生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

33

2024-04-11 04:14:18 | 日々の暮らし
仏教によく「33」という数字が出てきます。
これは何故でしょうか。
33という数字は観音経にあります。
無尽意(むじんに)菩薩が、お釈迦様に尋ねます。
「お釈迦さま、観音さまは一体どうやって私たちの世界で、説法し人々を悟りへ導いて
いるのですか」
お釈迦さまは答えます。
「それはね、仏さまの姿がいい場合は仏さまの姿になるし、修行者の姿が最適だと思えばその姿で説法するんだ。
仏さまに準ずる姿が3種。
帝釈天などの神さまが6種。
王さまやお坊さん、子どもなど人間が15種。
龍などの仏教を守る生き物が8種。
そして、仁王さまの姿が1種。
合計33種の姿に変身して人々を救ってくれるんだよ」
という内容があります。
2桁の数字で最初の素数は11(2.3.5.7.11.13.17…)。そして、1桁の中で最初の物事が安定する数が3(3大名所、3大〇〇など)。
11×3=33
33はパワーがある。
ここから観音さまが祀られているお寺を回る数を、三十三観音霊場と制定された。
また、観音さまの大きさを3丈3尺(12.51m)の寸法で作られ、
それにちなんで、お堂の長さを三十三間堂にしたとか。
33というのは、たくさんという意味があるようです。
皆様にも33の姿に
変身した観音さまが
守ってくださって
いると思いますよ。
幾多の試練とそれを
乗りきる力を与えたまえと祈りましょう。
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