trushbox

コンセプト・デザイン 再構築中。。。

ボロクソワーゲン。

2015-09-25 17:27:12 | Free

ドイツの大衆車メーカー。フォルクスワーゲン。

世界のマーケットでトップシェア争いを
トヨタと熾烈に行ってきたドイツを代表する企業のひとつともいえる。

子会社や関連企業に有名どころも多く。

ベントレー(英)・アウディー(独)
ブガッティ(仏)・ランボルギーニ(伊)などなど。

グループにしたらさらにどえらい規模なのだよね。


その親方。フォルクスワーゲンが
アメリカでのディーゼルの排気ガスの規制数値を誤魔化して
改ざんしていたってコトが先日のニュースなどでも
大々的に報じられている。

これがドイツ国内でも起きたと言ってた。


ヤフーのニュースでテクニカルな規制などの背景を
モータージャーナリストさんの観点で書かれてる秀逸な記事があるが。


VW排ガス不正 ディーゼルは終わりなのか? 日本は大丈夫なのか?(Yahoo!ニュース(THE PAGE))


こちらはあまりにも
テクニカルな部分で説明が多いので
読むなら覚悟して読んでくださいね。。。(笑)


要約も難しいのですが
簡単に言えば。ヨーロッパの規制(ユーロ5・6)が
環境課税に関わるCO2とPM(粒子物質)の数値を厳しく規制してる点に対して。

北米(日本)は毒性物質のNOxを主眼において規制している。

環境適合テスト時に
規制値内に収まるように仕様変更していて
誤魔化したと。

ヨーロッパ規制と北米規制のチガイ。

マーケットの要求などのチガイ。

シェア争いや開発競争などの背景が影響したからではと。


まあ有害物質の主眼の双方を叶えようとすれば
自ずと自動車としての性能を落とさざる得ない部分が出てきてしまう。

ソコをうまくごまかすために
まあやったんでしょうねって感じですかね。。


まあCMでごきげんワーゲンとか言ってたケド。

リコールやら罰金やら。
マーケットに対してのイメージ悪化など

計り知れないダメージは負ったのは事実だろうねと。


これでトヨタの1強時代になってしまうかもしれんが。

売るために誤魔化して。性能評価上げたってコトは
許されることはないよなと。


ガキの頃。

よくうちの親父はワーゲンのことを『 ボロクソワーゲン 』と言っていた。


排気ガスをまき散らし。
音をガタガタ言わせ。燃費もあまりよくない

ワーゲンビートルのコトを揶揄してたんだけども。

あんま変わってなかったのかもねと。。。(笑)


技術ありきで信用も勝ち得るのがメーカーであって。

その技術は革新的に。飛躍的にってのはあまり見込めないのも事実。


蓄積したものを生かし。

新しい技術に転用していくとか。

チャレンジしていくコトを継続して。結果に結びつける努力。


それがメーカーとしての信用にもつながるのも事実。


技術に懐疑的な要素を生み出し。

結果として一時はトップシェアだったかもしれないケドも。

今回のコトで失墜しまくるのはマチガイないかもねと。


せっかくいいデザインだったり。

言ってたデータがマトモだったとしたらいいエンジンだったり。


北米や日本などのガソリンエンジンより

エネルギー問題などに着目したディーゼルの普及が多いヨーロッパ。


ディーゼルエンジンの可能性も大いに期待されてた中で。

その信頼すらも失いかねないボロクソワーゲンのしたコトは

計り知れない程罪は重いかもしれないねと。



セカンドカー候補だったのになぁ。。。ザンネン。。。(笑)






コメント
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