏みしめ
ながら歩きました。古く倭の五王の時代(西暦480年代)日向の高千穂の峯の神蹟を移して創建。天照大神等を祀る。観光
コースに入っていないせいか ひっそりとうら寂しい感じ?がする境内に 内宮・外宮の建物があります。
降りてくると そこは蹴上げのインクラインがあり 急に現世界へ戻った感じで観光客が溢れていました。ここは私の予備校
時代自転車で通った道 30円のラーメンを食べた思い出もあり 懐かしい所、更に地下鉄で山科へ。これまた思い出深い
毘沙門天 山科疏水と桜の道を歩きました。染井吉野は既に散っていましたが 太くなった桜の並木を見ながら散策。更に
勧修寺まで足を伸ばし 初夏を感じる道を歩きました。山吹 著莪(しゃが) 藤の花 八重のボタン桜 それに新緑と
多くの美しい草花に出会いました。
2日目は曇りながら 荷物を京都駅に置き 地下鉄で京都植物園へ。先日鹿の出没で話題となった開園100周年の植物園
ですが チューリップ ピンクのレンゲ 芝桜 オダマキ ポピー 紫花菜(ショカツサイ)赤白のマンサクや花水木等々
京都も多くの花が咲き 歓迎してくれた感じです。中でも様々な美しい石楠花(シャクナゲ)に出会えたことは大きな喜び。
そしてまだ散り際の桜も咲く鴨川の土手を歩きました。観光の定番とはいいながら多くの散策する人々が行き交い 黄色の
菜の花も色を添えてくれました。
近くのそば屋さんで鴨南蛮を食べ更に御所へ。市バスや地下鉄を乗り継いで名所巡り。以前からオーバーツーリズムが問題に
なっていますが まさにその現場に立ち会った感じで 狭いバスの車内 地元の高齢者の皆さんが大きな外国人の間を難儀
しながら出口に進む様子には同情しました。声をかけるのも言葉が通じず 運転手さんも何度も 入り口近くに固まらず中へ
進むように日本語で言いますが 仲々通じません・・。イ ライラしている運転手さんを見ていると正常な運転が出来るか
心配になりました・・。
まぁ 旅の中で出くわす色んなことがあります。 旅の思いでの数々 ひとまずこの位にして 次回にまわしましょう・・・。
四国の中央を流れる吉野川。 高速バスは高知 徳島 香川の高速道を回り 京都へ向かいます。
徳島に入ると 急に青空が見え 晴れてきました。 新緑の山や谷が美しい・・。
すっかり京都のシンボルになった 京都タワー。 ロウソクの形に見えますか ?
翌朝 京都八坂神社の参道。緑の木々が心地よい日陰を作っています。
円山公園の有名な枝垂れ桜も 花は散り 若葉が茂る新緑の季節です。
知恩院の納骨堂。 ここは永代供養の墓所です。外国の人が ここまで観光?に来てました。
京都のツツジも季節を迎えています。少し4,5日 高知より遅い感じがします。
京都には 花水木(はなみずき)の街路樹が多く 丁度満開の時期・・。
紅もあり 白もありますが いつの間にか 好きな花になりました・・。
知恩院の参道にも ボタンサクラが咲いています。染井吉野より一足遅く咲きます。
木香薔薇(もっっこうばら)も見事です。これから もっと花の数が増えそうです。
勧修寺にあった見事に咲いた薄いピンクの藤の花。 鉢植えの植木は普段撮らないのですが・・。
毘沙門天入り口にあった 最澄の言葉。時々見ますね。平安時代 比叡山延暦寺を建てた人です。