二ヶ月に一度、診療所で血圧の薬を貰いに行った帰りに、いつもの散歩に出掛けました。
毎日連暑で、涼しい所に行こうと思い、比叡山に行く事にしました。
「市街地よりも5~6℃涼しい 天然のクーラー、夏は比叡山」というパンフレットを駅で見かけたからでありました。
YouTubeに動画をアップしております。
「ガーデンミュージアム比叡」だけの動画は、
YouTube「ガーデンミュージアム比叡(10分17秒)」
こちらは、叡電からガーデンミュージアム比叡までの一連の動画をまとめてある物です。
YouTube「叡電、ケーブル、ロープウェイ、延暦寺、ガーデンミュージアム比叡(12分41秒)」
診療所から歩いて阪急「摂津市」駅まで行き、終点「河原町」駅で下車、歩いて四条大橋を渡れば京阪「祇園四条」駅に着きます。
京阪で終点「出町柳」駅で下車、叡山電車に乗り換えます。
叡山電車、通称「叡電(エイデン)」は、ここ出町柳駅から出ており、比叡山方面と鞍馬山方面に分かれております。
終点の「八瀬比叡山口」駅まで行くのでありますが、普通に切符を買うより、セットになっているチケットがお得なので、この駅で購入致しました。
この叡電、ケーブルカー、ロープウエイの往復切符と陶板画のある「ガーデンミュージアム比叡」の入場引換券がセットになって¥2300です。
延暦寺に行く場合は、「ガーデンミュージアム比叡」の代わりに、参拝チケットとシャトルバスチケット付きのセット券もあるそうでございます。
私は、10年前くらいに一度来た事があるこの「ガーデンミュージアム比叡」の方へ久々に行く事に致しました。
ここから歩いて4,5分の所に「ケーブル八瀬」駅に着きます。
この叡山ケーブルは、延長1300mあり、標高差561mは、日本一だそうです。
所要時間は9分であります。
この駅からロープウェイの駅へは、目と鼻の先にあります。
パンフによると、ケーブルは1925年に京都電燈が「叡山鋼索線」として開業し、ロープウェイは、1928年に「比叡山空中ケーブル」として開業をしたそうであります。
ただし、現在の位置とは違う位置に駅があったそうで、現在のルートになったのは、1956年だそうであります。
意外と歴史があるんですね。
所要時間は、3分です。
高い所が好きな私にとって、景色は最高であります。
特に、鞍馬山方面の山深さは、奈良の吉野や大台ケ原のような雄大な山々に見えます。
この「比叡山頂」駅の目の前が、「ガーデンミュージアム比叡」であります。
時間は、午後2時前、ちょっと欲を出して、延暦寺の根本中堂だけでも行ってみようと思いました。
「ガーデンミュジアム比叡」の受付で聞くと、歩いて5分くらいの所にバス停があり、「延暦寺バスセンター」まで所要6分くらいだと言っておられました。
歩くと3,40分かかるそうで、時間があまりないのでバスに致しました。
シャトルバスが出ており、¥160でありました。
ちなみに、スルットカンサイ(プリペイドカード)が使えました。
案内板がありましたので、ちょっと手を加えて、今まで来た道のりを示してみました。
ちょっとここでドジってしまいました。
ここで参拝チケットを購入致します・
「諸堂巡拝券」っと言って550円であります。
延暦寺とは、この比叡山中にある150の堂塔の総称で、一つのお寺の名称ではないんですね。
大まかに「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアに分かれており、この巡拝券で参拝出来るというものらしいです。
シャトルバスが、巡回しておりますのでそれに乗って行くのもいいでしょうね。
私は、時間があまりないので「根本中堂」だけでも見る為に、急ぎながら歩いてまいりました。
「根本中堂」は最澄が、自ら薬師如来像を彫り、本尊としてこの根本中堂へ納め788年一乗観院を開いた所でもあります。
ただし、この薬師如来像が見られるのは特別開帳時だけで、そのかわりに「お前立ち」という本尊を写した像が拝めるという事であります。
先ほどのドジったと言ったお話でありますが、この大講堂を「根本中堂」と間違えたんですね。
バスの時間も気になってか、情けない事であります。
この奥に、「根本中堂」があるみたいです。
この大講堂の中には、法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、道元(曹洞宗)、栄西(臨済宗)、日蓮(日蓮宗)などそうそうたるメンバーの絵がデッカク飾ってありました。
そう、ここはあらゆる仏教の道場であり、総合大学みたいなものだそうであります。
最澄は、遣唐使として中国に渡り、8ケ月天台宗を学び、そして日本に持ち帰り、ここ生まれ故郷の比叡で開宗したんですね。
当時奈良仏教が主流だった時代、最澄は、奈良でしか具足戒が授からなかったものをここ比叡山でも授けられるように朝廷に願い出たんでありますが、奈良の仏教会から猛反発を喰らい、許可がおりたのは皮肉にも最澄が亡くなって7日後だったそうであります。
テレビ番組のうけうり情報でございます。
織田信長が、焼き討ちにしたくらいしかあまり興味もなかったんですが、このテレビ番組を見て、もう一度、ゆっくりと廻ってみようと思いました。
でも、最澄の手彫りの薬師如来像、見たいですよね。
特別開帳っていつなんでしょうね・・・・
一般人は見れないとか・・・・?
急ぎ、バスで「ガーデンミュジアム比叡」に戻り、中へ入りました。
入口は、この「ローズゲイト」と観光バスの駐車場からの入口、「プロヴァンスゲート」の二箇所であります。
「家族の集まり」
フレデリック・バジール作
1873年 オルセー美術館
「昼食」
クロード・モネ作
1873年 オルセー美術館
「庭のカミーユ・モネと息子」
クロード・モネ作
1875年 ボストン美術館
「クールブヴォワの橋」
ジョルジュ・スーラ作
1886年 コートールド・ギャラリー(ロンドン)
「果樹園の家族」
テオ・ヴァン・レイセルベルグ作
1890年 クレラ=ミュラー美術館(オッテルロー)
「プティ・ジュンヌヴィリエールの庭の薔薇」
ギュスターブ・カイユボット作
1886年 個人所有
「アルジャントゥイユの橋」
クロード・モネ作
1874年 オルセー美術館
「セーヌ川の舟遊び」
オーギュスト・ルノワール作
1879年 ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
「ラングロワの橋」
フィンセント・ファン・ゴッホ作
1888年 クレラー=ミュラー美術館(オッテルロー)
この「花の庭」は、モネがジヴェルニーの自宅に造った庭園の再現だそうであります。
「ヴェトゥイユのモネの庭」
クロード・モネ作
1880年 ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
「じょうろを持つ少女」
オーギュスト・ルノワール作
1876年 ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
この「花の庭」から見える建物が「展望塔」であります。
この展望塔から、360度グルーっと景色が見渡せます。
琵琶湖や大原、鞍馬山などパノラマで観れるのは圧巻であります。
この塔は、昭和30年代に建てられた古い建物なんだそうですが、この「ガーデンミュージアム」が10年ほど前にオープンした事を考えると、以前からあったという事なんでしょうね。
この塔の窓が開いていて、涼しい風が心地よいであります。
これが天然のクーラーと云う事なんでしょうね。
「展望塔」の横にショップがあり、買うつもりではなかったのですが、ちょっと気に入った物が見つかってしまい、買ってしまいました。
「ソープディッシュ」石鹸入れであります。
中に液体が入っており、その中に造花が入ってゆらゆらと動くという物で、¥609円と安く、私の家ではにつかわないと思いながら買ってしまいました。
よく売れているせいか在庫切れで、現品を買ってしまいました。
そして、これが一番魅入った物で、舞妓さんや五重塔、大文字などの絵がロウソクの火でゆらゆらと動いているんですね。
なかなかオツなもんでしょう。
これが「京都シルエットグラス」と言って、¥840円とこれも安い商品で眺めていると時間を忘れてしまいそうであります。
このショップの隣に「印象派ガイダンスシアター」があり、モネなどの印象派たちを解説しております。
そしてモネのロボットとモネの代表的な作品がありました。
「サ・ラザール駅」
クロード・モネ作
1877年 オルセー美術館
「サン=タドレスのテラス」
クロード・モネ作
1867年 メトロポリタン美術館
「日の出」
クロード・モネ作
1872~73年 マルモッタン美術館
「散歩道、日傘の女」
クロード・モネ作
1875年 ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
モネが日本に憧れを抱いていたのは、よく知られている事ですが、自分の庭に「睡蓮の庭」を造るほどの入れ込みようだったんですね。
自分自身も庭師だった事もあったからでしょうね。
睡蓮の絵だけでも百点以上は描いてるんじゃないでしょうか?
印象派たちのテーマの光の変化をどう描こうかと模索していたんでしょうね。
日本の太鼓橋まである庭であります。
それをここで再現したというものだそうでございます。
「ひなげし」
クロード・モネ作
1873年 オルセー美術館
「パラソルをさした女」
オーギュスト・ルノワール作
1873年 ティッセン=ボルネミッサ美術館(マドリード)
「草原の坂道」
オーギュスト・ルノワール作
1875年 オルセー美術館
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
オーギュスト・ルノワール作
1876年 オルセー美術館
誰もが知っていて、超人気の絵画で、私もルノワールでは、一番好きな絵であります。
本物が観たい!!
そしてこの絵も好きですね。
「田舎のダンス」
オーギュスト・ルノワール作
1882~83年 オルセー美術館
この女性は、後にルノワールの奥さんになったアリーヌ・シャリゴである事は、誰でも知っている事でしょう。
そして、たしか10年前にここにあったと思ったんですが、「都会のダンス」があるんですね。
こちらもすごく、あのユトリロの母のシュザンヌ・ヴァラドンである事は周知の事ですよね。
ルノワールの絵の女性はポッチャリ系が多いので、このアリーヌ・シャリゴを奥さんにしたのもうなずける気がしますよね。
ルノワールも日本びいきで日本の着物や扇子などのアイテムが描かれている作品も多いですね。
「テュイルリーの音楽会」
エドゥワール・マネ作
1862年 ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
「庭の女たち」
クロード・モネ作
1866年 オルセー美術館
「草上の昼食」
クロード・モネ作
プーシキン美術館(モスクワ)
帰りのケーブルカーで、ちょっと気づいたんですが、運転手が居るんですよね。
ロープウェイでは無人なのに、このケーブルカーもケーブルで引っ張っているだけだと思うのですが、無人でもいいような気がしますね。
女性の運転手さんで、前にハンドルみたいな物があるんですが、別に手をかけている様子ではないんですね。
実は、車などの操縦するハンドルではなく、ケーブルカーの留め置き時に使用するハンドブレーキなんだそうであります。
運転手さんだと思っていたのも、車掌さんみたいですね。
だから、バスガイドさんみたいに、この比叡山の案内をされておりました。
・・・っという事で、これで終わりであります。
ここの絵は、陶板画でありますが、1000点以上もある陶板画を観れる美術館をご存知でしょうか?
徳島県にある「大塚国際美術館」であります。
モナリザを始め、ピカソのゲルニカなど、有名画がほとんど揃って観れるというもので、私も10年くらい前に一度行った事があるんですが、朝9時半から観始めて、閉館までいましたね。
それでも、時間が足らないくらい、たっぷりと観れる美術館であります。
しかも、陶板なので、自由に写真も撮れて、モナリザといっしょに写せるのも魅力の一つであります。
「大塚国際美術館」
そして、今回行った「ガーデンミュージアム比叡」のHPです。
「ガーデンミュージアム比叡」
以下資料として各パンフのコピーを載せておきます。
今回の万歩計歩数は、16860歩、6740m、506.1kcalでありました。
経費は、JR\550 阪急電車\360 京阪電車\670 京阪バス\320
セット券\2,300(叡電+ケーブルカー+ロープウェイの往復乗車券+ガーデンミュージアム入園引換券) 延暦寺参拝券\550 ショップでの買い物\1,449で合計\6,199でありました。
診察料や薬代は、今回から省きました。
「ぶらり散歩」履歴インデックス
毎日連暑で、涼しい所に行こうと思い、比叡山に行く事にしました。
「市街地よりも5~6℃涼しい 天然のクーラー、夏は比叡山」というパンフレットを駅で見かけたからでありました。
YouTubeに動画をアップしております。
「ガーデンミュージアム比叡」だけの動画は、
YouTube「ガーデンミュージアム比叡(10分17秒)」
こちらは、叡電からガーデンミュージアム比叡までの一連の動画をまとめてある物です。
YouTube「叡電、ケーブル、ロープウェイ、延暦寺、ガーデンミュージアム比叡(12分41秒)」
診療所から歩いて阪急「摂津市」駅まで行き、終点「河原町」駅で下車、歩いて四条大橋を渡れば京阪「祇園四条」駅に着きます。
京阪で終点「出町柳」駅で下車、叡山電車に乗り換えます。
叡山電車、通称「叡電(エイデン)」は、ここ出町柳駅から出ており、比叡山方面と鞍馬山方面に分かれております。
終点の「八瀬比叡山口」駅まで行くのでありますが、普通に切符を買うより、セットになっているチケットがお得なので、この駅で購入致しました。
この叡電、ケーブルカー、ロープウエイの往復切符と陶板画のある「ガーデンミュージアム比叡」の入場引換券がセットになって¥2300です。
延暦寺に行く場合は、「ガーデンミュージアム比叡」の代わりに、参拝チケットとシャトルバスチケット付きのセット券もあるそうでございます。
私は、10年前くらいに一度来た事があるこの「ガーデンミュージアム比叡」の方へ久々に行く事に致しました。
ここから歩いて4,5分の所に「ケーブル八瀬」駅に着きます。
この叡山ケーブルは、延長1300mあり、標高差561mは、日本一だそうです。
所要時間は9分であります。
この駅からロープウェイの駅へは、目と鼻の先にあります。
パンフによると、ケーブルは1925年に京都電燈が「叡山鋼索線」として開業し、ロープウェイは、1928年に「比叡山空中ケーブル」として開業をしたそうであります。
ただし、現在の位置とは違う位置に駅があったそうで、現在のルートになったのは、1956年だそうであります。
意外と歴史があるんですね。
所要時間は、3分です。
高い所が好きな私にとって、景色は最高であります。
特に、鞍馬山方面の山深さは、奈良の吉野や大台ケ原のような雄大な山々に見えます。
この「比叡山頂」駅の目の前が、「ガーデンミュージアム比叡」であります。
時間は、午後2時前、ちょっと欲を出して、延暦寺の根本中堂だけでも行ってみようと思いました。
「ガーデンミュジアム比叡」の受付で聞くと、歩いて5分くらいの所にバス停があり、「延暦寺バスセンター」まで所要6分くらいだと言っておられました。
歩くと3,40分かかるそうで、時間があまりないのでバスに致しました。
シャトルバスが出ており、¥160でありました。
ちなみに、スルットカンサイ(プリペイドカード)が使えました。
案内板がありましたので、ちょっと手を加えて、今まで来た道のりを示してみました。
ちょっとここでドジってしまいました。
ここで参拝チケットを購入致します・
「諸堂巡拝券」っと言って550円であります。
延暦寺とは、この比叡山中にある150の堂塔の総称で、一つのお寺の名称ではないんですね。
大まかに「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアに分かれており、この巡拝券で参拝出来るというものらしいです。
シャトルバスが、巡回しておりますのでそれに乗って行くのもいいでしょうね。
私は、時間があまりないので「根本中堂」だけでも見る為に、急ぎながら歩いてまいりました。
「根本中堂」は最澄が、自ら薬師如来像を彫り、本尊としてこの根本中堂へ納め788年一乗観院を開いた所でもあります。
ただし、この薬師如来像が見られるのは特別開帳時だけで、そのかわりに「お前立ち」という本尊を写した像が拝めるという事であります。
先ほどのドジったと言ったお話でありますが、この大講堂を「根本中堂」と間違えたんですね。
バスの時間も気になってか、情けない事であります。
この奥に、「根本中堂」があるみたいです。
この大講堂の中には、法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、道元(曹洞宗)、栄西(臨済宗)、日蓮(日蓮宗)などそうそうたるメンバーの絵がデッカク飾ってありました。
そう、ここはあらゆる仏教の道場であり、総合大学みたいなものだそうであります。
最澄は、遣唐使として中国に渡り、8ケ月天台宗を学び、そして日本に持ち帰り、ここ生まれ故郷の比叡で開宗したんですね。
当時奈良仏教が主流だった時代、最澄は、奈良でしか具足戒が授からなかったものをここ比叡山でも授けられるように朝廷に願い出たんでありますが、奈良の仏教会から猛反発を喰らい、許可がおりたのは皮肉にも最澄が亡くなって7日後だったそうであります。
テレビ番組のうけうり情報でございます。
織田信長が、焼き討ちにしたくらいしかあまり興味もなかったんですが、このテレビ番組を見て、もう一度、ゆっくりと廻ってみようと思いました。
でも、最澄の手彫りの薬師如来像、見たいですよね。
特別開帳っていつなんでしょうね・・・・
一般人は見れないとか・・・・?
急ぎ、バスで「ガーデンミュジアム比叡」に戻り、中へ入りました。
入口は、この「ローズゲイト」と観光バスの駐車場からの入口、「プロヴァンスゲート」の二箇所であります。
「家族の集まり」
フレデリック・バジール作
1873年 オルセー美術館
「昼食」
クロード・モネ作
1873年 オルセー美術館
「庭のカミーユ・モネと息子」
クロード・モネ作
1875年 ボストン美術館
「クールブヴォワの橋」
ジョルジュ・スーラ作
1886年 コートールド・ギャラリー(ロンドン)
「果樹園の家族」
テオ・ヴァン・レイセルベルグ作
1890年 クレラ=ミュラー美術館(オッテルロー)
「プティ・ジュンヌヴィリエールの庭の薔薇」
ギュスターブ・カイユボット作
1886年 個人所有
「アルジャントゥイユの橋」
クロード・モネ作
1874年 オルセー美術館
「セーヌ川の舟遊び」
オーギュスト・ルノワール作
1879年 ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
「ラングロワの橋」
フィンセント・ファン・ゴッホ作
1888年 クレラー=ミュラー美術館(オッテルロー)
この「花の庭」は、モネがジヴェルニーの自宅に造った庭園の再現だそうであります。
「ヴェトゥイユのモネの庭」
クロード・モネ作
1880年 ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
「じょうろを持つ少女」
オーギュスト・ルノワール作
1876年 ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
この「花の庭」から見える建物が「展望塔」であります。
この展望塔から、360度グルーっと景色が見渡せます。
琵琶湖や大原、鞍馬山などパノラマで観れるのは圧巻であります。
この塔は、昭和30年代に建てられた古い建物なんだそうですが、この「ガーデンミュージアム」が10年ほど前にオープンした事を考えると、以前からあったという事なんでしょうね。
この塔の窓が開いていて、涼しい風が心地よいであります。
これが天然のクーラーと云う事なんでしょうね。
「展望塔」の横にショップがあり、買うつもりではなかったのですが、ちょっと気に入った物が見つかってしまい、買ってしまいました。
「ソープディッシュ」石鹸入れであります。
中に液体が入っており、その中に造花が入ってゆらゆらと動くという物で、¥609円と安く、私の家ではにつかわないと思いながら買ってしまいました。
よく売れているせいか在庫切れで、現品を買ってしまいました。
そして、これが一番魅入った物で、舞妓さんや五重塔、大文字などの絵がロウソクの火でゆらゆらと動いているんですね。
なかなかオツなもんでしょう。
これが「京都シルエットグラス」と言って、¥840円とこれも安い商品で眺めていると時間を忘れてしまいそうであります。
このショップの隣に「印象派ガイダンスシアター」があり、モネなどの印象派たちを解説しております。
そしてモネのロボットとモネの代表的な作品がありました。
「サ・ラザール駅」
クロード・モネ作
1877年 オルセー美術館
「サン=タドレスのテラス」
クロード・モネ作
1867年 メトロポリタン美術館
「日の出」
クロード・モネ作
1872~73年 マルモッタン美術館
「散歩道、日傘の女」
クロード・モネ作
1875年 ナショナル・ギャラリー(ワシントン)
モネが日本に憧れを抱いていたのは、よく知られている事ですが、自分の庭に「睡蓮の庭」を造るほどの入れ込みようだったんですね。
自分自身も庭師だった事もあったからでしょうね。
睡蓮の絵だけでも百点以上は描いてるんじゃないでしょうか?
印象派たちのテーマの光の変化をどう描こうかと模索していたんでしょうね。
日本の太鼓橋まである庭であります。
それをここで再現したというものだそうでございます。
「ひなげし」
クロード・モネ作
1873年 オルセー美術館
「パラソルをさした女」
オーギュスト・ルノワール作
1873年 ティッセン=ボルネミッサ美術館(マドリード)
「草原の坂道」
オーギュスト・ルノワール作
1875年 オルセー美術館
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
オーギュスト・ルノワール作
1876年 オルセー美術館
誰もが知っていて、超人気の絵画で、私もルノワールでは、一番好きな絵であります。
本物が観たい!!
そしてこの絵も好きですね。
「田舎のダンス」
オーギュスト・ルノワール作
1882~83年 オルセー美術館
この女性は、後にルノワールの奥さんになったアリーヌ・シャリゴである事は、誰でも知っている事でしょう。
そして、たしか10年前にここにあったと思ったんですが、「都会のダンス」があるんですね。
こちらもすごく、あのユトリロの母のシュザンヌ・ヴァラドンである事は周知の事ですよね。
ルノワールの絵の女性はポッチャリ系が多いので、このアリーヌ・シャリゴを奥さんにしたのもうなずける気がしますよね。
ルノワールも日本びいきで日本の着物や扇子などのアイテムが描かれている作品も多いですね。
「テュイルリーの音楽会」
エドゥワール・マネ作
1862年 ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
「庭の女たち」
クロード・モネ作
1866年 オルセー美術館
「草上の昼食」
クロード・モネ作
プーシキン美術館(モスクワ)
帰りのケーブルカーで、ちょっと気づいたんですが、運転手が居るんですよね。
ロープウェイでは無人なのに、このケーブルカーもケーブルで引っ張っているだけだと思うのですが、無人でもいいような気がしますね。
女性の運転手さんで、前にハンドルみたいな物があるんですが、別に手をかけている様子ではないんですね。
実は、車などの操縦するハンドルではなく、ケーブルカーの留め置き時に使用するハンドブレーキなんだそうであります。
運転手さんだと思っていたのも、車掌さんみたいですね。
だから、バスガイドさんみたいに、この比叡山の案内をされておりました。
・・・っという事で、これで終わりであります。
ここの絵は、陶板画でありますが、1000点以上もある陶板画を観れる美術館をご存知でしょうか?
徳島県にある「大塚国際美術館」であります。
モナリザを始め、ピカソのゲルニカなど、有名画がほとんど揃って観れるというもので、私も10年くらい前に一度行った事があるんですが、朝9時半から観始めて、閉館までいましたね。
それでも、時間が足らないくらい、たっぷりと観れる美術館であります。
しかも、陶板なので、自由に写真も撮れて、モナリザといっしょに写せるのも魅力の一つであります。
「大塚国際美術館」
そして、今回行った「ガーデンミュージアム比叡」のHPです。
「ガーデンミュージアム比叡」
以下資料として各パンフのコピーを載せておきます。
今回の万歩計歩数は、16860歩、6740m、506.1kcalでありました。
経費は、JR\550 阪急電車\360 京阪電車\670 京阪バス\320
セット券\2,300(叡電+ケーブルカー+ロープウェイの往復乗車券+ガーデンミュージアム入園引換券) 延暦寺参拝券\550 ショップでの買い物\1,449で合計\6,199でありました。
診察料や薬代は、今回から省きました。
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