15年前に読んだ小冊子の話です。 ある豊橋の大学生が中東に一人旅に行きました。 3週間のイスラエルの旅で一人のおばあさんに親切にして頂き一泊泊めて頂きました。 お別れの時に誕生日の時に開けるようにと2つの小さな箱を頂きました。 1つは細長い白い箱。 もう1つは小さくて黒い箱でした。 白い箱は軽く、黒い箱は重量感のある重さでした。 半年後の誕生日になりました。 2つの内1つを選んで開け、残りは次の誕生日に開けなさいと言われていました。 白い箱を開けました。 何も入っていませんでした。 何んの意味も分かりませんでした。 次の黒い箱が気になって開けて見ようとしたらありませんでした。 消えてないのです。 あのおばあさんはイスラエルの魔法使いなのかと思いました。 (私が思うに大切なものは目に見えない事を教えていたのではないか。消えたのは約束を守らなかったからと考えました。) そして、数年後ある女性にプロポーズしました。 誕生日にその女性がデパートで買ったという箱を贈られました。 黒くて小さな箱でした。 その中に彼女の手紙が入っていました。 OKの返事が。 あのおばあさんの話を彼女に話したのですがそんな事は知らずにその箱を買ったといいました。 懐かしくあのおばあさんの会話を思い出しました。 イスラエルには魔法の言葉があると。 運を呼ぶ魔法の言葉は 「ありがとう」と「感謝します」です。 嫌なこと不幸な事があった時は「ありがとう」と唱えれば不幸の鎖が断ち切れるといいました。 (災い転じて福となすという意味でしょうか。) 何か良いことがあったり、希望が叶えられた時は「感謝します」と唱え、未来の希望にも「感謝します」と唱えればその通りになるといいました。 それがイスラエルの運を呼ぶ魔法の言葉ですと。 この話をを思い出したのも何かの縁と思い紹介させて頂きました。 気づきになればありがたいです。