生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心に残る言葉

2021-05-07 13:24:46 | 日々の暮らし

「何でもかんでも沢山、本を読む事が正しいとは限りません。」
と良寛さまが述べています。『たとえ恒沙(ごうしゃ)の書を読むとも、一句を持(じ)するに如(し)かず』と述べています。
「恒沙」とはインドのガンジス河の川砂のこと。数えきれないことを恒沙といいます。
「一句を持するに如かず」は沢山の書を読むのも良いが、一書の中の一句を噛み締め、考え、実践することはさらに大切であると述べています。
心を打つ一句を持ち続けることがより大切と述べているのです。人間形成を学ぶ私には、古典がとても役立ちます。心に響く言葉を見つけた喜びは、感動に酔いしれます。聖書を含め何千年前の古書から発見する一句に心打たれています。
「優しい簡単な言葉でもずっとずっと心にこだまする。」
(マザー・テレサ)

コメント
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