古典によく出てくる言葉に託言(かごと)があります。 女の文句や愚痴、不平不満、恨みごとのことです。 「夜毎の託言を 思い出しても 首筋がぞくぞくする」 「寝ぬ夜が塵(ちり)と積もると 託言の一つ二つも 出てくるので あわただしく別れてきた」 「きみが託言(文句)をいい始めると僕はひたすら黙り込む言い訳なんてしたくないから。 でもそれが、余計に きみを怒らせる」 いつの世も男はこの言葉に逃げ腰になるものですね。 さて、西日本で豪雨の被害が出ています。 九州、四国、中国地方にも友人や読者がいますので心配しています。 いろいろな被害を受けている事でしょうね。 お見舞い申しあげます。 昔でいう、「村雨(むらさめ)」でしょうか。 ひとしきり降ってはやみ、また激しく降る雨。 群れになって降るので 群雨ともいう。 昔も川の氾濫で多くの人が亡くなっています。 早くの復興をお祈り致します。 合掌
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