「キングコング」髑髏(どくろ)島の巨神 Kong Skull Island
2017年3月25日公開作品 118分
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キングコング、このタイトルだけで大昔流行ったキングコング映画だと思って、興味を無くす人も多いだろう。
ストーリー的には、特に凝った物ではなく、わかりやすい・・・「巨大生物の島」や「ジュラシックパーク」に似ている・・・が、映像の迫力が違う・・・・
サミエル・L・ジャクソン率いるヘリ部隊が、突如キングコングに襲われるシーンは掴みとしては、抜群の迫力、所々スローモーションを入れて迫力を倍増、私は、109でIMAX,そして3Dで観たので、その圧巻は素晴らしい・・・の一言。
そして、キングコング以外に、巨大水牛、蜘蛛、翼竜、そして、キングコングの因縁の対決である前足だけでトカゲのような凶暴生物との闘い!
そして、キングコング映画ではお約束的な、オマージュのようなシーン・・・キングコングが女性を助け、掌に乗せているシーン・・・など、普通に観ても楽しい。
しかしながら、イマイチ観客が少なく、109シネマ会員なら無料でとれるエグゼクティブシート(700円)が当日、簡単に取れた・・・春休みなのに・・・この面白さは家族で観ても満足出来ると思うのですが・・・人が少ない・・・イメージが古臭く思われているのかな?
さて、簡単なあらすじですが、ウル覚えや勝手な解釈で間違っているのかも知れませんが、間違っていたらゴメンナサイ!
時は1944年、終戦真近の太平洋で、零戦とP51戦闘機が闘っており、共に墜落、とある島にたどり着き、また互いに殺し合いを始めるのであった。
P51のジョン(ジョン・C・ライリー今年で52歳)が、日本兵MIYAVI(大阪出身、今年で36歳)に崖まで追い詰められ、日本刀で殺されそうな所に崖下から巨大生物、キングコングが出現する・・・二人は、茫然とコングを見つめる。
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時は過ぎ、1973年、アメリカがベトナム戦争から撤退をする事が決まった。
サミュエル大佐(サミュエル・L・ジャクソン今年で69歳)は、多くの部下を亡くして落ち込み、また残る部隊も暗いムードに包まれていた。
そこへ、将軍から科学者を島に届け、協力するように云われ、島にヘリで向かうのだった。
この島は、ランドサットの衛星写真で発見された島で、モナークという政府の特務研究機関の要請であった。
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地底空洞説があり、その地底に未知なる生物が居ると云う。
その地底への入口がこの髑髏島にあるらしい。
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モナークの中心人物ジョン・グッドマン(今年で65歳)、この遠征隊のリーダーのジェームズ(ジェームズ・コンラッド今年で36歳)、この探検の記録を任される女性カメラマン、ブリー(ブリー・ラーソン今年で28歳)、サミュエル大佐、ジョン中尉、他数十名の隊員たちで島に向かう事になった。
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戦争で多くの仲間を失った部隊にとって、息抜きのような軽い気持ちでこの仕事をするのであった。
映画の中で70年代のヒット曲、ブラックサバスのパラノイドが流れ、ヘリは威勢よく飛び立つのであった。
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そして、島の上空からサイズミックという爆弾を投下、何本かの足が出て地表を固定、爆発・・・次々と投下する・・・振動を起こし地質調査を行うのであった。
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森林に、もの凄い爆音と火柱が上がり、隊員たちは絶好調に盛り上がっていた。
そこへ、大木が矢のように真っすぐ飛んで来て、ヘリを直撃、大破墜落するのであった。
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この島の主のキングコングの出現であった、約30mの巨大ゴリラである。
キングコングは、怒り心頭に叫びながら、次々とヘリを素手で捕まえ、振り回し、投げ、ぶつけ合うなどすさまじい威力である。
機銃で撃つもぜんぜん効き目がなく、成すすべもなく全滅し、墜落をするのであった。
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ほとんどの者が死に、生き残った者は数名、またしても部下を失う事になったサミュエル大佐は、この恨みをきっとはらすべく心に誓うのであった。
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3日後に島の北端で補給部隊と合流する為に、北上をすることになった。
すると、目の前に巨大な水牛?体長13mのスケル・バッファローが水から出現、一斉に銃を構え警戒するが、水牛は何事もなく立ち去るのであった。
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隊員たちは、怪物がキングコングだけでなく、巨大生物が居る事に前途多難を感じるのであった。
そして次は、竹藪の中を歩いていると、竹そっくりの足で隊員たちを襲い始めた。
上を見上げると巨大蜘蛛が長い足と、触手で攻撃をしてくる・・・体長7mのバンブー・スパイダー・・・
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一斉に上に向けて蜘蛛の腹に撃ちまくる隊員、蜘蛛は撃ち落とされて地面に落下。
深い山々、森林を進み続けると、裸族のような先住民に取り囲まれる。
隊員たちは、一斉に銃を向け、先住民は大勢で槍を持ち、一触即発を呈していた。
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緊張感の中、先住民の後ろ奥から、一人のアメリカ人が声を上げて、間に入って止めに来た。
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銃や槍を降ろし、このアメリカ人が説明をするのであった。
この人物、P51に乗っていた操縦士のジョンであった。
あの後、キングコングから日本兵と逃げてこの部族でお世話になっているという。
日本兵のMIYAVIと協力しながら生活をしていたが、亡くなったそうである。
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この部族は、イーウィス族と言って言葉を話さない、穏やかな民族らしい。
この島にいる魔物スカル・クローラーに襲われないために、キングコングを崇拝しているという。
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そう、キングコングは、この島の守り神で、唯一凶暴で破壊的なスカル・クローラーに対抗できるのであった。
元々は、家族で住んでいたキングコング一家も、このスカル・クローラーに皆殺しにされている。
今いるキングコングは、唯一一匹で残っていて、島の守り神として、多数居るスカル・クローラーと闘っている。
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みんなは、そんな崇拝するキングコングは、ヘリを攻撃して多くの仲間を殺したという。
人の家に無断で入り、爆弾を落として森林をむちゃくちゃにすれば、誰だって怒るだろうと・・・ジョンが言った。
ジョンに、北へ行けば補給船と合流する事が出来、助かると言うと、ジョンは、零戦とP51や廃材で造った船で行こうと云う。
船の整備が終わり、出発、ジョンはと別れを告げ、一行の船は川を北に向けてゆっくりと走るのであった。
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快適に走っていると、空から翼竜のようなサイコ・バルチャーに襲われ、一人連れ去られてしまう。
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一行は、別れていたサミュエル大佐隊と合流、互いに喜び合い、北に向かおうと勧める。
しかし、部下のトビー・ケベル(役名チャップマン少佐)が、ヘリ墜落時に離れ離れになったので探し出してからだと言う、そして連絡が途絶えたのは、西の方角だと言う、しかし、ジョンは奴らがうじゃうじゃいるから危険だと言う。
しかし、サミュエルは聴かない・・・一行は、仕方なしにサミュエルに従って捜索を開始するのであった。
一部の人を船に残し、翌朝まで帰らなければ、出発するようにと言ってジェームス、ブリーはサミュエルと同行する事に・・・
一方、当のご本人のトビーは、川で水を飲んでいると、川前方の右手からゆっくりとキングコングが波をたてて歩いている姿を目撃するのであった。
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とっさに、岩に身を隠し様子をうかがうと、キングコングは、ヘリとの格闘で腕に傷を負って水で癒している様子であった。
すると、その時、湖が泡立ち数本の触手のような物が、キングコングを巻き付け始めた。川の主なのか、キングコングを食べようとするタコかイカのような生き物である・・・
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体長27mのリバー・デビル、怒ったキングコングは、触手をぶっちぎり、逆に口に入れ食べてしまう。
トビーは、森の中に逃げ、大木に腰かけながら、無線機で連絡を試みていた。
すると、この大木が動き出した、擬態化した生き物であった。
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スポア・マンティス、15mもある巨大ナナフシの一種・・驚いたトビーは、銃で攻撃をするとゆっくりと去って行った。
一安心したトビーの後ろから、突然飛びかかって来る生き物がいた・・・
一方、サミュエル一行は、森を抜け広大な大地に出る。
そこは、キングコングのファミリーが、スカル・クローラーに襲われ殺された所であった。
巨大な、ゴリラの骨が横たわっている。
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一行は、骨の間を通りながら前に進むと、案の定、スカル・クローラーが餌を捜しにやって来た。
一斉にゴリラの骨に隠れる。
ジェームスとブリーが隠れている所に、奴はやって来た・・・気が付いていない・・・と、口から汚物を吐き出すようにゲロをした。
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その中に、トビーの標識を見つけるジェームス。
そうあの時トビーを襲ったのは、スカル・クローラーだったのである。
しかし、見つかってしまい、必死で逃げるジェームス、ブリー・・・猛スピードで追いかけるスカルに対して、ブリーはライターに火を着けて投げた・・・この地は、天然の可燃ガスや有毒ガスが発生しており、スカル・クローラーは大爆発をして吹っ飛んだ。
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なんとか、生き延びた・・・ジェームズは、サミュエルにトビーの標識を渡した。
サミュエルの顔が、悲しみに変わる。
しかし、サミュエルは、仲間の敵討ち、キングコンゴを仕留めなければ行けないと言い出した。
呆れたジェームスは、勝手にしろとブリーと船に戻ろうとするのであった。
サミュエルや数名の部下達は、キングコングを撃つべく弾薬を、墜落したヘリからかき集め、川のほとりに罠を仕掛けるのであった。
ジェームズとブリーは、船に向かい崖の上に来た。
すると、キングコングが、近づいて来た。
キングコングの顔が、二人の目の前まで近づいている。
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ブリーは、キングコングの顔に恐る恐るそっと手をやる・・・キングコングはじっとしている。
二人にとって、このキングコングがこの島の守り神なのだと信じている。
キングコングは、このブリーが墜落したヘリの下敷きになっているバッファローを助けているのを知っていたからなのだろう。
すると、サミュエルが罠を仕掛けてキングコングを誘っている。
キングコングは、サミュエルの方角に歩き出した。
川の中を進み岸のサミュエルの方に歩いていると、ナパーム弾で川は火だるまになり、キングコングにも火が付く・・・
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銃撃もくらい倒れてしまう。
※ここから記憶が曖昧で、間違っているかもしれません・・・
ジェームスとブリーは、銃弾で倒れているキングコングの前に来て、銃をサミュエルに向けて、とどめをさすのを止めさせようとする。
部下の銃口は、ジェームスとブリーに・・・・緊張感が走る中、部下たちは、銃口をサミュエルに向けた。
部下達もサミュエルの行動がおかしいと感じていたからであった。
そして、去って行った・・・?
一人になったサミュエルは、川から来たスカル・クローラーに食われてしまう。
ジェームスとブリーは、船に戻ろうとしたが、船は出て行ってしまっていた。
その船は、北の補給船に向かって進んでいると、猛スピードでスカル・クローラーが追いかけて来た。
ブリーは、船を見つけ、岩から襲い掛かるスカル・クローラーに照明弾を発射、命中、怒ったスカル・クローラは向かって来る。
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ブリーは、衝撃で水の中に沈んでしまう。
そこへ、傷ついたキングコングが現れ、スカル・クローラーと闘いになる。
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猛烈でしつこいスカル・クローラーとの挌闘場面は、圧巻・・・ゴジラ映画のよう?
なんとか、勝利したキングコングは、ブリーを水の中から救い出し掌に乗せ、岸辺で下す。(お約束シーンで、原作のオマージュですね)
そこへ、ジェームズがやって来てブリーを起こし、ブリーは息を吹き返すのであった。
静かに、キングコングは、その場を立ち去ります。
めでたし、めでたし・・・・(^-^)
一行は、多大な犠牲を出したが無事迎えに来た船に乗り帰って行きました。
ジョンは、何十年ぶりかにわが家に帰り、家で野球を観ている。
余談ですが、ジョンと同じ立場だった日本の小野田さんが最後の日本帰還兵としてニュースになった事を思い出しますよね・・・・「恥かしながら・・・」っという名文句がありましたね。
エンドロールが数分流れ、その後で、数分続きが始まる。
この島の事を、取調室?でジェームスとブリーが説明をしている。
政府は、隠ぺいするのか?しかし、謎の先住民古代生物は、ここだけではなかった・・・
世界でも地底からの入口からはい出て来た生き物が、数多く報告されているそうで、また、冒険調査が始まる気運が見えて来る。
続編があるのでしょう?・・・3部作とも噂が・・・?
エンドロールが始まると帰る人がいますが、この映画は帰ると損しますよ!・・・
エンドロールは、余韻を味わうのと、ひょっとして、今回のような、ちょこっとオマケがあるかもしれないという期待で、常に最後までいましょうね。
おわり・・・・(^-^)
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