年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

異動

2011-09-28 00:00:00 | Weblog
 先々週、3男が借りてきた漫画は「エンゼルバンク」である。1~3巻を借りてきて、これ面白いよ、と言って渡してくれた。それらを読み終えると今度は、その4~5巻を借りてきて差し出した。「エンゼルバンク」は就職活動についての、見方考え方が書かれている本である。絵自体は面白くないが、ストーリーはなかなか面白く書かれている。読んでいると、気になることが書かれてあった。裕福な家庭に育った子供は志で生きて、貧しい家庭の子供はお金と野心で生きる・・・などと。もしかしていくつかある候補の中から、就職先を選択するにあたり、お金、賃金のところばかり重視して選ぶと仕事全体が見えなくなるよ・・などとアドバイスを送る自分が、果たして裕福な家庭で育ったのか、それとも貧しい家庭で育ったのかを考えた時、後者であるにもかかわらず、前面にお金と野心を出しての就職活動を軽視していたのではないか、と思ったりする。そう考えると私と同様な人に対しても、そこそこ自分に見合ったところを探しなさい、などのアドバイスより、もっともっと稼ぐことができるようなところを選ぶべき・・・とお尻を叩く方がいいのかなぁ、と漫画を読みながら思った次第。
 夕方から一年の半ばにして異動される職員がおり、その送別会があった。安定所から局へ栄転された。