「初めての美術館です・・・」
JAFメイトが送られてきた中に、山王美術館で「東西美人画展」が会員証を提示したら半額\500で観られるという事で、先にそちらに行ってまいりました。
ここの美術館は初めてで、知りませんでした。
場所は難波なんですが、地下鉄の御堂筋線側よりも、四ツ橋線か千日前線側の西側が近いかな?・・・私は、めったに来ないJRの難波駅に来ました。
こちらの方が、美術館に一番近く、家からJRだと運賃も安いのでこっちで来ました。
まぁ、普通難波の中心からちょっと外れているので、JRの難波駅自体を知っている方も少ないでしょう・・・?
この難波駅の隣にデーンっとそびえ立つビルが、「ホテルモントレグラミアス大阪」で22Fがフロントであります。
階下はテナントで、私は間違ってテナントのエレベータ21F迄行って、また引き返して降りてしまいました。
よくわかってないので、警備の人に聞くと正面から入ると専用のエレベータがあるそうなので、なんか私みたいな庶民の塊みたいな者が、行くのは場違いな気がして、取りあえず22Fまで行きました。
広いフロントに高級そうなお店、そして奥に見えるのは、チャペルがあるじゃありませんか・・
すごい、やっぱり場違いな気がする中、恐る恐るこのチャペルの左側の部屋に、この山王美術館と書かれている部屋に入る事にしました。
なんか、画廊に来たみたいで、ちょっと緊張しますが、係りの女性から優しく説明を受け進みました。
美術館としては、ホテル内という事もあって、こじんまりとしていますが、高級感のある雰囲気とやっぱり画廊のような感じであります。
人も少なく、私一人と他男性一人と女性が一人が、ちょろと来たくらいで、静かで落ち着きます。
また、絵が凄い、伊東深水8点、上村松園の絵が6点飾られており、ちょっと贅沢な気分であります・・・だって、他、人がいないんですもの・・・なんか私だけ、この部屋で観れるなんて・・・ちょっと気分的に癒されますね。
廊下では、係りの女性が立ってますけどね・・・なんか、見張られてるんでしょうか?
展示部屋が3つあり、一つ目の部屋が河井寛次郎の陶器がズラリと並んだ小さな部屋であります。
ちょっと、この方のは有名でありますから、名前は知っているんでありますが、陶器はよくわかりません・・・釉薬がみそなんでしょうか?・・・陶芸も2,3回体験でやった事があるんですが、不器用なもんで下手でありました。
二つ目が、10mくらいの長細い部屋に、日本画十数点ありましたでしょうか、小林古径の屏風もありました。
伊東深水は、朝丘雪路のお父さんという事はよく知られている事であります。
美人画で有名は、このお二人、深水と松園の絵が並べてあり、交互に見比べて楽しめます。
人がいないとこれが出来ていいですね。
3つ目の部屋が、大きな部屋で、これも凄い、ルノワールの絵が、8点も展示してあり、小磯良平も8点、他、藤田嗣治、岸田劉生、佐伯祐三、キスリング、モネなど超有名人がズラリと鑑賞出来ます。
たぶん、これ全部この美術館の所有なんでしょうかね・・?すごい・・
周りに人がいるのといないのとでは、気持ちがぜんぜんリラックス出来て、あっちこっち観る事が出来て、自分の部屋のように勘違いしてしまいます。
下衆の勘繰りをすると、全部合わせると数億円・・?数十億円?・・なんてね・・
なんか、時間がすぐたってしまい1時間くらいはすぐですね・・・
普通は、千円とちょっと、小規模の美術館としてはお高いカンジもしますが、絵がすごいのと駄々広い美術館と違って、こじんまりとした画廊のような部屋で観られるのは、ちょっとリッチなカンジがして、いいですね・・・穴場であります。
ただし、いつでも行けるかと思いきや木、金、土、日、祝なので、行かれる方は気を付けて下さい。
なんか、係りの人は、いつか忘れましたが、これから、平日を開館して、土日休むような事を言ってましたので、確認してから行って見て下さい。
来年1月31日まで開催していますので、ナンバに行ったら、ちょっとこちらに寄り道をして、絵の好きな方だったら、リッチな気分になれますよ。
JAF会員証も忘れずに、半額になりますから・・・・・
この美術館を後にしまして、JR難波駅から天王寺駅まで(¥160と地下鉄よりお得です)行き、地下街で「えび天丼」\390を食べました。
なかなか、この値段は安い。
阿倍野ハルカスが出来てあっち方面のお店で千円以下で食事が出来るのはないくらい、高くなって驚きます。
しかし、反対側の天王寺公園付近の地下街は安い!
その中で見つけたお店が、これであります。
海老3匹,量は少ないけど、小腹を満たすには十分であります。
そしてこのあと、公園内にあります大阪市立美術館に行きます。
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