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「デトロイト美術館展」大阪市立美術館2016.07.21

2016年07月23日 15時47分33秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ



         「美術館内で写真撮影が出来るなんて・・・」



          




フェルメールの「真珠の耳飾の少女」以来、あまりぱっとしない展が多かった中で、思い切った趣向をして、客寄せをしようとしている美術館、大阪市立美術館。






大阪市も財政難やらで、中之島に近代美術館の計画にこの大阪市立美術館が統合され、無くなるのではとも言われていましたが、なんとか存続しているみたいですね。


                    





          



そうゆう意味では、デトロイト美術館も財政難にあえぎ、売却まで検討されたとかで、苦しい美術館経営は、大阪市も似ているみたいであります。





                    





                    





                    







          「デトロイト美術館展」プロモーションビデオ(2分8秒)






もともと大阪人は、銭にならない事は興味が薄いので、美術館数でも全国46位という低さで、博物館でも47位であります。
たこ焼き文化は、芸術に関心がない・・・



ちょっとでも、客を呼び込みたい趣向が写真撮影解禁であります。
ネットで拡散して、呼び込みにつなげたいのが狙いですね。
一部の絵は、ネット公開がダメな物もあります。



外国では、多くは、写真撮影や、スケッチする小学生なんかもいて自由なんですが、日本は、何かと心配性で、規制が多かったんですね。


新たな試みでいいんじゃないでしょうか?


しかし、ちょっと初めてなもんで、ドキドキ感がありますが、多くの方が、携帯やスマホ、デジカメと、美術館内が撮影会場になっていますね。



中には、本格的な一眼レフの方もいて、あっちこっちで、カシャカシャと音が鳴り響いております。



もうこれは、絵を鑑賞するっという雰囲気ではないですね。
いつも、係りの人が、椅子に座ってキョロキョロするくらいですが、もう座っている暇がないくらい神経をとがらせて監視してますね・・・お気の毒に・・・



中には、フラッシュを焚く人もいて、すぐさま飛んで行って注意してますね。
私も、動画を廻していたら、ダメですっと注意されました。



カメラを絵に近づける人もいて、ガラスが入っていないので、当たれば大変な事になります。



たぶん、監視の人もヒヤヒヤもんでしょうね。
一応、火、水、木の平日空いている週3日間だけ、8月中までの限定であります。



土日は、混雑して、万一の事を考えたんでしょうね。
中には、撮影の事を知らないで、来られた人は、異様な雰囲気に、係りの人に詰め寄ってましたね。



たしかに、じっくり、ゆっくり鑑賞出来る雰囲気ではないので、取りあえず、先に写真を撮って、また、最初のコーナーに戻って、今度は、ゆっくり観るという2周鑑賞方式にしました。



やはり、私と同じ気持ちの人も多いのか、最終コーナーから戻る人もチラホラと見かけました。



写真撮影のお勧め時間帯は、17時閉館なので、16時代が、比較的人も少なく楽に撮影が出来そうです。



先に鑑賞して、めぼしい絵を覚えといて、16時代から、ゆっくりと撮影するのがベターかもしれません。



ちなみに、図録やポストカードなどを売っている売店は、16時45分で終わりなので、その処も計算に入れて鑑賞するのがいいでしょう。




第1章から4章までであります。


                    






大阪展は、来館者の挨拶代わりにお迎え用として、ルノワールの息子のジャンの絵で「白い服の道化師」を持ってきたそうであります。


                    





                    


今年は、ルノワールは結構観たので、なんか、個人的にお馴染みになってしまい、安心感みたいな物を感じますね。






                    


   けっして、あなたの目が悪くなったわけではありません・・・ピンボケです。
   すみません、なんとか読めるでしょう?・・かしら



                    





                    


クールベは、荒い波を描いた絵を思い出しますが、浴女的なのも描きはるんですね。





                    






                    





この絵、観た事ある・・・比叡山のガーデンミュージアムの陶板で観た事がありました。


                    





ピサロの牧歌的な絵がいいですね。
この二人は、何を話しているのか、ちょっと気になりますね。
こうゆう絵、心が和みますね・・・



                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    






誰もがちょっと気になるこの絵・・・「三つの髑髏」
説明文がないんですよね・・・どうも、晩年にヴァニスタも描いているみたいですね。



この絵の他、ドクロを扱った「積み重ねた骸骨」などあるみたいですね。
詳しくは、よく知りませんが、ヴァニスタ、寓意的な静物画のジャンルだそうで、人生の虚しさの寓意で、骸骨などをモチーフにして表現するそうであります。



                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    






                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    





                    






抽象画は、とんとわかりません・・・でも、ピカソは興味深い物もありました。
写真は撮れるんですが、アップ出来ないそうなので、実物をご賞味くださいませ。



豊田展は終わって、大阪が現在やっており、秋には東京であります。
なぜか一般入場料が、豊田展は\1,400 大阪で\1,500 、東京で1,600と値段が違うのは、なんなんでしょうね?・・土地価格に比例?


さきの豊田展で8万人以上。
大阪展では、8月19日で来館者10万人を超えたそうであります。


大阪市立美術館では、上々の数字でしょう。
過去の2000年のフェルメール展では、約59万人と大盛況でありましたが、たぶんこの美術館では歴代トップ?かもしれません。


とはいっても、昨年2015年では、東京都美術館「モネ展」がトップで76万人、国立新美術館の「ルーブル美術館展」で66万人、同じ展で京都市美術館で45万人と大きく差を付けられております。


まぁ、デトロイト展だけでは、ちょっとインパクトにかけて、写真撮影がなかったら、もっと下回っていた事でしょう。



秋の東京展では、30万から40万は行くかもしれませんね・・・・





















          
          「デトロイト美術館展」オフィシャルサイト



             「大阪市立美術館展」HP



                  「関西テレビ デトロイト展CM動画(1分15秒)」
  




      このブログ内の写真をスライドショーにしてみました。(5分9秒)




「デトロイト美術館展(大阪市立美術館)」スライドショー2016.07.21(5分9秒)

     
       


          「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス











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