生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

松島と末の松山

2017-05-03 02:42:57 | 日々の暮らし
今月シニア会で仙台に行きます。

仕事で一度行ったけど、観光はしてない。

古代の歌に出て来る

「ああ松島や!松島や!」

「末の松山」


は仙台から遠いのだろうか?


「契(ちぎ)りきな

かたみに袖(そで)を

しぼりつつ

末(すえ)の松山

波こさじとは」

(清原元輔)

かたく誓いましたよね

お互いに涙した

袖をしぼり

末の松山が

決して津波をかぶらないように

二人の愛も変わらないと。

平安時代にも大津波があったけど、

多賀城市の末の松山10メートルの小高い山だけは津波にのまれなかったことから、

決して変わらぬ愛として、

「末の松山」を詠む人が多かったという。


この歌人は、枕草子の

清少納言のお父さんが

恋人に振られた男性が、

よりを戻したいと


頼まれて作った歌と


言われています。



今回の津波にも


救われたのかも知れない。


仙台や松島に近いのだろうか?

古典はいいね。

昨日も長い坂道を

あの女の子が自転車に乗ってやって来ました。
疲れたと私を抜いてから降りて引っ張って行きました。

またまた、電動自転車の女の子が来て二人で

仲良く登って行きました。

ここは、津波もこない


末の松山に


違いない!


そっと涙ふく私です。




合掌


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