生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

分かち合う幸せ

2018-10-26 00:22:03 | 日々の暮らし
今日は禅の言葉を紹介したいと思います。

「本来空寂(ほんらいくうじゃく)」

人は誰しも一人で生まれ、そして一人で死んでいく。


病気を患うことも、老いていくことも代わってあげることはできません。

それぞれが自分だけの人生を生きていかなくてはなりません。

自分の気持ちを分かってくれる人がいない。

そんな時に、寂しさを感じるもの。

それが、本来空寂の意味です。

そこで、出てくる言葉が

「把手共行(はしゅきょうこう)」です。

自らの清らかな心と共に手を取り合って生きていくという意味です。

苦しいときも、悲しいときも、共に分かち合って人生を歩める友人をつくることです。

人生には、たくさんの友人はいりません。

深くつきあえる友人が必要です。

寂しさを忘れさせてくれる友人がいる事に感謝しましょう。

人生は一人旅。

しかし、一人では生きられない。


助けあったり、励ましあったりしながら人は生きてゆく。

親鸞はその一人になりましょうと述べています。

「友達以上、恋人未満

それを相棒と呼ぶ」

という歌の文句がありました。

何があっても、別れる

ことがない友人

それを

戦友というのでしょう。

皆様も励まし合える

友人を大切にしましょう。


それが、人生の宝と

思います。

私もその一人で

ありますように


合掌
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