GW中に住友鉱山跡地の山歩きをしている時、仲間のIさんが、歩きながら、これどうぞ、と渡されたキャラメルがあった。昔々よく食べた森永キャラメルである。しかし箱の色が違っている。赤い箱のキャラメルであった。一粒口に放り込んでみると小豆の味が口いっぱいに広がった。オ～これはなんじゃい、とお聞きするとIさんは重々しく説明してくれた。このキャラメルは、小豆でできており、しかも十勝産の小豆である。これを買うためにわざわざスーパーまで買いに行ってきた・・・などと話してくれた。一同このアメはうまいなぁと思わず感嘆。その出来事を覚えていたので昨日買い物に出たついでに買ってきた。小豆味・抹茶味・黒糖味の3種類を職場に持っていった。給湯室に集まる職員に男女問わず、うまいよ～たべてよ～と押し付けがましく云った。すると皆さん初めて食べたらしく、これ、どこにあったのか、と聞いて来た。すると誰かがこのキャラメルはパチンコ屋の景品ではないなぁなどとつぶやいておった。よく観察しておれば、結局あずきキャラメルが1番早くなくなっていた。私が少し強引にみなさんに勧めたもんだから、夕方の帰る時間には、おいしかったです、ありがとうございました・・・などとたかがキャラメルの一個のごときで礼を言われる始末。ちょっとはずかしい気もした。