生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

三心

2023-08-14 23:39:41 | 日々の暮らし
人間関係に『三心』の心得があります。

★喜心(きしん)
喜びを持って行う心のこと。
仕事に対しての感謝のみならず真心こもった料理とか、義務や義理で作ったのではないこと。
★老心(ろうしん)
父母の心、親心を指します。
よその子も我が子と思って愛情持って尽くしましょう。
★大心(だいしん)
人の賞賛にも有頂天にならず、ののしられても怒らず、事に処して判断を誤ることのない心を指す。
以上を三心といいます。
この心得を噛みしめて、明日も生きたいと思います。
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消さない情熱

2023-08-14 01:51:45 | 日々の暮らし
古い時代の人にしか分からないと思いますが。
「消さない情熱」
という意味にも使われている言葉に、「埋み火(うずみび)」があります。
昔の暖房器具に火鉢がありました。
火鉢に炭を燃やして、暖をとっていました。
そして、夜になっても炭を消さずに、灰をかけて埋めておくのです。
灰の下で、静かな暖かさを保ってくれて、冷え冷えとした空気を、ほんのりと和らげてくれていました。
灰から出せばまた、燃えてくれました。人は心の中の熱い思いや燃やし続けられない思いもあるでしょう。
あきらめなくてはならない思い、どうしても続けられない事情もあるでしょう…。
しかし、そんな時、すっかり消さなくてもいいのです。
埋み火のように、そっと灰をかぶせておくのです。
心はほんのり暖かいはず。
そして、いつか赤く燃え盛る日が来るのを待てばいいのです。
心の火は消えない。
(あなたの生きる力になれば。)
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