レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと黒猫万君との日々…。

武田家ゆかりの栖雲寺~石庭と御朱印

2022-08-25 |   ├ 山梨

栖雲寺は貞和4(1348)年に業海本浄が開山した臨済宗の名刹です。
織田信長に追われた武田勝頼が最期に目指したお寺でもあり、武田信満の墓がある武田家ゆかりの古刹です。
標高1050mにある栖雲寺の裏山の斜面には巨大な自然石で造られた庭園があり山梨県の名勝に指定されています。
また蕎麦切り発祥の地でもあります。

何度か斜面の中腹まで登ったことがあるのですが、今回はちょっと足をのばして山をぐるりと1周してきました。
これが結構きつくてちょっとしたトレッキングになりました。
おかげで折角温泉に入ったのに全身汗びしょになってしまいました💦
お坊さんたちは暑い夏も凍える冬も着物でこの山を登って修行していたんですよね。凄いなぁ~!

ちょっと疑問なんですが…
中国の元へ渡り杭州天目山の中峰明本のもとで修行した業海が帰国し、杭州の天目山によく似たこの場所を寺を開いたのが寺の開基なんですが、という事は杭州⇒甲州となったという事でしょうか?関係ない?
誰か教えて!

 

 

伺う前に御朱印は頂けるのか確認の電話をしたら、ご就職がいらっしゃる時は直に書いていただけ、お留守の時は書置きをいただけるそうだ。
この日は留守だったので初穂料を入れて書置きをいただきました。
2種類あってご本尊様の釈迦如来の御朱印にしました。
摩利支天は次回のお楽しみにとっておきます。

 

 

室町幕府に追われ天目山で自害した武田信満の墓があります。
信満の宝篋印塔の周りには家臣達の五輪塔があります。

 

 

栖雲寺開山宝篋印塔・栖雲寺宝篋印塔
山梨県指定有形文化財

 

 

禅庭(県指定史跡の坐禅古道場)は拝観料300円。
入り口に料金箱があって自分で納める形になります。

 

 

座禅石。

 

 

栖雲寺文殊菩薩磨崖仏。
山梨県の有形文化財に指定されています。

 

 

石庭の中腹にあるお堂に摩利支天様が祭られている摩利支天堂。
武田家出陣の際には天目山でも必勝祈願の御祈祷がなされました。

 

 

石庭の中腹にあり朽ちた感じがなんとも詫び寂び感あります。
市指定の文化財になっています。

HPに隅々の散策には30分とある通り、山王神社も全部回ってきっかり30分かかりました。
足元があまり良くないので歩きやすいスニーカーなどで行かれることオススメします。

 

 

散策を終え石庭会館でトイレを借りたついでにチョッと一休み。
石庭を一望できる絶景スポットです。

 

 

栖雲寺
山梨県甲州市大和町木賊122
http://www.tenmokusan.or.jp//index.html
TEL : 0553-48-2797
時間 : 石庭・墓地8:00~17:00、庫裏・宝物館9:00~15:00
拝観料 : 石庭300円、宝物館・石庭500円
備考 :甲斐百八霊場第二十番、甲斐八十八ヶ所霊場第一番
アクセス : 勝沼ICより約20分、大月ICより約30分

山号 :天目山
寺号 :栖雲寺
宗派 :臨済宗建長寺派
本尊 :釈迦如来
開基 :業海本浄
創建 :貞和4年/正平3年(1348年)
文化財 :木造普応国師坐像(重要文化財)、木造業海本浄和尚坐像、絹本著色十字架捧持マニ像など(県文化財)、庭園(県名勝)

 

 

天目山温泉と栖雲寺と桃~甲斐大和路(2022年7月24日)

 

 

ランキングに参加中♪ クリックしていただけると励みになります!
レンレンのひとりごと… - にほんブログ村 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。