年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

オモニ

2011-01-08 00:00:00 | Weblog
 昨年はよく頑張りました、といって正月休みに二人で本屋さんに行ったおり、以前から読みたかったという姜尚中「母・オモニ」を妻にお年玉代わりに買った。といっても、買えよ、といって棚から取り手渡しただけで、レジで財布を取り出したのは妻であったけれど。その本を妻が熱心に読んでいる。で、感想はいかがと聞くと、もっとお母さんを大事にしてあげないといけないよ・・・とすぐさま返ってきた。在日朝鮮人として差別された文化の中で生き抜いてきた姜尚中さんの母親は、15歳で来日後、多くの苦難のなかで生き抜いてきた底に流れているものは民族の違いこそあれ、どの民族も同じなんよね・・・などと言って深い溜息をついておった。続いて、もっとお母さんを大切にセナだめよ・・などと意見をしてきた。
                  
 今朝は弟から電話あり、散髪と温泉に連れて行って欲しいとのこと。午前中は、「こころ塾」での「誰ステ」に遅れて出席したあとに、早速弟と母を連れて散髪屋さんのある温泉、久米の癒へ。なんでも8日もお風呂に入っていない母親は、少し満足した風呂上りの顔になっておった。
 夕方お隣のKさんのお母さんのお通夜に出席。顔を見なくなって数年立つけれど、施設と病院と自宅を行ったり来たりしていたKさんのお母さんのお通夜は、葬祭場では初めて経験するある宗教のお通夜であった。