キイロトラカミキリ、キスジトラカミキリ

人間ということ考えると、外での活動、経済活動をいつまでもやめさせておくわけにはいかず、
ある程度のコロナ感染拡大は覚悟の上だと思いますが、
外出自粛が解かれ、いろいろな社会活動が少しずつもとに戻り出しています。
プロ野球も無観客試合ながら3か月遅れでどうにか開幕、
ジャイアンツファンの私はコロナ渦で心が落ち込む中、
テレビ観戦が一つの楽しみになってきました。

残念ながらタイガースは開幕ダッシュに失敗し、
今のところ低迷していますが、
そんなタイガーズファンが喜びそうそうなトラの名がある黄色のカミキリムシを2種。
6月下旬の南山にて。


キイロトラカミキリのカップル。
雌雄とも同じような顔つき、くりっとした大きな眼をしています。


広葉樹の倒木に集まります。
花にも集まるようで昨年はガマズミの花に何匹かいるのを観察しました。


背部の黄色地に黒色の斑紋、
個体によって異なるようです。
体長は15mmほど、動いているとしっかり撮るのはけっこうたいへんです。


すぐ近くにキスジトラカミキリ。
ハチの仲間に擬態していると言われ、一見、蜂のようにも見えます。


マクロレンズで写したかったのですが、
レンズを近づけるとさすがに逃げます。
望遠ズームで撮ってトリミングしましたが背中や脚の毛がしっかり写りました。


体長はキイロトラカミキリと同じ程度、
黒色の体に２本の黄色い帯が特徴です。
雑木林の広葉樹の倒木などに集まります。