行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

春のムラサキシジミ、ムラサキツバメ

2019-03-11 20:00:42 | 昆虫
冬眠から目覚めたムラサキシジミ、ムラサキツバメが
初春の暖かい日射しに翅を広げていました。


3月初旬の晴れ日、
公園の落ち葉だまりをひらひらと飛んでいたムラサキシジミが
ツツジの植え込みに翅を広げました。
翅表の紫色の大きさから雄の個体です。


ムラサキシジミは成虫で越冬する蝶、
暖かくなった日射しに眠から目覚めたようです。
晩秋から初春のムラサキシジミ、
夏のものに比べて、翅表の紫色がより色濃いようです。


少し飛んで、
こんどは椿の葉陰に翅を休めました。


2月下旬の晴れ日、
やはり公園の落ち葉の上に紫褐色の蝶が翅を広げていました。


翅が傷み、尾状突起はなくなっていますが
ムラサキツバメです。
これも成虫で越冬する蝶の一つ、
紫褐色の翅表、こちらも雄の個体です。


ムラサキツバメは1990年代までは
近畿地方以西、四国、九州に限られて分布していた蝶、
温暖化などの影響で1990年代後半以降から
東海、関東地方や東北南部に分布を広げています。
それでも、ここ東京多摩地方ではそう多くは見ません。
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