年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

とうとう罹ったか

2017-02-18 00:00:00 | Weblog


 散歩のために公園に行くと小学生たちの野球の試合が行われていた。駐車場には県外ナンバーの車が多かったので各地から集まったチームの試合なんだろう。10チーム以上もあった。



 散歩を終えると二人でここから車で5分ほどの老人施設にいる母親のところに。おはぎを持っていく。いつも云ってるのは「寂しい寂しい」のこと。1時間部屋にいても、寂しい寂しいと私と奥さんに話しておる。別に施設では虐待など受けることもなくお友達も出来ているし、食堂ではコーヒー飲みながら数人でおしゃべりを楽しんでいるように見えるが・・・。

 メンタルケアの試験では、15年前の試験ではあったが、老人の喪失感に対するロールプレイングの実技があった。今まさに受けた試験と全く同じ問題に向き合っておる。15年前には感じることができなかったであろう負のオーラを全身に浴びせかけられているようで・・イアハヤ・・。

 基本は、励まさない、反論しない、説得しない、意見しないこと。フンフンと静かに聴くことが義務付けられている・・とはいうものの・・・。早く逝きたい・・の希望だけで今を生きている母親と接していると、こちらの方が先に逝ってしまいたい・・のことがよくある。



 3時半に母親の部屋を出る。自分も家に帰り、コタツに足を入れて仰向けになりたいほど背や腰が痛む。相変わらず歩くのもびっこ状態・・ウヌ・・。



 携帯電話に時々知らない電話番号から連絡が入る時がある。ちょっと用心しながら通話ボタンを押す。何度かあったのは、公衆電話や誰かから私の番号を聞いて電話をしました、ちょっと教えて欲しいとか、小荷物配達さんの携帯などは楽勝でも、たびたびあった〇〇病院です、とか〇〇警察の交通課の・・です、とかなどの電話が来るときには腹をくくって電話を受けるが、7時に私のスマホに連絡があったのは知らない番号の中でも聞き覚えのある声。さっきまでいた老人施設のスタッフさんから。



 お母さんが晩ごはん食べないので、熱を測ると5時が7度5分、今の時間8度5分まで熱が上がりました。今から病院に連れてってください・・だと。

 実は自分も食欲ゼロ。奥さんには晩ごはんは野菜スープだけでいい・・と。だからエビで取ったダシをベースにした実だくさんわかめスープゴマ入り生姜入りワンカップのみではあったが・・。

 拒否することの選択肢はないにつき、車を走らせたのは救急病院である生協病院へ。検温すれば8度2分。診察室には私のいつものかかりつけ医師のK.Dr。鼻の奥から綿棒入れて粘膜検査すると・・ありゃりゃインフルエンザA型です・・だと。母親の入る施設ではすでに7人のインフルエンザ患者さんがいるとか、とうとう菌がやって来たかと、キンは菌でも金の方がエエのになぁ・・と話しかけると母親は笑っておったが・・。タミフルもらって、帰る。明日の朝は看護師さんに来てもらって点滴予定。