中尊寺
中尊寺 金色堂
金色堂が撮影禁止という事もあり、金色堂というとこの覆堂を写したものがほとんどです。
拝観料を支払うと、この中にある金色堂と隣の讃衡蔵(さんこうぞう)を拝観する事ができます。
讃衡蔵では、仏像、工芸、副葬品は中尊寺建立供養願文、中尊寺経、藤原三代ご遺体学術調査など、
中尊寺に伝わる貴重な文化遺産を展示されていました。
その他に金色堂を丁寧に説明したビデオも観る事ができました。
金色堂 ※撮影禁止のため、拝観券と一緒にいただいたパンフレットの画像です。
中尊寺創建当初の姿を今に伝える唯一の建造物で、天治元年(1124)に上棟されました。
孔雀がデザインされた中央の須弥壇の中には、奥州藤原氏の初代清衡、
向かって左の壇に二代基衡、右の壇に三代秀衡の御遺体と四代泰衡の首級が安置されています。
螺鈿や透かし彫りの金具、蒔絵の素晴らしさは息を飲むほどです。
といっても息を飲むほどだったのは讃衡蔵でのビデオ解説での事。
実際ガラス越しでの金色堂は、目の悪い私ではぼんやりだった上に、人の頭しか見えませんでした。
ですから讃衡蔵でじっくりビデオを観てから拝観した事で、
感動を味わう事ができ とても有意義に拝観が出来ました。
月見坂
中尊寺の表参道です。
樹齢300~400年の杉並木です。
上:瑠璃光院、下左:弁慶堂、下右:薬師堂
程なく進むと左右に沢山のお堂や祠があります。
中尊寺 本堂
1909年建築。
2013年3月24日、新本尊の丈六釈迦如来坐像の開眼法要が行われました。
中尊寺 本堂
本尊・丈六の釈迦如来の両脇にある灯籠には、
宗祖伝教大師最澄以来灯り続ける「不滅の法灯」が護持されています。
中尊寺 本堂 丈六の釈迦如来
中尊寺 峯薬師堂(みねやくしにょらい)
日本で唯一、目専門の薬師如来があるのはここだけだそうです。
目と書かれた沢山の絵馬が奉納されていました。
私も生後間もなく片方の視力を無くし、目の病とは縁があります。
あちらこちらでお守りを買いたい衝動を抑えていましたが、
峯薬師堂では有難い気持ちいっぱいに買わせていただきました。
中尊寺 経蔵
現在の建物は平安時代の古材を使った鎌倉時代に造られたものといわれています。
本尊は騎師文殊菩薩像。国の重文。
中尊寺 金色堂旧覆堂
1288年、鎌倉幕府によって建てられた五間四方の堂で、「鞘堂」と言われていました。
1963年、新鞘堂が建設されたのを機に移築されました。
上左:覆堂隣の祠への坂道、上中:金色堂入口の地蔵、上右:鐘楼
下左:大日堂、下右:釈迦堂
中尊寺 白山神社
白山神社の鳥居をくぐると正面に神楽殿があります。
その先に白山神社、赤いお社の十二支守護神社、西物見台があります。
この白山神社には藁でできた茅の輪があります。
茅の輪をくぐり参拝する事により、
日頃知らず知らずのうちに犯している心の罪けがれを祓う事が出来るそうです。
もちろん私も、貯まりに貯まった沢山のけがれを祓って来ました。
中尊寺 白山神社神楽殿
茅葺の寄棟屋根で欄干で囲まれた本舞台や鏡の間を繋ぐ橋掛かり、
鏡板には「老松」が描かれています。
現在ある能舞台は1853年、伊達藩主伊達慶邦朝臣から再建奉納されたものです。
国の重文。
中尊寺 白山神社神楽殿
中尊寺というのはこの山全体の総称であり、
本寺である「中尊寺」と山内17ヶ院の支院(塔中、大寺の中にある小院)で構成される一山寺院です。(HPより)
開山 中尊寺
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
http://www.chusonji.or.jp/index.html
TEL : 0191-46-2211
拝観時間 : 3/1~11/3 8:30~17:00、11/4~2月末日 8:30~16:30
拝観料 : 大人800円 ※金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂
休業 : なし
駐車場 : 有料
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