くらむぼんワイン(勝沼)から、七俵地カベルネソービニヨンが発売。
5000円(税込)です。
七俵地は、「しちひょうち」と読み、くらむぼんワインの敷地に隣接した畑の字からネーミング。
このワイン、久しぶりの一般発売です。
2007年、国産ワインコンクールの欧州系赤ワイン品種部門で金賞を受賞した時は、衝撃的でした。
その時は、3675円でした。
当時、国産のヨーロッパ品種の赤ワインでは、シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルローがトップでした。
海外の有名ワインコンテストで入賞を繰り返し、メルシャンの技術の高さが際立っていました。
シャトーメルシャンは1万円。
品質は高かったが、価格も高かった。
そこに3675円の地元の小さなワイナリーが金賞を受賞して、驚いたのです。
金賞受賞は4本あって、第1位が五一ワインのメルロー、第2位が七俵地、3位がシャトーメルシャンでした。
ワインを作った野沢たかひこ氏はまだ若く、天才出現だなあ、と感じました。
その天才が、その後、七俵地のカベルネの樹を切ってしまい、それも衝撃的でした。
味は良いのだが、色が出なくなったとの事でした。
そして、植え替えて、見事復活です。
酵母は、蔵付きの天然酵母、熱処理しないで、無濾過瓶詰、挑戦的なワインです。
気に入らないと、また樹を切ってしまいそうなので、気になる方、是非今購入をおすすめします。
くらむぼんワインは、以前「山梨ワイン」という社名でした。
宮沢賢治のやまなしの詩のなかの「くらむぼんは笑ったよ」から新しい社名が来ています。