年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

私と妻と母親と

2011-01-03 00:00:00 | Weblog
 
 この20数年の間、年末年始に4日間の休日を過す妻を見るのは初めてである。なんでも、勤務先の事務長から、3が日は休みを取ってもよい・・と言われたとか。しかし、まだアレをしていないしコレもやらなければならないしなどと気持ちの上では切羽詰まっている様子である。事務所に行って残った仕事をやっておきたい気持ちが口に出てくるものの身体の方が頭の中とは裏腹に反応していない様子である。そこで、とりあえず初詣を母親誘って行こうと、提案すると妻が乗ってきた。弟はベッドに横たわる方がいい、と言うので母親と3人で永平寺の参道に似た所ともう1ヶ所初詣に行った。足が弱くなっている母親の身体を妻が抱きかかえるようにして階段を上がったり降りたりするも、幾分かは気が晴れた顔してニコニコとする母親の顔を見た。
 妻が突然、アレ~今年のお正月は山に行かないの・・・と言った。真っ白になった石鎚を見ると俄然登りたくなるのに、今年は一向に、ヨシ行コウ・・・の気持ちにならないのは、先日北海道で満足するほど白い雪を見てきたからかもしれない。車の中から真正面に見える石鎚は、先日見た日高山脈の白い世界とも違ってピカピカの真っ白さである。