桜と卒業式

3月24日、
近くの小学校の卒業式が行われていました。
今年は、新型コロナの影響で、
全国の学校は3月最初から一斉休校の状態。
そんな中、小学校に久しぶりに人の姿、
そして立て看板には卒業式の文字、
室外で、在校生なしと変則ですが、
卒業式は一生の思い出と、なんとか実施にこぎつけたようです。


看板には平成31年度卒業式の文字、
いまは令和2年ですが、昨年の4月、新年度は平成31年でした。
そして、看板の上には早々と咲いた桜。
コロナで一斉休校の中、桜の下、室外での卒業式、
特別な年の特別な卒業式となりました。


父兄は離れて外から見守ります。
昇降口には鮮やかな袴姿の卒業生が現れました。
小学生も袴で卒業式、あらためて時の流れを感じてしまいました。


学校の近くの小さな公園、
青空に枝垂れ桜が美しく咲いていました。
なぜか、今年は特にきれいに見えました。


離れた2本の枝垂れ桜、
枝垂れ桜の下から別の枝垂れ桜を。


尾根幹線道のヨウコウザクラ、
ソメイヨシノより少し早く咲き始めていました(3/20)。
いまから考えると、
このころは、毎日発表のコロナの感染者数が日本では抑えられているような印象、
自粛に飽きていた国民の自粛ムードが緩んでしまいました。
私も含め、桜の花を見に散歩に来る人、公園で遊ぶ子供たちもたくさんいました。
また、このころは人と接することのない場所の散歩は問題なく、
むしろ、ストレス解消に推奨されるものでした。


その結果なのか、オリンピック延期もあり、
PCRの検査数が増えた結果なのか、
東京で、3月末から感染者数が急激に増え始めています。
若者の感染数が増え、有名人の感染も次々と判明、
世界全体でコロナウィルス感染が拡大していて、
東京にも緊急事態宣言が出されるのは必至、
戦後最大の世界的危機です。