寿命時計は、午後7時52分5秒です!

私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

「クラーク・コレクション展」兵庫県立美術館 2013.07.31.

2013年07月31日 22時00分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ


7月31日(水)

       「クラーク・コレクション展」



           



           

だいぶ前になりますが、7月5日に兵庫県立美術館で開催をしている「クラーク・コレクション展」へ行って来ました。

ルノワールの作品が、22点もあるという事で興味が注がれたわけであります。
誰もが知っているルノワールは、女性美の美しさ、柔らかさ、暖かさ、瑞々しさが一番印象に残る印象派画家であることは、周知の事ですよね。

晩年は、リュウマチで筆も指にくくりつけて描くなど、痛々しさが、絵に出ているような気がしてあまりこの頃の絵は好きではないですが、アリーヌ・シャリゴ夫人が描かれている絵は好きでしたね。

今回の展では、出ておりませんでしたが、22点、それなりに楽しめる作品でありました。

ただ、ルノワールは、この展の目玉なので、ラストのコーナーに展示されており、ゆっくり展を観ていると、ラストまで足がもちません。

だから、どこの美術館、博物館もそうですが、最初のコーナーでじっくり観る人が多く、人だかりになって、なかなか観れないのでありますが、ラスト近くの展示は、意外とスムーズに観れるんですよね。

立ちっぱなしなので、疲れてじっくり観てないんですよね。
大体、ゆっくり見て2時間くらいかかりますので、言いたいのは、メインをラストに持って展示するな!っと展示企画者に言いたいですね。

せめて、中盤くらいに持ってこいよ!っと思います。
コース料理で、さんざん、量の多い前菜を食べさせられて、お腹いっぱいになりかけた時に、メインデッシュを持ってこられるようなものでございます。

もし、この展でルノワールを観たいと期待して行かれる方は、先にラストの出口近くまで足を運んで、観終わったら、最初に戻って観られた方がいいかと思います。




ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「鳥と少女(アルジェリアの民族衣装を着けたフルーリー嬢)1882年


           

ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「うちわを持つ少女」1879年




ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「頭部の習作(ベラール家の子どもたち)」1881年


誰でもそうなんですが、印象派の絵はわかりやすく、綺麗に思うんでありますが、やはり、リアルな写実な絵に目が止まりますね。

こうゆう絵、好きですね。
風景の建物は絵のようで、この女性のリアルさと動画の一コマのような一瞬をとらえたカンジが興味を抱かせてしまいます。

           

ジョヴァンニ・ボルディーニ作
「道を渡る」1873~75


このリアルさで、細部にわたっての表現、雄大な風景画にしばし見とれてしまいます。



デオドール・ルソー作
「ランド地方の農園」1844年~67


これまた、ゲームの3Dに出てきそうな絵であります。すばらしい!

           

この他、ウイリアム・アドルフ・ブグローの「座る裸婦」もよかったんでありますが、ポストカードがなかったんで、興味のある方はHPで観てください



















 「兵庫県立美術館」




          「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス

水木しげるの「妖怪学園」大阪文化館・天保山 2013.07.31.

2013年07月31日 21時59分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ


兵庫県立美術館を後にして、阪神電車で梅田まで戻り、地下鉄で大阪港駅(天保山)まで進み、「水木しげるの妖怪楽園」へ寄ってみました。

海遊館の隣にある、旧サントリーミュージアムのあった所の大阪文化館が会場であります。



           

こうゆう展では珍しく、写真撮影、動画アップOKだそうであります。
宣伝効果を期待しているみたいであります。

しかし、フラッシュ撮影とか原画の近接撮影は、遠慮してくださいと言っておりました。
ここの面白いのは、まず最初に真っ暗闇の部屋に通され、部屋中の至る所にスピーカーが埋め込んであり、暗闇の中で、音の恐怖を味わうという想像感覚的な恐怖体験という指向であります。

部屋の中は、暗闇だけで何もないのでありますが、暗闇の恐怖が体験出来ます。
通常生活している中で、光のない真っ暗闇って、あまりないですもんね。

特に町ん中では、何かしら光があるので、何も見えないって、ホント恐怖であります。
そんな10分くらいの体験部屋を終えると、水木しげるの原画コーナーと妖怪たちの像のコーナーに進みます。


YouTubeにこの展の動画をアップ致しました。
ただ、編集をしてなくて、そのままつなげた状態ですので、暗くてわかりにくいかもしれませんが、雰囲気はおわかりだと思います。

長いので、4本に分割しました。
お暇な方は、どうぞ!



     MGE「妖怪楽園(4分15秒)」#1-4


     MGE「妖怪楽園(4分2秒)」#2-4


     MGE「妖怪楽園(4分34秒)」#3-4


     MGE「妖怪楽園(2分47秒)」#4-4


     

           




「天井なめ」
解説「夜、人が寝静まっている間に、長い下を伸ばして天井をなめる。なめた後に、汚い染みを残す。昔の人は、天井に染みが出来ると、それは天井なめの仕業だと考えた。姿を見た人はいないけど、背が高くて舌の長い、凄く痩せている妖怪だと伝えられている。」

           

山童(やまわら)」
解説「河童が秋になって山へ入ると、山童になると伝えられている。山童は、三つか四つの子供くらいの大きさで、全体に赤い毛が生えている。指は5本、まむしのような歯があって、頭は扁平という姿をしているらしい。恐ろしい姿をしているけれど、山仕事を手伝ってくれる親切な処もある。」




あかなめ」
解説「人間の垢を好む妖怪で、真夜中の風呂場に現れては、風呂桶や壁、床の垢をペロリペロリと舐める妖怪。家の中でも風呂場や便所は、妖怪が住み着きやすい所。垢を舐めるだけで何もしないから、清潔にしておけば、あかなめは現れない。」


           

解説「田んぼに現れては、田を返せ、田を返せっと泣き叫ぶ妖怪。泥田坊は元は人間で、荒れ地を耕して立派な田んぼにした働き者だった。でも、病気にかかって死んでしまった。その子供は怠け者で、田んぼは、他人に盗られてしまった。その悔しさと悲しさが、泥田坊っと言う。」



「いそがし」
解説「いそがしとは、忙しいと言う意味で、この妖怪にとり憑かれると、せかせかとして、落ち着いていられなくなる。水木しげる先生も いそがし にとり憑かれた事があって、仕事がひっきりなしにやって来て、目が廻るほど忙しい日々を送った事があるらしい。」


           

「油すまし」
解説「山道で昔、この辺りに油すましが出たらしいと噂話をすると、今でもいるぞーっと言って驚かす妖怪。僕たちが住んでいるゲゲゲの森の村長さんでもあり、とても物知りで、悪い妖怪などの弱点なども教えてくれる。趣味は、将棋。時間さえあれば誰かと対戦しているらしい。」




この妖怪の像たちを過ぎると、日本全国の妖怪地図があります。

           



           

奥に、赤い狭い通路があり、一見、お化け屋敷であります。



           



           



           



           



           



           



           



           

ここからは、冥界ワールドコーナーであります。
死んだらどこへ行くのっという永遠のテーマであります。

日本では、恐山にあるような三途の川を渡ると言われておりますが、世界各地では、いろいろと違うみたいであります。

昔、ツアーで両親を連れて青森の恐山に行った事を思い出します。
そして、三途の川も渡りました。
夏場は、いたこの口よせがあるそうであります。




           



           



           



           



           



           



           



           



           



           



この中国の幽霊、ここのエリアは要注意で、館内で悲鳴が聞こえたらここであります。
なぜかと言うと、この赤いおっさんが、どこからともなく、背後に廻って何も云わずに立っているんであります。

周りが暗いので、気がついた時は、ドキっとします。
怖がりでない私でも、背後に音もなしにスーっと立たれたら、わっ!と叫んでしまいます。

女性や子供たちは、悲鳴を上げますね。
変に、脅かすより、何もしないで背後に立たれる方が、すごい怖い事がよくわかりました。

           

これで終わりであります。
夏休みイベントで9月1日までだそうであります。





    




          「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス

「クラーク・コレクション展」兵庫県立美術館2013.07.05.

2013年07月06日 14時12分40秒 | ぶらり散歩


           



           

だいぶ前になりますが、7月5日に兵庫県立美術館で開催をしている「クラーク・コレクション展」へ行って来ました。

ルノワールの作品が、22点もあるという事で興味が注がれたわけであります。
誰もが知っているルノワールは、女性美の美しさ、柔らかさ、暖かさ、瑞々しさが一番印象に残る印象派画家であることは、周知の事ですよね。

晩年は、リュウマチで筆も指にくくりつけて描くなど、痛々しさが、絵に出ているような気がしてあまりこの頃の絵は好きではないですが、アリーヌ・シャリゴ夫人が描かれている絵は好きでしたね。

今回の展では、出ておりませんでしたが、22点、それなりに楽しめる作品でありました。

ただ、ルノワールは、この展の目玉なので、ラストのコーナーに展示されており、ゆっくり展を観ていると、ラストまで足がもちません。

だから、どこの美術館、博物館もそうですが、最初のコーナーでじっくり観る人が多く、人だかりになって、なかなか観れないのでありますが、ラスト近くの展示は、意外とスムーズに観れるんですよね。

立ちっぱなしなので、疲れてじっくり観てないんですよね。
大体、ゆっくり見て2時間くらいかかりますので、言いたいのは、メインをラストに持って展示するな!っと展示企画者に言いたいですね。

せめて、中盤くらいに持ってこいよ!っと思います。
コース料理で、さんざん、量の多い前菜を食べさせられて、お腹いっぱいになりかけた時に、メインデッシュを持ってこられるようなものでございます。

もし、この展でルノワールを観たいと期待して行かれる方は、先にラストの出口近くまで足を運んで、観終わったら、最初に戻って観られた方がいいかと思います。




ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「鳥と少女(アルジェリアの民族衣装を着けたフルーリー嬢)1882年


           

ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「うちわを持つ少女」1879年




ピエール=オーギュスト・ルノワール作
「頭部の習作(ベラール家の子どもたち)」1881年


誰でもそうなんですが、印象派の絵はわかりやすく、綺麗に思うんでありますが、やはり、リアルな写実な絵に目が止まりますね。

こうゆう絵、好きですね。
風景の建物は絵のようで、この女性のリアルさと動画の一コマのような一瞬をとらえたカンジが興味を抱かせてしまいます。

           

ジョヴァンニ・ボルディーニ作
「道を渡る」1873~75


このリアルさで、細部にわたっての表現、雄大な風景画にしばし見とれてしまいます。



デオドール・ルソー作
「ランド地方の農園」1844年~67


これまた、ゲームの3Dに出てきそうな絵であります。すばらしい!

           

この他、ウイリアム・アドルフ・ブグローの「座る裸婦」もよかったんでありますが、ポストカードがなかったんで、興味のある方はHPで観てください



















 「兵庫県立美術館」





          「ぶらり散歩」履歴インデックス

「水木しげるの妖怪楽園」大阪文化館 2013.07.03.

2013年07月04日 13時40分53秒 | ぶらり散歩
海遊館の隣にある、旧サントリーミュージアムのあった所の大阪文化館が会場であります。



           

こうゆう展では珍しく、写真撮影、動画アップOKだそうであります。
宣伝効果を期待しているみたいであります。

しかし、フラッシュ撮影とか原画の近接撮影は、遠慮してくださいと言っておりました。
ここの面白いのは、まず最初に真っ暗闇の部屋に通され、部屋中の至る所にスピーカーが埋め込んであり、暗闇の中で、音の恐怖を味わうという想像感覚的な恐怖体験という指向であります。

部屋の中は、暗闇だけで何もないのでありますが、暗闇の恐怖が体験出来ます。
通常生活している中で、光のない真っ暗闇って、あまりないですもんね。

特に町ん中では、何かしら光があるので、何も見えないって、ホント恐怖であります。
そんな10分くらいの体験部屋を終えると、水木しげるの原画コーナーと妖怪たちの像のコーナーに進みます。


YouTubeにこの展の動画をアップ致しました。
ただ、編集をしてなくて、そのままつなげた状態ですので、暗くてわかりにくいかもしれませんが、雰囲気はおわかりだと思います。

長いので、4本に分割しました。
お暇な方は、どうぞ!



     MGE「妖怪楽園(4分15秒)」#1-4


     MGE「妖怪楽園(4分2秒)」#2-4


     MGE「妖怪楽園(4分34秒)」#3-4


     MGE「妖怪楽園(2分47秒)」#4-4


     

           



「天井なめ」
解説「夜、人が寝静まっている間に、長い下を伸ばして天井をなめる。なめた後に、汚い染みを残す。昔の人は、天井に染みが出来ると、それは天井なめの仕業だと考えた。姿を見た人はいないけど、背が高くて舌の長い、凄く痩せている妖怪だと伝えられている。」

           

山童(やまわら)」
解説「河童が秋になって山へ入ると、山童になると伝えられている。山童は、三つか四つの子供くらいの大きさで、全体に赤い毛が生えている。指は5本、まむしのような歯があって、頭は扁平という姿をしているらしい。恐ろしい姿をしているけれど、山仕事を手伝ってくれる親切な処もある。」




あかなめ」
解説「人間の垢を好む妖怪で、真夜中の風呂場に現れては、風呂桶や壁、床の垢をペロリペロリと舐める妖怪。家の中でも風呂場や便所は、妖怪が住み着きやすい所。垢を舐めるだけで何もしないから、清潔にしておけば、あかなめは現れない。」


           

解説「田んぼに現れては、田を返せ、田を返せっと泣き叫ぶ妖怪。泥田坊は元は人間で、荒れ地を耕して立派な田んぼにした働き者だった。でも、病気にかかって死んでしまった。その子供は怠け者で、田んぼは、他人に盗られてしまった。その悔しさと悲しさが、泥田坊っと言う。」



「いそがし」
解説「いそがしとは、忙しいと言う意味で、この妖怪にとり憑かれると、せかせかとして、落ち着いていられなくなる。水木しげる先生も いそがし にとり憑かれた事があって、仕事がひっきりなしにやって来て、目が廻るほど忙しい日々を送った事があるらしい。」


           

「油すまし」
解説「山道で昔、この辺りに油すましが出たらしいと噂話をすると、今でもいるぞーっと言って驚かす妖怪。僕たちが住んでいるゲゲゲの森の村長さんでもあり、とても物知りで、悪い妖怪などの弱点なども教えてくれる。趣味は、将棋。時間さえあれば誰かと対戦しているらしい。」




この妖怪の像たちを過ぎると、日本全国の妖怪地図があります。

           



           

奥に、赤い狭い通路があり、一見、お化け屋敷であります。



           



           



           



           



           



           



           



           

ここからは、冥界ワールドコーナーであります。
死んだらどこへ行くのっという永遠のテーマであります。

日本では、恐山にあるような三途の川を渡ると言われておりますが、世界各地では、いろいろと違うみたいであります。

昔、ツアーで両親を連れて青森の恐山に行った事を思い出します。
そして、三途の川も渡りました。
夏場は、いたこの口よせがあるそうであります。




           



           



           



           



           



           



           



           



           



           



この中国の幽霊、ここのエリアは要注意で、館内で悲鳴が聞こえたらここであります。
なぜかと言うと、この赤いおっさんが、どこからともなく、背後に廻って何も云わずに立っているんであります。

周りが暗いので、気がついた時は、ドキっとします。
怖がりでない私でも、背後に音もなしにスーっと立たれたら、わっ!と叫んでしまいます。

女性や子供たちは、悲鳴を上げますね。
変に、脅かすより、何もしないで背後に立たれる方が、すごい怖い事がよくわかりました。

           

これで終わりであります。
夏休みイベントで9月1日までだそうであります。



    妖怪楽園お知らせHP(朝日新聞

  





          「ぶらり散歩」履歴インデックス