年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

法廷にて

2011-10-05 21:19:12 | Weblog
 現在私が関わっている組織や団体について整理してみる。一つには、先日上進式と総会を終えたボーイスカウト活動がある。長男や次男がカブスカウト・ボーイスカウトに入団した頃から続いているけれど、今は現場に出て子供たちといっしょに活動をすることはない。団の監査役として登録されており団委員長や現場を動かしている方達から時に相談を受けるくらいで熱心に活動をしていることにはならない。近年の特長として、入団する子供たちが大幅に減り、今年度は入団者も1人、上進する人も1人しかいなかった。時代が変り子供たちの興味が変ってきたと感じる。次に「ウツ病」からの復職、あるいは再就職支援をする「こころ塾」の理事を引き受けている。うつ病によって仕事から遠ざかった方達の相談に乗っている。この「こころ塾」を利用する人たちは、年々増えていることが特長である。やはり時代が変り青年や大人の人たちが変ってきたと感じる。次いで、最近入り込んだのは「犯罪被害者こころの支援センター」である。加害者側に焦点を当てた施策は以前からあったが、反対に被害者側に焦点を当てた支援する施策はなかった。しかし、昨今、各都道府県レベルで警察署側からだけの官製によるものでは支援の限界があると見えて、民間側において犯罪被害者の心のケアを目的にする団体が増えてきた。このことは今までに「こころ」が折れてしまった被害にあった方達に対する施策が何処にもなかったことによるものである。あったとすればそれは宗教関係がカバーしていたのだ思われる。この支援センターにおいて、活動されている方の中には、家族が、子供が殺人にあった方や性被害にあった方、また交通事故にあって心が折れた方が、今そのような事件・事故に遭遇した被害者に寄り添い支援していられる。               
 で、本日はその支援センターの方達と地方裁判所にて過失致死傷害事件での公判を傍聴する機会を持った。裁判所の中に初めて入った。テレビでは何度も見た光景がある。上段に裁判官がいてその下に書記官がいて向かって右に弁護士がおり左に検察官がいて真ん中に被告人がいる光景である。人定質問→起訴状朗読→黙秘権等の告知→被告人・弁護人の起訴事実に対する認否→検察官の冒頭陳述→検察官の立証→被告人・弁護人の立証→弁護人・検察官・裁判官による被告人質問→論告・求刑→弁論→被告人の最終陳述・・・このように法廷の中で粛々と刑事裁判が進んでいった。私は傍聴席の最前列に座り込んで成り行きを見守った。左の検察官は年頃30才の若手、右に座るは年頃37~8歳の茶髪の弁護人、一段と高いところに座る裁判官は40才後半と思われる。なんだか重々しくはなかったけれど、傍聴席の後ろ隅っこに老紳士がメモをとりながら座っていたのを見つけた。もしかして家族を失ったご遺族のお一人だったかもしれない。

 その被告人が、きっと就労支援を求めて私のところに来るんだろう・・・来年あたりにきっと・・。仕事で、自分はこのような方達を就職へと導くことを求められているのだから。
 最後の一つは、就職支援、キャリア形成支援、キャリアコンサルタント資質向上のための勉強会である。キャリアコンサルタント仲間と8年前に作ったECC・愛媛キャリアコンサルタント研究会がある。私も役員に連なっているため、今度の土日に大三島で夜なべ談義と称する学習会に参加しなければならない、ア~ァ。

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