「心外無別法(しんげむべっぽう)」という言葉があります。
幸福や不幸というものは、何かの形で現れるものではありません。
それは、心のもようで変わるもの。
つまりは感じるということ。
不幸になるというのではなく、不幸だと感じる。
すべての現象や存在は、自らの心によって起こるもの。それを「心外無別法」といいます。
不幸にならないためには、それを不幸と感じないことと説いています。
「すべて、あなたの心が決めているのです」
人は苦悩をとおして、真の歓(よろこ)びを知るようになる。苦難を乗り越えた人には人の痛みが分かり、人の喜びが分かる。強さの中に優しさができる。辛い哀しいことがあったから、幸せのありがたみが分かる。どん底を知ると怖いものがなくなる。いろんな人生を送った人は、すべてが幸せに通じるものと感じるものです。不幸だと思わないことが、不幸にならないことなのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます