行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キチジョウソウ、コウヤボウキの花

2018-11-06 20:00:19 | 花,植物
山の林縁道にキチジョウソウ
そしてコウヤボウキの花をつけていました(10/28)。


キチジョウソウ(吉祥草)。
林縁の日陰などに見られるキジカクシ科の常緑多年草、
秋遅く、穂状の薄く紫がかかった白い花を咲かせます。
吉祥草の名はこの花を見るとおめでたいことがあるといわれたところから。


葉に隠れるように地面から立ち上がり咲き、
しゃがんでも花が撮りづらいキチジョウソウですが、
うまい具合に岩の苔の上、
それも花がよく見えるように咲いていました。


これも岩の苔の上の花を縦撮り。


早くも実がついたものがありました。
今は赤紫色ですが、冬には赤く熟します。


コウヤボウキ(高野箒)、
キク科コウヤボウキ属の落葉小低木、
キク科には珍しい木本です。
関東地方以西から九州の山地のやや日当たりよい場所に生えます。


花は本年枝の先だけ、
直径1cmほどの頭花が1個ずつつきます。


コウヤボウキの名は、
竹の栽培が禁じられていた高野山で
この木の枝を束ねて箒としたところから。
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