さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

すみれの花の砂糖漬け(ウィーンのお菓子)

2010-05-29 22:41:51 | 食いしん坊レビュー
ドイツ・オーストリアに行く前にガイドブックで見て、これだけは絶対に買って帰りたいと思っていたのが、すみれの花の砂糖漬け(Kandierte Veilchen)。皇妃エリザベートの大好物だったお菓子ということで、ゲルストナー(Gerstner)という、創業1847年のハプスブルク家御用達のお菓子屋さんで売られています。あのホテルザッハーとザッハトルテの本家を争ったデーメルでもパッケージは違いますが、同様のものが買えるようです。

これはゲルストナーで売っているものですが、ゲルストナーで買ったのではなく、楽友協会にほど近い、免税店「ワルツ」で買いました。その後時間がなくなってしまったので、結果的にここで買って大正解です。

口に入れると、ちょっと不思議な味ですが、上品なお花の香りが口いっぱいに広がります。そしてその花の香りは、思ったより長持ちします。最近バラの香りのサプリなんかが売られていますが、バラよりもマイルドな感じですね。非常に上品なので、これを食べるとかなりシシィ気分が味わえます。

今日これをオケ練に持って行って、色んな人に食べてもらいました。一緒に旅行をした人達でも、何故かこの存在に気づかなかった人が多かったようです。ウィーンにはよく行かれているはずのマエストロも同様、これを口にするのは初めての様子。

確か11ユーロくらいしたはずで、ちょっと割高感ありますが、一生に何度も食べれるものではないことを考えれば、よい買い物をしたと思います。
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