寿命時計は、午後7時51分45秒です!

私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

「だまし絵Ⅱ展」(兵庫県立美術館)2014.12.18.

2014年12月23日 22時00分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ
12月23日(火)


       「だまし絵Ⅱ展」(兵庫県立美術館)


以前金券ショップで買っていたチケットが、そろそろこの展の終わりに近づいて来たので寒い中、行ってまいりました。

全国各地でこの冬一番の低温記録を出している中で、神戸もチラホラと雪が舞っている景色がみられます。



そんな中、美術館内は人も少なく、ゆっくりと観るにはイイかんじであります。
東京、名古屋、神戸と3都市で2009年に開催されていた時のPart2であります。

                    

一言で言うと、脳の錯覚を利用して楽しむという趣向のものであります。
エッシャーのような物や、凹凸を利用した錯覚や網膜の残存を利用した物など、お子さんと観ても楽しめるものであります。

その展示物の中で、やはりメインとなる展示物「パトリック・ヒューズ<広重とヒューズ>は、これはどう観ても立体に見えるんですね。



近づいてみると後ろの景色などが出っ歯ているんですが、なるほどっと思っても、あら不思議、やっぱり逆に見えて、あえてじーっと頭の中で、平面に見ようとしても、かなりしんどいんであります。

                    


遠近法で脳は、遠くて小さい物は、奥の方に凹んでいるように想像しちゃうんですね。
それをあえて、出っ歯らす事により、脳がパニック状態になり、不思議な立体感に見えちゃうんですね。

これは凄い、この展一番のお勧め作品だと思いますね。
一日観てても飽きないカンジがします。

二番目は、針金で造った「蚊」と「とかげ」の作品でしょうね。



針金自体は、蚊やとかげには全然見えない、ぐちゃぐちゃの物なんですが、これもアラ不思議、ある方向から光を当てると、影が、蚊やとかげに見えるんですね。

                    



特に蚊なんかは、繊細な脚の様子やその足の影までも表現していて、影の影であります。
こうゆうオブジェ、商品にしたら売れると思うんですけどね。

同じ影なんですが、ぐじゃぐじゃのオブジェからある角度で鏡に映った物を観ると、グランドピアノに見えるのもありました。

                    

面白いですね・・・人間の錯覚って・・・
日常でも錯覚ってよくある事で、例えば、天井のシミが人に見えて心霊現象と思ったりとか、走っている車のタイヤなんかも、高速回転しているとタイヤが逆に回っているように見えるのも錯覚ですよね。

そうゆう意味からすると、犯罪現場で犯人を見た!って証言しても、人間の一瞬の観察力っていい加減なものなので、赤い服なんかを着ると、その色が目に焼き付いて顔なんかは、はっきり記憶してないそうです。

そして、この展でもやっておりましたが、明るい色は近くに脳が想像し、暗いと遠くに思ってしまうそうであります。

顔がブサイクで歳とっていても、明るい原色を着ると若く見えるとか、ハゲている人は口髭を生やすと、そっちに人の目が行き目立たないとか・・・いろいろ、錯覚を利用した日常ってありますよね・・・化粧なんかは、その最たるもんでしょう。



ここでのこの展は、12月28日までで、来年1月10日からは、名古屋市美術館で開催されるそうであります。













お暇な方は、どうぞ・・あ、そうそう音声ガイドを使うとわかりやすいのでお勧めですね。
最近の音声ガイドは、画面付なので、映像も見れるようになっております。

¥520です。
以前より20円値上がっております。






          「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス

2014(平成26)年12月23日~30日

2014年12月23日 02時20分02秒 | 日記
12月30日(火)


          NLδ「ミニ盆栽買っちゃいました・・・」

おととい、カインズで買い物をしていたら、かわいらしいミニ盆栽に目がとまって、ちょと悩んだ末、買っちゃいました。



松だけのが、\1,980で、梅のつぼみが付いているのが、ちょっとお高いかなっと思う\2,980でした。

もう一月たてば、梅が咲き始めるだろうと思い、梅の方買いました。
ちょっと、衝動買いで出費であります。

                    



                    



でも、春に買った桜みたいに綺麗に咲く事を楽しみに出来ます。



今年春ごろに咲いた苔玉の桜であります。


ちょっと、桜の木の時に使った小物フィギュアを乗せてみました。


                    



                    



                    



意外とかわいく撮れて、いい歳したオッサンでも楽しめます。
次は、梅が咲いた時にもう一度、飾って撮ってみます。
・・・・・暇な奴と思っているでしょう・・・・はい、暇です。




12月23日(火)

NLR「だまし絵Ⅱ展(兵庫県立美術館)と北野異人館街散策(神戸市)」


以前金券ショップで買っていたチケットが、そろそろこの展の終わりに近づいて来たので寒い中、行ってまいりました。

全国各地でこの冬一番の低温記録を出している中で、神戸もチラホラと雪が舞っている景色がみられます。



そんな中、美術館内は人も少なく、ゆっくりと観るにはイイかんじであります。
東京、名古屋、神戸と3都市で2009年に開催されていた時のPart2であります。

                    

一言で言うと、脳の錯覚を利用して楽しむという趣向のものであります。
エッシャーのような物や、凹凸を利用した錯覚や網膜の残存を利用した物など、お子さんと観ても楽しめるものであります。

その展示物の中で、やはりメインとなる展示物「パトリック・ヒューズ<広重とヒューズ>は、これはどう観ても立体に見えるんですね。



近づいてみると後ろの景色などが出っ歯ているんですが、なるほどっと思っても、あら不思議、やっぱり逆に見えて、あえてじーっと頭の中で、平面に見ようとしても、かなりしんどいんであります。

                    


遠近法で脳は、遠くて小さい物は、奥の方に凹んでいるように想像しちゃうんですね。
それをあえて、出っ歯らす事により、脳がパニック状態になり、不思議な立体感に見えちゃうんですね。

これは凄い、この展一番のお勧め作品だと思いますね。
一日観てても飽きないカンジがします。

二番目は、針金で造った「蚊」と「とかげ」の作品でしょうね。



針金自体は、蚊やとかげには全然見えない、ぐちゃぐちゃの物なんですが、これもアラ不思議、ある方向から光を当てると、影が、蚊やとかげに見えるんですね。

                    



特に蚊なんかは、繊細な脚の様子やその足の影までも表現していて、影の影であります。
こうゆうオブジェ、商品にしたら売れると思うんですけどね。

同じ影なんですが、ぐじゃぐじゃのオブジェからある角度で鏡に映った物を観ると、グランドピアノに見えるのもありました。

                    

面白いですね・・・人間の錯覚って・・・
日常でも錯覚ってよくある事で、例えば、天井のシミが人に見えて心霊現象と思ったりとか、走っている車のタイヤなんかも、高速回転しているとタイヤが逆に回っているように見えるのも錯覚ですよね。

そうゆう意味からすると、犯罪現場で犯人を見た!って証言しても、人間の一瞬の観察力っていい加減なものなので、赤い服なんかを着ると、その色が目に焼き付いて顔なんかは、はっきり記憶してないそうです。

そして、この展でもやっておりましたが、明るい色は近くに脳が想像し、暗いと遠くに思ってしまうそうであります。

顔がブサイクで歳とっていても、明るい原色を着ると若く見えるとか、ハゲている人は口髭を生やすと、そっちに人の目が行き目立たないとか・・・いろいろ、錯覚を利用した日常ってありますよね・・・化粧なんかは、その最たるもんでしょう。



ここでのこの展は、12月28日までで、来年1月10日からは、名古屋市美術館で開催されるそうであります。













お暇な方は、どうぞ・・あ、そうそう音声ガイドを使うとわかりやすいのでお勧めですね。
最近の音声ガイドは、画面付なので、映像も見れるようになっております。

¥520です。
以前より20円値上がっております。




時間もお昼過ぎで、このまま帰るには時間も早いので、寒いですが、神戸で一度も行ったことのない、北野にあります異人館街に寄ってみました。



JR,阪急、阪神の三ノ宮駅(阪急、阪神は三宮駅)から北(山)へ向かって徒歩15分くらいでしょうか、散歩にはいいのでありますが、途中から神戸特有の坂道であります。

駅前から出てる、このおしゃれなバス「シティー・ループバス」に乗るのもいいかもしれません。


                    

お年寄りや、運動不足の私のような者は、けっこうこたえます。
この異人館に住んでられた方は、日常、買い物など大変だったんではないでしょうか。

車が絶対必要ですね、チャリンコは、アシスト付きでないと大変!
明治時代の開港当時は、どうだったんでしょうね。

第二次大戦の戦火や地震の影響で少なくなったとはいえ、修復などでけっこう館があるのにびっくりしました。

ゆっくり周ってたら、一日くらいかかりそうです、入館料もけっこう入りますので、絞って観るのもいいでしょう。





もう午後2時まわってますので、有名な所だけ寄る事にしました。
ここで超有名なのは、「風見鶏」ですよねっと言っても、我々の世代は、1977年のNHK朝ドラの「風見鶏」でしたね。



                    

物語は忘れましたが、明治、国際結婚をした女性(新井春美)が、ドイツのパン職人といっしょにパン屋を営む物語だそうであります。

なんとなく記憶がありそうななさそうな・・・・
この物語と館の持ち主とは、まったく関係ないそうであります。



                    



                    



                    



                    

でも当時、風見鶏がブームになり、おしゃれな神戸の異人館が有名になったきっかけでもあります。

いやー、いいですね、なんか異国に行ったカンジがして、テーブル、椅子、食器棚、暖炉、その他調度品など、好きな方はたまらないでしょうね。




                    



                    



                    





                    



この「風見鶏の館」のほん近くにあります「萌黄(もえぎ)の館」に行ってみました。
アメリカ合衆国総領事ハンター・シャープの邸宅が、当初1903年に建てられたそうで、創建時の外壁の色が、萌黄色だったので、この館のネーミングになったそうであります。

なんか、西部劇に出て来そうな屋敷であります。

                    



この館は、映画のロケにも使われたそうで、「少年H」で水谷豊と伊藤蘭の初共演の映画で話題となった映画であります。

                    



                    



                    



                    



                    







風見鶏の館の近くに、「北野天満神社」があるんですね・・・えっっと思いますよね。

                    

京都の北野天満宮を想像してしまいますが、1180年に平清盛が福原に遷都した時に、京都からこの地に勧請したそうであります。

異人館街の中に神社があるんじゃなくて、もともと神社があって、ここへ異人館を建てたんですね。

だからこの地を北野と呼んだのも、この神社からなんですね。
そんな神社の境内から神戸市内の景色が一望できます。



                    



                    

この神社境内の片隅に、「かない鯉」と書かれた手水があります。



昔、「鯉に水をかけ祈願をすると、願いが叶う」っと言い伝えられていたそうで、現在では、語呂合わせみたいに「鯉にかける」が「恋とかける」・・・?にして、恋愛成就の鯉にしたそうであります。(無理やり感がありますが・・・)

                    



まぁ、本来は、この地に災いを防ぐ為に建てられたのが、どこから恋愛の神様になったのか、神社も厄除けよりも恋愛成就っとうたった方が、人も来て儲かるという商法神社なんでしょうね・・・どこの神社でも、そうですが・・・

だんだんと陽もかげり出したので、あと一か所、よくテレビなどで紹介されている「うろこの家」に行ってみます。


なんせ、坂が急で、ちょっと私は、ひざが痛いであります。


                   



                   



                   



                   



この「うろこの家」は、1905年に外国人向けの高級借家に建てられたそうで、内部は、調度品など豪華であります。

                    



私でも知っている、マイセンの陶磁器、「なんでも鑑定団」でよく出てくるマイセンですよ。
ミーハーは、私はそれだけでも「高いんやろなぁ」っと値段を想像してしまいます。

でも、綺麗でかわいらしいですよね。
     

                  



                  



                  



                  



                  



                  

この館の隣が、美術館になっており、ユトリロ、マティス、キスリングなど名だたる画家の作品が展示されておりました。

普通に何千万もするような絵画が飾ってあり、警備員もいないし、むっちゃ危ない気がするんですが、いやー、日本って平和ですよね・・・



                  

                 

                  



                  



                  



                  



                  

なんか、美術館の絵画じゃなく、普通の屋敷の絵画を観ているみたいで、ちょっと贅沢な感じがしますね。

ここで、マイセンで英国の紅茶を飲んだら、もうー、最高なひと時を過ごせるでしょうね。

3Fからは、神戸市内が一望出来、夜景など綺麗でしょうね。

                    


                    



帰り道、北野通りを歩いていると、ここもクリスマスのサンタが飾られております。

                    



                    



                    



以上でありました。
また、機会があれば、他の異人館も廻ってみたいですね。




























「北野異人館街(神戸市)」散策 2014.12.18.

2014年12月18日 22時00分00秒 | ぶらり散歩
12月18日


          「北野異人館街(神戸市)」散策



兵庫県立美術館の「だまし絵」展を観た後で、神戸で一度も行ったことのない、北野にあります異人館街に寄ってみました。



JR,阪急、阪神の三ノ宮駅(阪急、阪神は三宮駅)から北(山)へ向かって徒歩15分くらいでしょうか、散歩にはいいのでありますが、途中から神戸特有の坂道であります。

駅前から出てる、このおしゃれなバス「シティー・ループバス」に乗るのもいいかもしれません。


                    

お年寄りや、運動不足の私のような者は、けっこうこたえます。
この異人館に住んでられた方は、日常、買い物など大変だったんではないでしょうか。

車が絶対必要ですね、チャリンコは、アシスト付きでないと大変!
明治時代の開港当時は、どうだったんでしょうね。

第二次大戦の戦火や地震の影響で少なくなったとはいえ、修復などでけっこう館があるのにびっくりしました。

ゆっくり周ってたら、一日くらいかかりそうです、入館料もけっこう入りますので、絞って観るのもいいでしょう。





もう午後2時まわってますので、有名な所だけ寄る事にしました。
ここで超有名なのは、「風見鶏」ですよねっと言っても、我々の世代は、1977年のNHK朝ドラの「風見鶏」でしたね。



                    

物語は忘れましたが、明治、国際結婚をした女性(新井春美)が、ドイツのパン職人といっしょにパン屋を営む物語だそうであります。

なんとなく記憶がありそうななさそうな・・・・
この物語と館の持ち主とは、まったく関係ないそうであります。



                    



                    



                    



                    

でも当時、風見鶏がブームになり、おしゃれな神戸の異人館が有名になったきっかけでもあります。

いやー、いいですね、なんか異国に行ったカンジがして、テーブル、椅子、食器棚、暖炉、その他調度品など、好きな方はたまらないでしょうね。




                    



                    



                    





                    



この「風見鶏の館」のほん近くにあります「萌黄(もえぎ)の館」に行ってみました。
アメリカ合衆国総領事ハンター・シャープの邸宅が、当初1903年に建てられたそうで、創建時の外壁の色が、萌黄色だったので、この館のネーミングになったそうであります。

なんか、西部劇に出て来そうな屋敷であります。

                    



この館は、映画のロケにも使われたそうで、「少年H」で水谷豊と伊藤蘭の初共演の映画で話題となった映画であります。

                    



                    



                    



                    



                    







風見鶏の館の近くに、「北野天満神社」があるんですね・・・えっっと思いますよね。

                    

京都の北野天満宮を想像してしまいますが、1180年に平清盛が福原に遷都した時に、京都からこの地に勧請したそうであります。

異人館街の中に神社があるんじゃなくて、もともと神社があって、ここへ異人館を建てたんですね。

だからこの地を北野と呼んだのも、この神社からなんですね。
そんな神社の境内から神戸市内の景色が一望できます。



                    



                    

この神社境内の片隅に、「かない鯉」と書かれた手水があります。



昔、「鯉に水をかけ祈願をすると、願いが叶う」っと言い伝えられていたそうで、現在では、語呂合わせみたいに「鯉にかける」が「恋とかける」・・・?にして、恋愛成就の鯉にしたそうであります。(無理やり感がありますが・・・)

                    



まぁ、本来は、この地に災いを防ぐ為に建てられたのが、どこから恋愛の神様になったのか、神社も厄除けよりも恋愛成就っとうたった方が、人も来て儲かるという商法神社なんでしょうね・・・どこの神社でも、そうですが・・・

だんだんと陽もかげり出したので、あと一か所、よくテレビなどで紹介されている「うろこの家」に行ってみます。


なんせ、坂が急で、ちょっと私は、ひざが痛いであります。


                   



                   



                   



                   



この「うろこの家」は、1905年に外国人向けの高級借家に建てられたそうで、内部は、調度品など豪華であります。

                    



私でも知っている、マイセンの陶磁器、「なんでも鑑定団」でよく出てくるマイセンですよ。
ミーハーは、私はそれだけでも「高いんやろなぁ」っと値段を想像してしまいます。

でも、綺麗でかわいらしいですよね。
     

                  



                  



                  



                  



                  



                  

この館の隣が、美術館になっており、ユトリロ、マティス、キスリングなど名だたる画家の作品が展示されておりました。

普通に何千万もするような絵画が飾ってあり、警備員もいないし、むっちゃ危ない気がするんですが、いやー、日本って平和ですよね・・・



                  

                 

                  



                  



                  



                  



                  

なんか、美術館の絵画じゃなく、普通の屋敷の絵画を観ているみたいで、ちょっと贅沢な感じがしますね。

ここで、マイセンで英国の紅茶を飲んだら、もうー、最高なひと時を過ごせるでしょうね。

3Fからは、神戸市内が一望出来、夜景など綺麗でしょうね。

                    


                    



帰り道、北野通りを歩いていると、ここもクリスマスのサンタが飾られております。

                    



                    



                    



以上でありました。
また、機会があれば、他の異人館も廻ってみたいですね。





          「ぶらり散歩」履歴インデックス

2014(平成26)年11月21日~12月11日

2014年12月13日 01時56分28秒 | 日記
12月11日(木)


              「すみよっさんの招福猫・・・住吉大社(大阪)」




                    

「マッサン」でも出てた、住吉大社、ある番組で「招福猫」の話が出ていたので、ちょっと寄ってまいりました。

なんば(南海電車)から、南海本線「住吉大社駅」で下車、徒歩3分の所にあります。



                    



住吉大社の前を路面電車の阪堺線「住吉鳥居前駅」もあります。

                    

境内を入ると、この住吉さんで有名な「太鼓橋」が目に入ります。



                    

淀君が奉納したそうで、風流なカンジでありますが、上りはよくても、下る時は注意がいりますね。



                    

特にお年寄りの杖の方は、要注意であります。
かの川端康成先生も小説に怖いと書かれたとか・・・?

この橋を渡る事で、下界のけがれを清めてから、神さんに会うという事らしいであります。
住吉さんと親しまれているこの神社は、古く211年神功皇后が祀られたとされており、皇后が海で迷った時、住吉さんがこの地に導いてくださったからだそうであります。
ですから、海の神、災いを祓う神さんだそうであります。



                    

ここのHPによると、住吉さんの住吉大神とは、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつ)、表筒男命(うわつつ)だそうで、いざなぎのみことが妻を黄泉の国で見つけようとしたが、かなわず、逆にケガレを負ったので海で禊をしたところ、このお3人が生まれたそうであります。

・・・・なんで・・?っという疑問はありますが、深くは追及しないでおきましょう。



                    

そんな住吉さん、毎年三が日では200万人を超す参拝客があるそうで、2006年の統計(ちょと古いな・・)では、226万人で全国6番目であります。



現在は、海の神っというよりも商売繁盛の神さんとして親しまれ、多くのお店関係の方が訪れ参拝をしております。

時に「初辰(はった)まいり」の時が、多くの方が来られております。

                    

初辰・・・月の最初の辰の日の事であります。
この日は、12月の辰の日で大安、お目当てのねこ・・招福猫を授かりにまいりました。

この日しか手に入れられないであります。



一匹500円であります「楠珺社(なんくんしゃ)で売っております。」

                    

猫の手が上がっているのは、右手の場合は偶数月、左手は奇数月と決まっております。
今月は12月なので右手であります。

ちなみに、右手は、金運がいい、左手は人を招くそうであります。



これで福が授かるのかと思えば、あまい・・・これが最初の一歩で、毎月1匹を買い、年12匹、それを4年続けて48匹、集めます。

四十八辰・・・始終発達・・ごろあわせ?

                    

そして、その48匹をここへ持って来て、ちょっと大きい猫の中猫さんに引き換えます。
その中猫さんも、右手、左手がありますので、一匹貰って、また、子猫さんから始め、4年後中猫さんに引き換え、中猫さんが二匹揃い、また子猫さん48匹を揃えます。

ここまでで12年、この中猫さん2匹と子猫48匹で今度は、大猫さん一匹に引き換えます。
もう一匹大猫さんを揃えるため、また、12年子猫さんから始めるという気のなが~い、お話であります(ややこしいですが、算数問題ではありません)。



                    

でも、その間は商売繁盛するという事だそうでありますが、なんか、うまく神社商法に乗せられている気もしないではないですが、これも、縁起物と思えば・・・気の持ちようでございます。

でも、噂によると中猫さんを五千円、大猫さんを1万円で売っているとか・・?
普通に24年間集めると、\500x12ケ月x24年で、\144,000であります・・・・。

いや・・なんと申しましょうか・・・でも、一匹づつコツコツ集める事が信心であり、楽しみながら増えていく子猫さんを見つめて、福を願うのがいいんでしょうね。

しかも、いつ行っても売っているわけではなく、原則、最初の辰の日しか買えないのが、希少価値があるんでしょうね。

中猫さんに引き換えた子猫さんは、どうするんでしょうね?
まさか、また、売るのかしら・・?

私は、商売はしていないんでありますが、ご商売をされている方たちは、真剣に皆、作法を守って鳥居から一礼をして、参拝しておられました。
帰りも必ず一礼されておりました。

ここの初辰さんまいりは、4つの社をまわるルートであります。
一つ目は、「種貸社(たねかししゃ)」で、「願いの種」として一粒の種(もみ)を授かります。



                    



この社では、子宝も授かるという社でもあります。

                    



                    



                    




その種を持って、二つ目の「楠珺社(なんくんしゃ)」に行き、稲穂と引き換えます。
「願いの発達」だそうであります。


                    



三つ目の「浅澤社(あさざわしゃ)」に行きますが、ここは無人で「芸事や美容の福」を授かるという社であります。

                    



四つ目の「大歳社(おおとししゃ)」で、稲穂を渡し、「御神米」に替え、それを辰の日または、一粒万倍の日に食する事で、願いが成就するというお参りであります。

                    

     「住吉大社HP(初辰まいり)」参照

猫もそうですが、こつこつと日々を積み重ねる事で、一粒のもみが何万倍にも返ってくるという、ある種の教えのようなものなんでしょうね。

なんか、この4つの社を廻ると言う事は、一粒のもみから、大きく膨らみ、人生を豊かにして、幸せに暮らすようなある種の双六・・人生ゲームのような感じさえも思わせる参拝なんですね。

御神米は、ここの敷地内の田んぼで獲れるそうであります(御田)。

今からご商売をされる方は、来年の辰の日からお参りされたはいかがでしょうか・・・?
それとここの神社でもう一つ面白い所があります。

「五所御前」、杉木を石の玉垣でおおってあり、その中を小石で埋め尽くしてあります。



その小石に「五・大・力」と書かれている物を見つけ、これをお守りにするとご利益があるとされております。

                    



                    

うまく見つけて獲った人は、お礼参りとして、後の人のために、石に書いて砂利の中に入れるそうであります。



                    

なかなか、3つ揃えるのは難しいですが、「大」は見つけましたね。







                    

住吉さん、なんかご利益がありそうな気分ですので、この後、駅前第四ビル前の特設売り場でジャンボのミニを買って手堅く?運を物にしようと思います。


梅田まで出て、伊勢丹でお歳暮を頼みました。
今は、カタログギフトの種類を選ぶだけなので、昔と違って楽であります。

割高だけど、貰う方も好きに選べていいと思いますよね。
梅田で、住吉さんの運をあやかって、駅前第4ビル前の特設売り場に来ました。



発売当時は、テレビなどを見ると、ごった返すような人だかりでありましたが、今はチラホラと買いに来られる方たちであります。
残り福狙いであります。

                    



私は、この間布施で買ったので、今回は手堅く・・?ミニを買いました。

                    

全国でも、有名なこの売場、平成11年から1等2等合計で242本、482.5億円当選金額だそうであります。



その分発売枚数も桁はずれに多いんでしょうね。
でも、一生に一度、死ぬまでに、一度は億を当てたいと思いますよね。

当たったら、その金で一年間遊ばせてもらって、後は死んでもいいわ!っと死神と契約してもいい気がします。

                    



                    



                    

日も暮れて来ましたので、ちょっとイルミネーションを観に、大阪市役所前まで寄ってみました。




                    

いつもながらのイルミネーションで、人もまばらであります。
ちょっと飽きが来てるんでしょうか・・寒いしね。




                    

でも、いつ観ても綺麗なのが、昔から好きな「中之島公会堂」であります。
このライトアップは、いつ観てもいいですね。




                    

昔、2,30年前に、一眼レフでフィルターを付けて撮った時もイイカンジでしたが、現在のもいいですよね。



淀屋橋から観た土佐堀川に浮かぶビルの灯りも、心が和みます。
思わず唄ってしまいそうですね・・・・・

「街の灯りがとても綺麗ね、よこはまー、ブルーライトヨコーハマー・・!」
ここは、横浜じゃないですけどね・・・

                    



以前は、神戸のルミナリエも珍しさもあって、数回行きましたが、ちょっと、毎年同じように見えて飽きがきますね。

今年は、あえて白熱球したそうでありますが、電気代がバカにならないでしょうし、ましてや、毎年募金をつのるくらいなので、どうかと思いますが、いろいろ議論した中での結論なんでしょう。

ちょっと、世間と逆行しているようにも思えますが・・・
これから、クリスマス、年末に向けて、夜の散歩のひと時もいいかもしれませんねぇ。







11月29日(土)

            
              「もうそろそろ、年賀状の季節ですね・・・」


大阪府庁に行ったついでに、近くにありますNHKに寄ってまいりました。
この日は、ちょうど「マッサン」の収録日だったようで、チラっとですが、撮影の様子が見られました。



見学コースで、エレベータで9階まで上り、奥に行くとガラス越しに見下ろすと、ごちゃごちゃしたセットの中の一室で、エリーが子供のベッドの横で、何かを話しているシーンが見られました。


**************2015年1月30日**********************

この時のエリーと子供のシーンが、放送されていました。



                    

********************************************************


監督?・・スタッフなどが、彼女に話しかけて練習している・・?様子や、メイクさんが、シャーロットの髪の毛の細かい調整をしている様子が見えました。

セットは天井がなく、この階の高い位置から見降ろすカンジなので、小さくしか見えません。
しかしながら、この階にモニターがあり、それと現物とを見比べながら見ているっというカンジであります。

音声は、遮断されているので聞こえないです。
写真撮影が出来ればいいのですが、撮影禁止なので、残念ですが、こんなカンジであります。

マッサン自身は、見えなかったです。
撮影をしようとしているシーンのあの子供は、エリーの子供かと思ったのですが、事実はこの夫婦には流産しており、その後もいなかったみたいであります。

養女をもらっているらしいんですが、ドラマではどうなっているのかわかりません。
スタジオでの収録日程を見ると週2日みたいで、後はロケなんでしょうかね・・・?

ま近で見たい処でありますが、この高い位置でしか見学出来ないみたいですね。

                    



NHKの1階のエントランスホールは、スケートの「NHK杯」でにぎわったデコレーションが目立ち、私はあまり興味がなかったので、ここで初めて知ったカンジであります。

よく見ると、「なみはやドーム」となっていたので、ウチから車で5,6分(空いてたら)の処なので、これまたびっくりしました。

あのスケータの有名人がここに来るのかと想像すると?・・・・でも、興味ないのでどうでもいいです。

NHKを後にして、地下鉄で梅田まで行き、年賀状を金券ショップにて買いに行きました。

                    

JR北新地駅の地下街周辺のショップを何軒か廻りましたが、だいたい一律一枚49円であります。

200枚で\9,700となっており、その時の単価は\48.5ですね。
これから、もっと下がるのか、・・どうかわからないですが、とりあえず妹から頼まれていた分と合わせて300枚買いました。

裏に絵柄が印刷されている物で、10枚\500から\650であり、印刷の手間を考えれば、こっちでもいいような気もしますね。

ところで、年賀状の切手の部分の羊、マフラーをしてますよね、これって、12年前の羊歳の年賀状と関係があるんですって・・・・・

12年前は編み物をしている羊、そして12年後に編みあがってマフラーになったという12年越しの企画デザインだそうであります。



この次の羊歳はどうなっているんでしょうね?・・・・
たぶん、お母さん羊が子羊のマフラーを編んでいる姿なのでは・・・?
っか、ジンギスカン鍋になっているのか・・・・・どうでしょうね?

大阪駅の北にあります「グランフロント大阪」の北館(ナレッジキャピタル)で「妖怪幻獣百物語」の展をやっていたので、ちょっと覗いてみました。



古来の絵巻物に、妖怪たちが描かれている物を多数展示。
昔の人の創造豊かな、恐ろしいとされる妖怪が描かれておりますが、マンガチックなので、ちょっと笑える気がします。

この当時の人たちが、現代のCGによるリアルで、グロテスクな物を見たら、どう思うのか想像してしまいます。

他の美術展で観たのですが、菅原道真の怨霊とされる北野天満宮の絵巻物は、さすが迫力があり凄かったですね。

炎と血の海で、首が飛んでいる様は迫力があったのを思い出しました。
他、この展では、ミイラが多数展示されており、河童、人魚、キングギドラのような3つ頭の動物(体はワニのようなカンジです)。

首3つが胴体に着いているんですが、その接合部分は黒くなっており、いかにも継ぎ足した感はぬぐえません。

日本全国ある、奇妙なミイラは、当時江戸時代に流行った、猿や魚や獣の亡骸を切り取って針金でつないでミイラ化したものと聞きます。

そうゆう置物が流行ったんですかね。
エジプトのミイラ造りの人が見たら、怒りそうな気がします。

やっぱり、ちょっと悪趣味ですね。
他、猫やキツネ、小動物の頭骸骨に角をつけている物など多数ありましたね。

今も昔の人も、共通で恐怖という感情を楽しんでいたんですね。
そう、怖いもの見たさ・・・っと言うように・・・

この展の最後のコーナーは、写真撮影OKであります。
人面犬ならぬ人面牛・・?この人面牛・・いや、くだんは、予言をするそうであります。

たとえば、災害や疫病などの予言・・・しかし、このくだんを描き写せば難を逃れるという事だそうであります。

この言い伝えから厄除けとして、この絵を携帯することが江戸時代流行ったそうであります。
現代では、携帯の待ち受け画面でしょうか・・?


                    



                    



                    





ここグランフロントの広場で、ディズニージャパンの協力で、このイルミネーションが12月25日まで飾られるそうであります。



                    

日も暮れ始め、街にもイルミネーションが灯り始めます。
グランフロントと大阪駅の渡り通路から下を見ると、うめきた広場に11月14日から始まったスケートリンクが見えます。




                    

この小さなスケートリンクは、氷ではなく樹脂プレートで出来ており、冷たくもなく、冷やすこともないので、冷却代がいらないエコスケートリンクだそうであります。

でも、リンクが傷だらけでメンテンスが大変なのでは・・・?
靴も普通のアイス用を使っている物で、貸靴料込で\1500だそうであります。

期間限定で、来年2月15日までだそうです。
大阪駅の時空の広場では、「Twilight Fantasy 光り輝く時空の海」と題して、色とりどりのイルミネーションで人々を魅了しておりました。



                    

安価なLEDの発達や、デジカメの発達で、気軽に綺麗な写真が撮れ、ブログの発達で、自由に楽しめるんですよね。



                    



                    

昔では考えられなかった、よき時代を感じます。
神戸のルミナリエが盛大で美しく感動して、楽しみによく行ったものですが、現代ではどこでもこのような風景が見られ、個人宅でも、はやクリスマス電飾をしている処もあり、光の芸術が身近に感じられますよね。

昔は、六甲からの夜景などで100万ドルとか言われてましたけど、身近に今は個人でも庭を飾ればそれぐらいの輝きを楽しめるんですよね。

いや・・・綺麗・・・でも、何万個の電飾をあと、片づけるのに大変でしょうね・・・・特に、ご家庭のパパさんなどは・・・・




11月28日(金)


              「今年の冬は、コタツです・・・」


今年は、コタツ(75cmX75cm)と32インチ(AQUOS)買い、DVDを暖かいコタツの中で観ようと思っております。



そのまま、ゴロンと寝てしまうような愚タラ生活が楽しみであります。
人の幸せって、それぞれでありますが、たぶん、多くの方は、何もせず、本能のまま、テレビをつけっ放し、酒飲んで食っちゃ寝、食っちゃ寝のダラダラボッチ的な生活に憧れるんじゃないかと思いますね。

今年の正月は、このスタイルで行きます。

そして、蛍光灯ランプをやめて、LEDシーリングに買い換えました。

                    

6畳用で、31W(3300lm)で4万時間、今までだったらサークライン30Wx2本なので、LEDだと約半分の電気代、しかも明るいし、2,3年に取り換える蛍光灯と違って、24時間点けっぱなしで4年半、12時間でも9年から10年と寿命も長く、蛍光灯代が節約できるし、取り換える面倒臭さもなく、グロー球の心配もないのであります。


買ったのは、NECの6畳用で、\6,980(税込カインズホーム)で、普通のシーリングライトよりも若干高いですが、ランニングコスト面で、元は取れると思いますね。


ダイニングは、若干明るめで、同じくNECで\7,980、44W(4000lm)にしました。
明るさ調節も5段階から、10段階あるのでお好みの明るさでいいと思います。


私は、カバーをはずして、より明るくして、リモコンで明るさを調節しています。



取説には、カバーははずさないでと書いてありますが、LEDを直接見ると、強烈な光なので目に悪いという事らしいのであります。

                    

だから見なければいいのであります。
他のメーカーも比較したのですが、3300lmで31Wは、NECだけのような気がしますし、値段も安かった気がします。

6畳用を3台と8畳用を1台買って取り付けました。
取り付けは、いたって簡単、本体も蛍光灯と違って軽いし、カシャカシャと天井についている引掛シーリングに着けるだけであります。

ただし、平面の天井でないと(格子天井などの出っ張りがあると簡単には)いかないので注意がいります。

また、元々壁に調光器具があるやつもダメみたいであります。
まぁ電気代の事を考えれば、LEDでしょう・・・これからは・・・

今は、一個一個のLEDランプの取り換えは出来なくて、寿命が来たら本体ごと取り換えるしかないと思いますが、ゆくゆくは、この小さなLEDランプも自分で取り換える事も出来るでしょうね。

そうそう、1万円以上するんですが、昼光色と白色に切り替える物もあり、LEDの配列を交互に入れてあり、リモコンでどちらかを選択出来るスグレものもありました。

LEDお勧めであります。

でも、4万時間と書いてありますが、保証するものではないので、今後、一部のLEDランプが消えていたらとか、使っていくうちに次第に暗くなるとか?、どうなるかわからないので、覚悟は一応しておいた方がいいかもしれませんね・・・

今後、もっと、性能もよくなり、使いやすく、コスト面も下がるとは思いますが、まだまだ、安定した蛍光灯と違ってLEDは未知な処があるやもしれません。

いかがでしょうか?・・・・





11月26日(水)


              「健さん追悼番組」

この間、NHKでやってましたね。
その中で、年間10本以上の任侠ものをやっておられたと言ってましたね。

開けても暮れても、ヤクザものばっかり、そして、休む暇もなく、朝から夜中じゅう撮影をしていたんですよね。

ご本人曰く、「よく自分自身が犯罪を起かさなかったか・・・」っというような事を言っておられましたが、確かに、役者はその人物に成りきるし、終わっても中には、なかなかその役から抜けない人もいると聞きます。

それが、開けても暮れても休みなしにヤクザ役をやっていたら、自分自身でマインドコントロールしてしまって、映画と現実と訳が分からなくなるんじゃないかと思いますよね。

たぶん、健さんが言っておられたのは、その事なんじゃないかと思いますね。
途中で抜けたくなったんでしょうね、小林稔侍といっしょに3ケ月、無断放浪の旅に出られたと小林稔侍が言ってましたね。

放浪中、自分自身が出ている映画館に入ると、通路に立ち見しながら、映画を観客が見ている様子に感激したそうであります。

ご本人は、毎日夜中まで撮影をしていて、半分寝ながらの演技に、映画館の観客が立ち見しながら真剣に観いている・・・・胸を打たれたそうであります。

でも同じ役柄をずーとやってる役者さんって、今では、いないでしょうね!
食うために素直に従っていた健さんの真面目な人柄なんでしょう。

しかし、独立したのは、やはり、役者としての生き方に疑問があったからなんでしょうね。
心機一転で、やくざ映画一筋から手を引いて、「八甲田山」や「幸せの黄色いハンカチ」そして、「君よ憤怒の河を渡れ」、これは学生の頃、試写会で観た記憶があります。

NHKのドキュメンタリーも本当は、あまり好きで受けた仕事ではないような気がしますね。
人に自分の生き方や、人生観などを言葉にして語るのって、しかもテレビで全国の人にですからね。

自分が薄ぺらなカンジになるような気がするからではないでしょうか?
「男は黙ってサッポロビール」の三船敏郎のCMのように、昔がたきの人はそう、しゃべらないもんでしょう。

自分の人生は、気の許す人だけに、酒を酌み交わしながら話すもんだとそう思ってられるような気がしますね・・・・どうなんでしょうね?






11月21日(金)

              「遺作・・・あなたへ・・・」


この間、高倉健が亡くなった事は周知でありますが、最後の作品となった「あなたへ」は、旧作にもかかわらず、レンタルが殺到して、借りられない状態のお店もあるらしいであります。

私は、去年の春に借りて、ダビングした物をまだ観てなくて、ほったらかしにしておりました。

追悼の意味も含めて、ちょっと観てみました。

内容は、富山の刑務官である高倉健が、妻の田中裕子の遺言となった手紙を、故郷の長崎まで取りに行き、故郷の海へ散骨をするまでの旅物語であります。





                    


妻といっしょに日本中を旅行するはずだったミニバン改造車で、一人旅をします。
道中、車上荒らしのビートたけしとの触れ合いや、いかメシの物産展販売をする草薙剛の手伝いなどをします。

草薙の部下の佐藤浩市から、散骨をするための船の紹介を受け、そこの人々との触れ合いをしながら散骨をし、妻の遺言の意味を理解するっと言うのんびりとした、高倉健らしい作品であります。




昔、私の若い時分、高倉健の映画は「網走番外地」や任侠もので激しかった役柄が多く、当時、北海道へ旅行のスポットの一部が網走刑務所前でありました。

私も学生旅行で北海道に行った時は、襟裳岬(森進一でヒットした頃)から、愛国-幸福駅をへて、網走刑務所へ行った記憶があります。

刑務所の外から、囚人を写さないように、門の看板を撮影した記憶があります。
昔よく言われたフレーズで、高倉健の任侠映画を観て、映画館を出るころには、自分が高倉健になったような錯覚をしていい気分に浸るっという事が流行りました。

そんな高倉健も「八甲田山」や「幸福の黄色いハンカチ」や「ぽっぽや(鉄道員)」などから任侠路線から感動?路線になりイメージが変わりましたよね。

初のハリウッド映画出演で、「ブラックレイン」で、刑事役をマイケル・ダグラスと共にやり、大阪・・・京橋や道頓堀を舞台に演じておりました。

高倉健の最後の作品となった「あなたへ」も、大阪の道頓堀付近・・・道具屋筋?で、お店を見ているシーンがあります。

もし、高倉健が大阪で、今回ロケで来ていたならば、25年前の「ブラックレイン」が頭をよぎったのではないかと思いますね。

この「あなたへ」を観てお気づきになられた方も多いかと思いますが、皮肉にもこの亡くなった妻の病名が「悪性リンパ腫」でありました。

偶然にしろ、何か妙なカンジに浸ってしまいます。

そして、この「あなたへ」の中で、散骨をする高倉健の船頭役の大滝秀治が、2012年に亡くなられ、この作品が遺作となったもう一人の人物でもあります。

この映画の題名「あなたへ」は、高倉健、大滝秀治のご両人へ、あなたへのための作品となった事は言うまでもないでしょうね・・・・

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

「すみよっさんの招福猫・・・住吉大社(大阪)」 2014.12.11.

2014年12月11日 22時00分00秒 | ぶらり散歩
12月11日(木)


              「すみよっさんの招福猫・・・住吉大社(大阪)」




                    

「マッサン」でも出てた、住吉大社、ある番組で「招福猫」の話が出ていたので、ちょっと寄ってまいりました。

なんば(南海電車)から、南海本線「住吉大社駅」で下車、徒歩3分の所にあります。



                    



住吉大社の前を路面電車の阪堺線「住吉鳥居前駅」もあります。

                    

境内を入ると、この住吉さんで有名な「太鼓橋」が目に入ります。



                    

淀君が奉納したそうで、風流なカンジでありますが、上りはよくても、下る時は注意がいりますね。



                    

特にお年寄りの杖の方は、要注意であります。
かの川端康成先生も小説に怖いと書かれたとか・・・?

この橋を渡る事で、下界のけがれを清めてから、神さんに会うという事らしいであります。
住吉さんと親しまれているこの神社は、古く211年神功皇后が祀られたとされており、皇后が海で迷った時、住吉さんがこの地に導いてくださったからだそうであります。
ですから、海の神、災いを祓う神さんだそうであります。



                    

ここのHPによると、住吉さんの住吉大神とは、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつ)、表筒男命(うわつつ)だそうで、いざなぎのみことが妻を黄泉の国で見つけようとしたが、かなわず、逆にケガレを負ったので海で禊をしたところ、このお3人が生まれたそうであります。

・・・・なんで・・?っという疑問はありますが、深くは追及しないでおきましょう。



                    

そんな住吉さん、毎年三が日では200万人を超す参拝客があるそうで、2006年の統計(ちょと古いな・・)では、226万人で全国6番目であります。



現在は、海の神っというよりも商売繁盛の神さんとして親しまれ、多くのお店関係の方が訪れ参拝をしております。

時に「初辰(はった)まいり」の時が、多くの方が来られております。

                    

初辰・・・月の最初の辰の日の事であります。
この日は、12月の辰の日で大安、お目当てのねこ・・招福猫を授かりにまいりました。

この日しか手に入れられないであります。



一匹500円であります「楠珺社(なんくんしゃ)で売っております。」

                    

猫の手が上がっているのは、右手の場合は偶数月、左手は奇数月と決まっております。
今月は12月なので右手であります。

ちなみに、右手は、金運がいい、左手は人を招くそうであります。



これで福が授かるのかと思えば、あまい・・・これが最初の一歩で、毎月1匹を買い、年12匹、それを4年続けて48匹、集めます。

四十八辰・・・始終発達・・ごろあわせ?

                    

そして、その48匹をここへ持って来て、ちょっと大きい猫の中猫さんに引き換えます。
その中猫さんも、右手、左手がありますので、一匹貰って、また、子猫さんから始め、4年後中猫さんに引き換え、中猫さんが二匹揃い、また子猫さん48匹を揃えます。

ここまでで12年、この中猫さん2匹と子猫48匹で今度は、大猫さん一匹に引き換えます。
もう一匹大猫さんを揃えるため、また、12年子猫さんから始めるという気のなが~い、お話であります(ややこしいですが、算数問題ではありません)。



                    

でも、その間は商売繁盛するという事だそうでありますが、なんか、うまく神社商法に乗せられている気もしないではないですが、これも、縁起物と思えば・・・気の持ちようでございます。

でも、噂によると中猫さんを五千円、大猫さんを1万円で売っているとか・・?
普通に24年間集めると、\500x12ケ月x24年で、\144,000であります・・・・。

いや・・なんと申しましょうか・・・でも、一匹づつコツコツ集める事が信心であり、楽しみながら増えていく子猫さんを見つめて、福を願うのがいいんでしょうね。

しかも、いつ行っても売っているわけではなく、原則、最初の辰の日しか買えないのが、希少価値があるんでしょうね。

中猫さんに引き換えた子猫さんは、どうするんでしょうね?
まさか、また、売るのかしら・・?

私は、商売はしていないんでありますが、ご商売をされている方たちは、真剣に皆、作法を守って鳥居から一礼をして、参拝しておられました。
帰りも必ず一礼されておりました。

ここの初辰さんまいりは、4つの社をまわるルートであります。
一つ目は、「種貸社(たねかししゃ)」で、「願いの種」として一粒の種(もみ)を授かります。



                    



この社では、子宝も授かるという社でもあります。

                    



                    



                    




その種を持って、二つ目の「楠珺社(なんくんしゃ)」に行き、稲穂と引き換えます。
「願いの発達」だそうであります。


                    



三つ目の「浅澤社(あさざわしゃ)」に行きますが、ここは無人で「芸事や美容の福」を授かるという社であります。

                    



四つ目の「大歳社(おおとししゃ)」で、稲穂を渡し、「御神米」に替え、それを辰の日または、一粒万倍の日に食する事で、願いが成就するというお参りであります。

                    

     「住吉大社HP(初辰まいり)」参照

猫もそうですが、こつこつと日々を積み重ねる事で、一粒のもみが何万倍にも返ってくるという、ある種の教えのようなものなんでしょうね。

なんか、この4つの社を廻ると言う事は、一粒のもみから、大きく膨らみ、人生を豊かにして、幸せに暮らすようなある種の双六・・人生ゲームのような感じさえも思わせる参拝なんですね。

御神米は、ここの敷地内の田んぼで獲れるそうであります(御田)。

今からご商売をされる方は、来年の辰の日からお参りされたはいかがでしょうか・・・?
それとここの神社でもう一つ面白い所があります。

「五所御前」、杉木を石の玉垣でおおってあり、その中を小石で埋め尽くしてあります。



その小石に「五・大・力」と書かれている物を見つけ、これをお守りにするとご利益があるとされております。

                    



                    

うまく見つけて獲った人は、お礼参りとして、後の人のために、石に書いて砂利の中に入れるそうであります。



                    

なかなか、3つ揃えるのは難しいですが、「大」は見つけましたね。







                    

住吉さん、なんかご利益がありそうな気分ですので、この後、駅前第四ビル前の特設売り場でジャンボのミニを買って手堅く?運を物にしようと思います。


梅田まで出て、伊勢丹でお歳暮を頼みました。
今は、カタログギフトの種類を選ぶだけなので、昔と違って楽であります。

割高だけど、貰う方も好きに選べていいと思いますよね。
梅田で、住吉さんの運をあやかって、駅前第4ビル前の特設売り場に来ました。



発売当時は、テレビなどを見ると、ごった返すような人だかりでありましたが、今はチラホラと買いに来られる方たちであります。
残り福狙いであります。

                    



私は、この間布施で買ったので、今回は手堅く・・?ミニを買いました。

                    

全国でも、有名なこの売場、平成11年から1等2等合計で242本、482.5億円当選金額だそうであります。



その分発売枚数も桁はずれに多いんでしょうね。
でも、一生に一度、死ぬまでに、一度は億を当てたいと思いますよね。

当たったら、その金で一年間遊ばせてもらって、後は死んでもいいわ!っと死神と契約してもいい気がします。

                    



                    



                    

日も暮れて来ましたので、ちょっとイルミネーションを観に、大阪市役所前まで寄ってみました。




                    

いつもながらのイルミネーションで、人もまばらであります。
ちょっと飽きが来てるんでしょうか・・寒いしね。




                    

でも、いつ観ても綺麗なのが、昔から好きな「中之島公会堂」であります。
このライトアップは、いつ観てもいいですね。




                    

昔、2,30年前に、一眼レフでフィルターを付けて撮った時もイイカンジでしたが、現在のもいいですよね。



淀屋橋から観た土佐堀川に浮かぶビルの灯りも、心が和みます。
思わず唄ってしまいそうですね・・・・・

「街の灯りがとても綺麗ね、よこはまー、ブルーライトヨコーハマー・・!」
ここは、横浜じゃないですけどね・・・

                    



以前は、神戸のルミナリエも珍しさもあって、数回行きましたが、ちょっと、毎年同じように見えて飽きがきますね。

今年は、あえて白熱球したそうでありますが、電気代がバカにならないでしょうし、ましてや、毎年募金をつのるくらいなので、どうかと思いますが、いろいろ議論した中での結論なんでしょう。

ちょっと、世間と逆行しているようにも思えますが・・・
これから、クリスマス、年末に向けて、夜の散歩のひと時もいいかもしれませんねぇ。








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