子供頃に食べていたホッケの燻製が忘れられなくって家で作ってみました。
予想していたのとは少々違うけど、あっという間にとても美味しい燻製が完成!!
本当はこんな感じのを想像しながら作っていました。
過去にもダッチオーブンを使ってベーコンや鶏ハムの燻製を作ったり、
段ボールと100均網で作った簡易スモーカーでソーセージ作ったりチーズやスパム、茹で玉子、
はんぺんetc…アウトドア三昧だったので数え切れないほど色々作ってきました。
家で手軽にスモークは、ダッチオーブンが便利と思っていましたが、
サビなどのお手入れとかもあり、実はもっとお手軽なのが欲しくて物色中でした。
そこで出会ったのが新富士バーナー株式会社のスモークポット IH。
ご縁があってこの度お試しさせていただきました。
名前の通りIH対応ですが、もちろんガスコンロでの使用も出来ます。
とにかく扱いが楽で従来のものと比べると煙もほとんど出ないしコンパクトでオシャレ。
換気扇の下で調理していると臭いはほとんど気になりませんでした。
ただ使用後のスモークポットIH自体は臭いが染み付いてしまい置きっ放しにしていると臭います。
箱に仕舞っちゃえば平気なのでそこんとこは目をつぶっています。
まずは縞ホッケの干物の下準備。
満遍なくスモークが回る様にと2枚に切りました。
適度に塩をしてあったのであえて味付けや追加干しはせず、表面の水分をよく拭きとる程度にしました。
鍋本体をコンロ(IH調理器)にのせ、底にまんべんなくスモークチップを10~30g敷きます。
この時、なべ底にアルミホイルを敷いた上にスモークチップをのせる事で、スモークチップの過熱、
燃え上がりを防ぎやすくなるそうです。
また、使用後のスモークチップの処理や鍋の洗浄が簡単になるとアドバイスが書いてあったので実践。
確かに簡単に処理出来たし、何よりなべ底がキレイなままでした。
今回使用したチップは熱燻の素 旨味ブレンドを30g。
金網をセットしホッケの開きを並べてフタを閉め、中火弱で5~10分加熱し燻煙をかけます。
生でも食べられる食材(かまぼこ・ちくわ・茹で玉子・チーズなど)は50~80℃、
肉類や魚類などは80~120℃の温度で炙りながら燻煙をかけます。
火を止めた後は3~5分そのまま燻して出来上がりです。
私は100~120℃で燻煙をかけました。
10分経過し様子を見ると想像していたより何となく色が薄い…更に10分燻煙を追加しました。
火を止めた後も1時間位放置しておきました。
完成後、すぐに味見したい衝動に駆られましたがそこをグッと我慢し、
袋に入れて3日間冷蔵庫で寝かせました。
こういうものって熟成させた方が断然美味しいですからね、我慢の子です。
どうです?照り良くスモークされたこの姿。
香ばしさも漂ってきそうです。
燻煙時間が長かったせいか身は少しパサつき気味かな。
箸でいただくっていうより豪快に手で摘まんで食べる方が合う感じ。
以前、塩漬けしたニジマスを焚火の真上に2日間干して偶然出来た燻製もかなり乾燥し、
かえって珍味の様になって美味しかった事がありました。
そんな感じかな。
燻製の旨味と脂がのった干物の旨味がブレンドしたような美味しさです。
もう少し塩気があっても良かった感はありますが、ホッケの燻製独特の香りが堪らなくそそります。
どんなお酒にも合いそう。
チョッとグレードの高い肴の完成です。
が、これはこれで美味しいのですが私、リベンジします。
今度はミリン・醤油・砂糖で少し味を濃く漬け込んでから天日干しを2日くらいさせてスモークしようと思います。
スモークポットIHはアウトドアじゃなくても良いのはもちろん、
お手入れもほとんどいらずにお手軽スモークが出来るのでリベンジも気合入れず出来そう。
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