40年前に知り合った仲間の忘年会であった。一年に一回、顔をそろえむかし話に花が咲き近況とで元気であることを確認しあうことになる。そんなおりに法隆寺のブログを見ていてくれたのであろうか「奈良の古寺と仏像」という會津八一特別展の割引券をいただいた話のなか別の人が親類で写真美術館に入選し展示されているとのこと。驚きましたですね。この夏にそこでのデジタル写真教室に通ってましてと話題が盛り上がります。
ということで昨日、奈良県立美術館と入江泰吉記念写真美術館を訪ねることにしました。
まずは歩いて奈良県立美術館。會津八一と奈良との深いかかわり、古美術撮影に大きな影響を残したことなどが写真や書簡の展示品であらためて感じました。
12月19日(日)まで 午前九時から午後五時まで
入館料は800円(割引で600円。HPから割引券のダウンロード可能です)
明治40年代の奈良風景写真に引き寄せられます。八一の動画も上映、全部見てしまいました。八一の歌碑拓本で、「おほてらの まろきはしらの つきかげを つちにふみつつ ものをこそおもへ」は唐招提寺で詠んだ歌が印象に残りました。
いそいで写真美術館へ、春日若宮おん祭り(15~18日)が始まっており奈良公園を抜けてやっと到着。入江泰吉賞受賞作品展(12月23日まで)で三人の人が受賞されており、ひとり30作品ぐらいありました。お目当ての方の展示もあり、こんな場面をどうして撮れたのかうつくしい風景を撮るポイント場所はどこと感心ばかりでした。あっというまに4時半、日も暮れてきましたので歩いて60分、家に帰りましたが寒かったです。早足でとうとう足が靴づれで赤くにじんでいました。
入江泰吉記念奈良市立写真美術館 入館料は500円(ここでも、會津八一と奈良の写真家)が特別展示されており入館料は一緒ですので得した気分になりました。
12月17日はマップにありますように「おん祭り」のメイン、時代行列があります。来られましたらぜひどちらかの特別展示会も訪ねてください。