行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヒメウズとニリンソウ

2024-05-09 20:00:52 | 花,植物
マクロレンズを持って公園の山道散歩、
ヒメウズ、ニリンソウ、ヒメリュウキンカと
咲きはじめのキンポウゲ科の花を写しました(3/22)。


林縁の道ばたに白い小さな花を見つけました。
調べて見ると、キンポウゲ科ヒメウズ(姫烏頭)、
関東より西に分布、道ばた、草地、石垣などによく見られる植物ですます。


花期は3~5月、
まばらに伸びた枝先に長さ5~6mmの白い小さな花をやや下向きにつけます。
外側の花弁のように見えるのは実は萼片で、
本当の花弁はその内側にあり、長さ2.5mmほどの筒状でやや黄色みを帯びています。


姫烏頭(ヒメウズ)の烏頭は中国名でトリカブトのこと、
葉がトリカブトに似ているからのようです。
しかし、トリカブト属ではなくキンポウゲ科ヒメウズ属、
1属1種の植物です。


林縁の日当たり、
早くもニリンソウ(二輪草)が一つ二つと花開いていました。
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、
代表的な春の山野の花、スプリング・エフェメラルの一つです。


咲きはじめの花を下から、
蕊が新鮮、春の日に光輝いていました。
花茎の元にはもう二輪目の蕾ができています。


ニリンソウの近くにヒメリュウキンカ(姫立金花)の黄色の花が咲いていました。
ヨーロッパ原産のキンポウゲ属の多年草、
もともとは園芸植物として持ち込まれたものと思われます。
名も花もよく似るものにリュウキンカがありますが、
こちらはリュウキンカ属、
山地の水辺から高層湿原に生える山野草です。
花期も5~7月とヒメリュウキンカより遅いようです。


山の陰地にケキツネノボタン(毛狐の牡丹)がもう咲いていました。
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草、
花期は初夏、水田のあぜなどによく見られる雑草です。

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