生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

別れ別れの彼岸花

2017-09-17 04:37:09 | 日々の暮らし
散歩する野原に

真っ赤に咲く

彼岸花(曼珠沙華)。



花言葉は情熱。

怪しげな花のイメージ

から、別名死人花、

幽霊花とも呼ばれてい

ます。

私はもうひとつの


呼び名が気になります。

「葉見ず花見ず」


というへんな名です。

開花が終わると

晩秋の頃に葉が咲き、


翌春に枯れる。


花も葉もお互いを


見ることなく



散る。



何か不思議だと


思いませんか。




僕だけかな?


別れ別れの生涯ですが


、それぞれの役目を


しっかり守って


生きていく。

後を頼むと。

何かバトンタッチの


ような気がします。



人もいずれバトンを



渡す運命。


それに気づけ!



と咲く花。





それと、球根には

有毒があるので、


土葬の回りに植えたと


されています。



ネズミやもぐらから



遺体を守るために。




茎には豊富な栄養素も



あるので飢餓の



最後の食べものと




聞いたことが



あります。




野の草花たちを守る



役目をする

彼岸花。



情熱という言葉が





似合う花です。




じっと見つめて




しまいます。



合掌。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あの世に送る | トップ | 芋嵐と紫式部の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の暮らし」カテゴリの最新記事