10月19日(土)
このドラマ、面白そう・・!・・?
「クロコーチ」
昭和43年12月10日府中市で起こった未解決の三億円事件。
この事件が鍵となり、様々な謎の本質に近づこうとするドラマ。
三億円事件に謎めいた関係を持つ悪徳刑事、黒河内(クロコーチ)の長瀬智也、そして、ずば抜けた記憶力とデータベースを持つ警視庁より赴任した清家真代の剛力彩芽、県警のみんなから嫌われている黒河内の相棒に着く事になる。
黒河内は、賄賂や口止め料など、一見ヤクザのような雰囲気に、誠実な清家は告発をしようとするが、なぜか彼に惹かれる物があり、行動を共にする。
また、黒河内のいう三億円事件に関する謎に清家も関わっていると言う事も気になるところである。
そんな、黒河内が追いかけているのは、沢渡前知事(渡部篤郎)で三億円の首謀者だと信じているからであった。
沢渡の力は強く、県警の二人の刑事を刺客として黒河内と清家を襲うのである。
しかし、黒河内は、銃で襲ってくる二人の刑事を射殺してしまい、仕方なく埋めてしまうのである。
黒河内の射殺現場を見た放心状態の清家は、床に座り込んで、尿を漏らしてしまう。
黒河内は、すかさず携帯で彼女を撮り、口封じにばらまくぞと脅すのであった。
沢渡を逮捕するが、証拠不十分で釈放、マスコミに二人の刑事の行方を知っているのは、黒河内だと言い、黒河内は身の危険を感じるのであった・・・
っというような所でしょうか、面白いのは、ヤクザのような怖い顔した黒河内が、低い声で優しくいう所が、キャラが際立って面白い。
そして、流行るかどうかわからないが、清家が答えると、「せーかーい(正解)」「またまた、だいせーかーい」という所もキャラがユニークで面白い。
真面目一本の剛力は、冷静に判断して彼の意見に耳を傾けるが、黒河内の手のひらで転がされてしまう。
そして、清家は、黒河内に捜査情報は漏らせないと言いながら、例の写真をメールで送りつけられると喋ってしまう所も面白い。
ニヤっとしながら、黒河内は、「漏らしたね」という。
清家のキャラも面白く、ほとんど無表情で、黒河内と接していて、常に敬語である。
沢渡も大物らしく、ニヤっとしていて物静かに受け答えをする人物である。
そう、主要な人物は物静かにしゃべるという設定のような気がします。
三億円事件は、映画化やドラマも多くあり、そう珍しい題材ではなく、見たいドラマとは思わなかったが、長瀬と剛力の二人のキャラと過去の謎が気になり観てしまいます。
そして、剛力彩芽のお漏らしシーンや振り向きざまにキスしてしまうシーンなど、ちょっと衝撃的なシーンが、事務所や彼女の意気込みが感じられるのではないでしょうかネ
「TBSクロコーチ」HP