寿命時計は、午後7時50分3秒です!

私の平均余命83.846歳(厚生労働省H28年度データ)を24時として、私の生きて来た人生は上の通りです。後残り時間は?

「東西美人画展」山王美術館 2015.10.24.

2015年10月24日 22時01分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ



            「初めての美術館です・・・」


JAFメイトが送られてきた中に、山王美術館で「東西美人画展」が会員証を提示したら半額\500で観られるという事で、先にそちらに行ってまいりました。


                    


ここの美術館は初めてで、知りませんでした。
場所は難波なんですが、地下鉄の御堂筋線側よりも、四ツ橋線か千日前線側の西側が近いかな?・・・私は、めったに来ないJRの難波駅に来ました。

こちらの方が、美術館に一番近く、家からJRだと運賃も安いのでこっちで来ました。
まぁ、普通難波の中心からちょっと外れているので、JRの難波駅自体を知っている方も少ないでしょう・・・?

この難波駅の隣にデーンっとそびえ立つビルが、「ホテルモントレグラミアス大阪」で22Fがフロントであります。





階下はテナントで、私は間違ってテナントのエレベータ21F迄行って、また引き返して降りてしまいました。

よくわかってないので、警備の人に聞くと正面から入ると専用のエレベータがあるそうなので、なんか私みたいな庶民の塊みたいな者が、行くのは場違いな気がして、取りあえず22Fまで行きました。

広いフロントに高級そうなお店、そして奥に見えるのは、チャペルがあるじゃありませんか・・


                    



すごい、やっぱり場違いな気がする中、恐る恐るこのチャペルの左側の部屋に、この山王美術館と書かれている部屋に入る事にしました。





なんか、画廊に来たみたいで、ちょっと緊張しますが、係りの女性から優しく説明を受け進みました。

美術館としては、ホテル内という事もあって、こじんまりとしていますが、高級感のある雰囲気とやっぱり画廊のような感じであります。

人も少なく、私一人と他男性一人と女性が一人が、ちょろと来たくらいで、静かで落ち着きます。

また、絵が凄い、伊東深水8点、上村松園の絵が6点飾られており、ちょっと贅沢な気分であります・・・だって、他、人がいないんですもの・・・なんか私だけ、この部屋で観れるなんて・・・ちょっと気分的に癒されますね。


                    


廊下では、係りの女性が立ってますけどね・・・なんか、見張られてるんでしょうか?
展示部屋が3つあり、一つ目の部屋が河井寛次郎の陶器がズラリと並んだ小さな部屋であります。

ちょっと、この方のは有名でありますから、名前は知っているんでありますが、陶器はよくわかりません・・・釉薬がみそなんでしょうか?・・・陶芸も2,3回体験でやった事があるんですが、不器用なもんで下手でありました。

二つ目が、10mくらいの長細い部屋に、日本画十数点ありましたでしょうか、小林古径の屏風もありました。

伊東深水は、朝丘雪路のお父さんという事はよく知られている事であります。
美人画で有名は、このお二人、深水と松園の絵が並べてあり、交互に見比べて楽しめます。

人がいないとこれが出来ていいですね。
3つ目の部屋が、大きな部屋で、これも凄い、ルノワールの絵が、8点も展示してあり、小磯良平も8点、他、藤田嗣治、岸田劉生、佐伯祐三、キスリング、モネなど超有名人がズラリと鑑賞出来ます。



                    




たぶん、これ全部この美術館の所有なんでしょうかね・・?すごい・・
周りに人がいるのといないのとでは、気持ちがぜんぜんリラックス出来て、あっちこっち観る事が出来て、自分の部屋のように勘違いしてしまいます。

下衆の勘繰りをすると、全部合わせると数億円・・?数十億円?・・なんてね・・





                    






なんか、時間がすぐたってしまい1時間くらいはすぐですね・・・
普通は、千円とちょっと、小規模の美術館としてはお高いカンジもしますが、絵がすごいのと駄々広い美術館と違って、こじんまりとした画廊のような部屋で観られるのは、ちょっとリッチなカンジがして、いいですね・・・穴場であります。

ただし、いつでも行けるかと思いきや木、金、土、日、祝なので、行かれる方は気を付けて下さい。

なんか、係りの人は、いつか忘れましたが、これから、平日を開館して、土日休むような事を言ってましたので、確認してから行って見て下さい。

来年1月31日まで開催していますので、ナンバに行ったら、ちょっとこちらに寄り道をして、絵の好きな方だったら、リッチな気分になれますよ。
JAF会員証も忘れずに、半額になりますから・・・・・

この美術館を後にしまして、JR難波駅から天王寺駅まで(¥160と地下鉄よりお得です)行き、地下街で「えび天丼」\390を食べました。



                    


なかなか、この値段は安い。
阿倍野ハルカスが出来てあっち方面のお店で千円以下で食事が出来るのはないくらい、高くなって驚きます。

しかし、反対側の天王寺公園付近の地下街は安い!
その中で見つけたお店が、これであります。

海老3匹,量は少ないけど、小腹を満たすには十分であります。
そしてこのあと、公園内にあります大阪市立美術館に行きます。






          「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス

「伝説の洋画家たち二科100年展」大阪市立美術館 2015.10.24.

2015年10月24日 22時00分00秒 | 安らぎを求めて、美術博物館へ



         「伝説の洋画家たち二科100年展」


食事を終えて天王寺公園下迄行き、エレベータで上がると、ありゃ、びっくりポンであります。
公園入口ゲイトが無くなり、駄々広い芝生になっており、子供たちや家族連れでいっぱいであります。




ちょっと前までは、ホームレス締め出し作戦で、150円やったかな有料公園であったのが、無料解放されております。

                    


花壇もあったのが、取っ払われていて、長ーい芝生公園になっております。
でも、この方が、公園らしくイイカンジであります。




小さなドッグランが出来て、犬を遊ばせられるコーナーもあります。
大阪市立美術館へ行く「フェルメールの小径」が無くなっていました。

警備の方に聞くと、10月からこのように無料になったそうであります。
美術館の処は、今まで通りの景色であります。


                    




その前に、


9月12日からやっておりましたこの「二科100年展」が、11月1日で終わるという事で、残り1週間前に観ました。





岡本太郎や藤田嗣治、佐伯祐三、小出楢重、安井曾太郎、岸田劉生など名だたる人や、石坂浩二のおっ師匠さんと呼んでいる東郷青児、アンリ・マティスなどもあります。

100点以上もある絵画を見られるのは、圧巻であります。
激動の日本を生き抜いてきた人たちだけに、強烈なインパクトがあり、平和ボケをしている私などは、ちょっときつい作品もあり、色彩の強い抽象画やキュビスム、フォーヴィスムなどは苦手なので、スルーしてしまいます。

でも、この人、岡本太郎の重工業は、もの凄いインパクトがあり、火花が散り、歯車は真っ赤に燃え、その周りを人が飛び交って操作しており、デカイねぎが農業を思わせる目に焼き付きますね。


                    


藤田嗣治が、南アメリカへ旅行した時の絵で、純白を基調にしていたのが、このころから少し変わって来たそうであります。





スルレアリスム(幻想絵画)の古賀春江の絵で、月や建物が角ばって遠近があるのが、ジョルジョ・デ・キリコに似ているのが気になり影響を受けたのかな・?っと思ってしまいます。

                    


でも、キリコと違って明るく楽しそうな絵であります。
当時の日本の画家たちは、少なからず西洋画家の影響を受けてらっしゃるんでしょうね。

気になったのは、ちょっとここで紹介する絵がないんですが、正宗得三郎の「トークの女」だったかな、ルノワールに影響を受けてらっしゃるのは、一目でわかるんですが、この女性、さきほど行った山王美術館で観たルノワールの女性にすごく似ているように記憶していたんですが、ネットでもう一度確認をしようとしたんですが、見つからず、ちょっと気になる処であります。・・・・気のせいかもしれませんがね・・・

とにかく、展示数が多いので、じっくり観るとお腹いっぱいになります。
私みたいなミーハーの者でも、十分楽しめるので残りわずかですが、大阪の方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

この展の会場の他に、一室「仏教彫刻 コレクション展」をやっておりました。
この「コレクション展」は、20体ほどの仏像が展示されております。




いや、これも圧巻ですが、どうなんでしょうね?
お寺だとみんな、お賽銭を出して拝むんですが、美術館だと可哀想に、誰も手を合わせて拝みません・・・これって、気の毒に思えるんですが・・・どうなんですかね?

見世物みたいに、集めて展示したら・・・バチ、当たりません・・・?・・・・

この美術館を観終えたら、すぐ近くにある動物園に行って見るのもいいかもしれません。
この天王寺動物園は、開園100周年だそうであります。

そして、美術館の裏に、茶臼山があります。
来年NHK大河ドラマが始まる「真田幸村」の舞台になった所でもあります。

大坂冬の陣では徳川が、夏の陣で幸村が本陣を構え、茶臼山の戦いの舞台になった処でもあり、そんな事を思いながら散歩するのをいいかと思います。

                    



                    



                    



                    



                    


この展は11月1日で終わりますが、その後福岡で7日から開催だそうであります。












福岡近辺の方、おススメです、是非行ってみてください。(^-^)





          「安らぎを求めて、美術・博物館へ」 インデックス

「偽装の夫婦」 2015.10.11.

2015年10月11日 22時00分00秒 | 夢中になるテレビドラマ
10月11日(日)


         「第1話目を観たら、これ、けっこう面白いかも・・?偽装の夫婦」





久々におかしくて、笑ってしまうドラマですね。
ハートフルコメディって、こうゆうのを言うんだと思いますね。


天海祐希の表情がとっても、イイ!
相手との話し方の間合いが、完璧で素晴らしい。


お話しは、25年前に二十歳の自分(天海祐希)の元を、無断で去って行った男(沢村一樹)と偶然に会った処から、天海の人生が変わっていくというお話で、沢村は、癌で余命短い母(富司純子)に自分がゲイだと心配をかけたくなくて、天海に偽装夫婦を頼む。


しかし、天海はそれ以前になんで勝手に自分の元を去ったのかを知りたく問い詰めようとするが、沢村は自分勝手にしゃべるばっかりで、なかなか聞けないでいる。


                    



                    



しかし、沢村がポロッと言った言葉が、自分がゲイであると告白をしたのだった。





なんで、天海と付き合ったのかというと、その時は、天海が好きだったが、それから自分がゲイだと知ったとわけのわからない事を言うのであった。

                    




天海は呆れてしまいその場を出て行く。

                    




天海は、誰ともかかわりなく、アパートの部屋で自分一人の世界、読書の世界に浸って、嫌な事を忘れようとしたら、大量の本の重みで部屋の底が抜け、階下に落ちてしまう。

                    




大家はカンカン、部屋の修理代を300万請求されるはめに・・・・貯金は足らない・・・・


                    


しぶしぶ、実家に行くが、っといっても、亡くなった母親の妹に育てられた実家なので、頼みづらい・・・




案の定、言い出せなくて、困っている処に、沢村が、1,2時間付き合ってくれたら貸すと言う。


喫茶店で沢村といると、そこへ富山から母親の富司純子がやってきた。
驚いた天海に、沢村は勝手に母親に天海と結婚をすると宣言する、目を白黒させている天海に、子供も出来たと続けさまにいい加減な事をいうのであった。


                    


天海は、一所懸命に母親に説明をしようとするのだが、沢村と母親は盛り上がってしまって、とりつく暇もない。

そんな天海に、天海が務めている図書館によく来る親子、内田有紀の運動会にひょんな事から出る事になる。

それは、沢村の幼稚園の運動会であった。
天海は、足の悪い内田を背負い、子供も抱え、障害物競走に奔走する。




沢村に自分の殻にとじ込まらずに、人を幸せにする事が好きなハズだと言われる。

翌日、内田親子が、運動会のお礼を言いに、天海に図書館へ会いに来るのだった。





天海は、照れながら笑っていたが、内田が予想もつかない事を言って来た。


「あなた事が好きになってしまいました、家族になって欲しい」っと言うのであった。

                    



                    


天海は、また目を白黒させて、またひと騒動の予感をさせる場面で1話終わりであります。


顔は絶えずニコニコ、言いたい事を面と向かって、人に言えず、心のつぶやきで、相手を愚弄する天海。


誰でも経験があり、よくわかりますよね。
車でも、窓を閉めて、マナーの悪い車を大声で罵倒する人なんかもそうですよね。
そう言った、心のつぶやきがこのドラマの面白い処なんでしょうね。


そして、絶えず天海のニコニコ顔が、怖いですね・・・