生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

しなやかに生きる

2016-07-20 04:52:03 | 日々の暮らし
老子は紀元前600年の哲学者。

後に孔子(論語)や孟子に影響を与えたといわれている。

その作品からいくつか紹介します。

「柔らかく、しなやかに」

赤ん坊は、みんな柔らかでしなやかだ、

草や木も、みんな柔らかでしなやかだ。

でも、人も草木も死ぬときはみんな硬くなってしまう。
だから、人の心も柔らかくしなやかなのが、

生きているってことなのさ。


「大器晩成」

本当に偉大な人は、
大成するのが遅く、
この上ない大きな音は、かえって聞こえないものだ。
ましてや、大空にひろがる大きな形は
あまりにも大きすぎて、
人の目には見えない。

わかりにくいもの、
目に見えないもの、
本物はそこにあるんだよ。

「頑張りすぎない」

仕事をする場合でも、

あまり頑張りすぎると、疲れて最後の仕上げのところで失敗する。

はじめのように気楽にやれば失敗することなどなかったのに。

「無理をしてはいけない」

何事も無理をしてはいけないよ。
つま先立って、長く立っていられるかい?

大股で人を追い越して行っても、
それで長続きするかい?

無理をして自分を誇示して見せたところで、

そんなものは一時的なことで、

長続きはしないだろう。

だから、
何事もあるがままでいいんだよ。


心が安らぐ言葉だと思いませんか。

私は論語の孔子より、
老子の方が

心に合っているように思います。

柔らかく

しなやかに

大器晩成で

頑張りすぎないで


無理をしない


あるがままに


生きなさい


の言葉に勇気をもらいました。

皆様の気づきになれば

ありがたく思います。



合掌
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