「整理券を求めて、朝早くから並びました・・」
前日8時過ぎまでスカイツリーにおりまして、ホテル浅草に着いたのは、9時頃。
翌日朝、このホテルを6時に出発を致しました。
朝早く出発したのは、赤坂離宮の当日券の整理券を貰いに行くためです。
6月は、この日が公開最終日なので混雑が予想されると思ったからです。
ホテル前のつくばエキスプレスで秋葉原に行き、JRへ乗り換え四ツ谷まで行きます。
四ツ谷で降りたら、小雨が降ってました。
リュックにノートPCとルノワール展の図録が入っているので、雨の中これを持って並ぶのは、ちょとしんどいので、駅ロッカーに入れ傘だけで、赤坂離宮に向かいました。
楽チンであります。
10分も歩いてないと思うのですが、お目当ての赤坂離宮が見えてきました。
時間は6時半頃、朝早くから太極拳をやってらっしゃる人たちがいました。
奥の方に、数人が並んでいる列を見つけました。
聞いてみると、整理券待ちという事で、ここがそうであります。
5,6人程度ですが、でも配布が8時なので、6時代から並らんでいるんですね。
まだ1時間半ほどあります・・・雨も降って来るし・・・
徐々に人も増えて、1時間後の7時40分頃から、係りの人が数人、配布準備にかかり始めました。
それでも数十人程度、並ぶ人の列で、意外と少ないのに驚きましたね。
もっと、ゆっくり来ても充分間に合うんだと思うと、ちょっと読みが失敗したかな?
7時50分頃、配布が始まりました。
8時頃来ても、全然間に合うくらいですね・・・やっぱり、雨のせいかな?
10時から入場なので、まだ2時間ほどあります。
10時から4時までの間に入ればいいので、先にもう一か所行きたい所に行く事にしました。
「四ツ谷」からJRで一駅先にあります「市ヶ谷」に行きたいと思います。
靖国神社で、その中に「遊就館」っという所に、零戦があるという事なので観に行きたいと思います。
「零戦展示 (遊就館)」靖国神社 2016.06.21.
(靖国神社から戻って来た所から始まります)
12時半頃に戻って来たら、まだ整理券を渡している処でした。
2時の分だとか言ってましたが、何回か分けて整理券を渡しているのでしょうか?
よくわかりません・・・
西門から入ると、まずは荷物チェックであります。
空港にある様な機械に通してのチェック・・・厳重です。
終われば近くの自販機でチケットを買います。
音声ガイドが、\200で貸りられ、それを持って中へ入ります。
順路としては、「彩鸞(さいらん)の間」から、見学が始まり全部で4つの部屋が鑑賞出来るという事です。
残念ながら写真撮影がダメなので、HPからの写真を引用しております。
各部屋に係りの人がおり、携帯で時刻でも見ようものなら飛んで来て、注意を受けます。
まず第一印象は、ゴージャス?、どこもかしこも金・・金・・・ドアの取っても金・・
何から何まで金尽くし・・・金自体が、権力、栄華の象徴?・・豊臣秀吉も金の茶室など金ピカでしたね。
庶民では、ちょっと考えられないけど、夢物語のようなカンジにさせてくれます。
西洋人のベルサイユ宮殿だったら、わからないでもないですが、日本人には・・・どうなんでしょうね・・・でも、日本人らしく日本の風物を西洋文化と融合させていると云うカンジなんでしょうね。
「彩鸞の間」の架空の霊鳥だそうで、この間で条約協定の調印や国賓の謁見、テレビなどのインタビューなんかもするそうであります。
次の部屋は、「花鳥の間」で饗宴の間とも呼ばれ、公式晩餐会が催され、130名ほどが入れるそうであります。
天井やに36枚の花鳥画が描かれており、壁には七宝焼でも描かれています。
次は朝日の間に行く手前に、なんと小磯良平の絵が2枚、両サイドにありました。
そして、「朝日の間」は、天井に「朝日を背にした女神オーラ」の絵が描かれております。
そして、最後は「羽衣の間」は首脳会談などに使われるそうであります。
それぞれの部屋に解説員の方もおられて、自由に質問が出来ます。
庶民には、日本で、生で、このような部屋を目にする事は、まずない・・・・映画のセットのようなカンジがしますね。
でも、全てホンモノ・・・キンキラキンで眩しいかぎりですね。
ゲスな勘ぐりで・・・全部でおいくらなのかしら?・・・・
全部、庶民の税金・・・で、・・・いやいやそうゆう問題ではないですよね。
まぁ、これだけのも、メンテナンスの費用もハンパじゃないでしょうけどね。
一番目立ちやすい純白が、年代物にもかかわらず、全然くすんでないんですよね・・・
外に出て、噴水のお庭、建物の外観を鑑賞します。
ちょっと、小雨ですが、重厚感あるこの宮殿は、いきなり目隠しで連れてこらえれたら、まず日本とは思わないでしょう。
ぐるっと廻って正門の方に進むと、北面が見えます。
正面からの建物の姿がこれなんですね。
こちらの内部が観られないのは残念です。
門の飾りに豊臣秀吉の五七の桐の紋があるのが、不思議ですが、元々は天皇家の紋で優れた有力者に送ったとか?・・らしいです。
これで、2日間行程が終了です。
2時くらいで、まだまだ、まわりたい所もあるんですが、雨だし、足が昨日の疲れがとれてなくて、もう歩きたくないと言ってます。
もう歳ですね・・・独りなのでわがまま言って休めますが、人が同行して来ると、そうはいけませんよね。
さあ、どっか喫茶店でも入って、新幹線の時間まで待つことにします。
今回は、ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」の為に、上京しましたが、また、どうしても観たい絵画があれば来ます・・・特に、ラファエロの聖母子「大公の聖母」が来たら上京します・・・・っというよりも、関西にも廻してよね・・・頼みますわ!・・・誰に言うてんのかしら?・・・
内閣府「赤坂離宮」
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