「駆込み女と駆出し男」久々に映画館、行きました。
5月16日から始まっているこの映画、大泉洋、樹木希林、戸田恵梨香、満島ひかり、キムラ緑子、堤真一、山崎務、武田真治など、豪華共演作で、テレビなどでも大泉洋が、番宣をしれいるのをよく見かけます。
簡単に言うと、昔は男社会のため、離婚は夫しか申し立てられなくて、いわゆる「三行半」は、夫からしか出せないものでありました。
現代の男性にとっては、うらやましい時代・・?・・・失礼・・・
当然妻は、夫から許しを得られなかったら、泣き寝入りになるわけですが、縁切り寺に駆け込み、2年間、お寺にこもって修行をすれば、夫から離縁状を貰えるというお話であります。
この物語は、このお寺に駆け込んだ二人の女性を軸にして始まります。
幕府公認の縁切り寺(東慶寺)に、仕事もしないで浮気ばっかりで、おまけに暴力をふるう夫(武田真治)に嫌気がさし、縁切り寺に向かう妻(戸田恵梨香)、優しいが何か不審で謎の男(堤真一)の妾(満島ひかり)が偶然出会って入れる事となります。
この寺に入って来た見習い医者で作家の大泉洋とかかわり、2年間、お寺にこもって離縁状を夫からもらえるまでの悲喜こもごも、人情話が展開するというお話であります。
この映画、なんとロケの一部が、私の家の近所でやってたらしいんであります。
全然知りませんでした。
そんなこと回覧板にも載ってなかったし、どうも、去年の春ぐらいに撮影があったそうであります。
物語の中の、豪商の堀切屋三郎衛門(堤真一)の問屋のシーンがそれで、鴻池新田会所(東大阪市)で撮影されたそうであります。
堤真一や満島ひかりがここへ来てたんですね。
そんな事もあり、家から歩いて5分位の「鴻池新田会所」に寄って、それから映画を梅田で観る事にしました。
昔、一度くらいは行った事があるんですが、江戸時代、豪商の鴻池家が新田の管理運営をしていた場所で、重要文化財に指定をされているんだそうであります。
この会所に入ったら、タイムスリップをしたような、カンジにとらわれます。
山奥にある古~い農家の家屋敷のような建物で、太秦の映画セットかと思えるような気がします。
この会所の周りは、スーパーや小売店やパチンコ、JRの駅もすぐそこであります。
屋敷の入って右に映画のパネルコーナーがりました。
各地でロケがあったシーンです。
ここ鴻池新田会所でのロケは、映画の冒頭で、堀切屋のシーンで、満島ひかりが忙しく働いているシーンや仏壇を蹴飛ばすシーンで、すぐわかりました・・・「あっ、ここや!」っと・・・・
それと、満島ひかりが寺に入ってしまい呼び出し状を見る堤真一のシーンなどですね。
でも、これぐらいの屋敷のシーンって、セットでも十分に出来て、わざわざロケしなくても・・・?っと思ってしまいますが、よくわかりません。
ここの会所の方に聞くと、この映画だけではなく、あの「るろうに剣心」のロケも一部ここでやったそうで、他の映画もちょくちょくあるそうであります。
まぁ、大阪市内から電車でも10分と近いほどの近距離なので、ロケがしやすいのかもしれません。
この後、梅田に行って、大阪駅のステーションシティシネマで観ました。
500席もある会場も、平日なのにけっこう入っていましたね。
やっぱり、中高年ばっかりでした。
2時間半ほどの長い映画ですが、意外と物語に入り込んでしまい、長く感じられませんでしたね。
面白かったですが、いやー、大泉洋やキムラ緑子など、みんなもそうですが、長いセリフをよく覚えて、早口でカマないで、よく台詞が言えるなぁっと感心しますね。
私が思うこの映画の見どころは、2年たって戸田恵梨香や満島ひかり、もう一人いるんですが、女サムライの内山理名が、無事離縁出来るのかどうか・・・なんか、現代で離婚訴訟している芸能人とかぶってしまいますが・・・・
そして、大泉洋の淡い恋?・・、戸田恵梨香は、改心した夫の元へ帰るのか?・・満島ひかりがこの寺に入って来た本当の理由とは?・・そして、東慶寺にスパイを送って潰そうとする町奉行などなど、いろいろと騒動が尽きなくて飽きません。
よかったら、観てください。
映画を観た後で、梅田の東急ハンズへ寄ったら、なんか、気になる物があって買ってしまいました。
これです!
名付けて「用をたしながら物思いにふけるガイコツ」・・・どうですか?
このガイコツ君、「ポーズスケルトン」っと言って、関節10か所くらい、自由に動かす事が出来るんですね。
アゴまでも動き、手首は違う形の物も付け替えられるように付属しています。
根気のある方だったら、これでコマ撮り撮影をすれば、ちょっとした動画が出来ますね。
アクセサリー(別売)として、いろいろあって、私はトイレセットを買いました。
他、面白いので、いろいろと遊んでみました。
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