生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

うぐいす

2024-04-18 03:41:40 | 日々の暮らし
朝の散歩中に竹やぶからうぐいすの鳴く声がしました。
平安時代前期の『古今和歌集』より、

『世にふれば言のはしげき呉竹(くれたけ)の憂(う)き節ごとにうぐいすぞ鳴く』

憂(う)き節とは辛いこと、悲しいこと。
長く生きていると、いろいろと嫌な事が聞こえて来て、そうした、辛い折々を嘆くようにうぐいすが鳴いている。
  (詠み人知らず)

今でも同感する歌です。
古代の人も同じように感じて過ごしていたのだと分かると自分だけでないと元気が出ます。
私は竹の節を人生の節と呼んでいます。
この節が強い竹を作っているのです。
人生もそうです。
辛い節目があるから強くなっていくのです。異動で明日から職場を離れる人からの相談を受けました。
新たなチャンスだと思って前向きにいけば次のステップアップになると励ましました。
勇気が出たと帰っていきました。
皆様も人生の節を乗り越えて下さい応援しています。  
私も長年勤務した老人施設を6/5で退職します。
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