4月下旬のミニ発表会で一度衆目にさらしたブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番第3楽章。
その時の反省を踏まえ、みっちり練習するつもりが、5月~6月上旬までオペラ関係で想像以上に忙しく、先週あたりから早い夏バテで、会社から帰ってきたあと何もできずに寝ており、思ったよりも練習できなかった。
また、4月の時、時間の関係でカットした難しい箇所を入れ込んだため、4月より難度は上がっているのだった。そんな時やはり目安になるのは練習ノート。
とにかく去年のクライスラーのプニャーニより練習開始が2か月遅く、引越しだの、ぎっくり腰だので全然練習できなかった時期もある今シーズン。それでも4月の末時点では去年とほぼ同程度の練習量を確保。やはり去年の同時期の練習帳は、できてもできなくてもここまではやらないと・・の目安になるので助かる。練習量というのは各自の基準で計ればよいと思うが、大人になって週末の細切れの時間でしか練習できず、どの程度練習したらいいという物差しも与えられない中、唯一比較できるのが去年の自分である。
そんなわけで、5~6月忙しかった私も、去年の練習量だけは最低確保。当然曲の難度も去年より高く、部分練習ポイント、リズム練習ポイント、基礎練ポイントも違うが、自分なりのルールで量質ともに「ここまでやった」感を、本番前にギリギリ感じることができた。
先週のピアノ合わせの録音に合わせて弾いたり、逆にゆっくり弾いたりを繰り返したが、先週のピアノのテンポでやると、かえって今まで弾けてたのに弾けなくなってしまった箇所が続出。練習しすぎによる崩れが、本番前日に出てきて、昨日のレッスンで師匠に相談した。
師匠によれば、本番前の、練習し過ぎによる崩れは、なんとなく甘い感覚で弾いてたところ、無意識に弾いていたところのゆがみが大きくなり、指の癖がついてしまったり、急に意識しだすことでわかんなくなってしまうことなので、普通にありうること。その崩れが本番の一週間前にくるのがちょうどよく、そこで崩れたところを慌てずにていねいにゆっくりさらっていくことで克服できる。一週間前がベストだが、本番一日前でも当日よりはずっとましで、崩れたところを丁寧にさらえば、そんなに心配しないでも大丈夫と。
なので、今日は朝から、部分練習、リズム練習に専念。
本番はタワーホール船堀の小ホール。若干苦手意識のあるホールだけど、正月も大ホールの方で幼稚園生向けの演奏会をやったので、ちょっと懐かしい。
出演順は最後から2番目。前後の方がやたら上手な方なので、聴き劣りしないよう、いつになく激しい闘志が!
うまい演奏を聴いたら、前はビビッて弾けなくなったけど、少しは成長したみたいだな、私。
出る直前にピアニストさんに、先週よりゆっくり目に弾いてください・・とお願いし、テンポ的にちょうどいい感じで弾いていただけたのがよかった。
音程的に大きく崩れたところはなく、鳴るべきところがかすれたとか、鳴らなかった等のところはあったけど、比較的ちゃんと出来た・・というかステージを楽しむ余裕があった。中間部のSulGのところは特に歌を歌っている時に近い感覚で弾けたし、最後の最後のいつも音がかすみがちなところも結構ちゃんと鳴ったし・・・私にしてはよくやったんじゃないのかな。4月のミニ発表会よりは、出来としてははるかに良かったと思う。師匠からも、もう少し無駄な力が抜けた方がよかったけど、全体的に心に余裕がある感じで、細かい音もよく鳴っていた・・と言ってもらえた。ま、決して悪かったとはおっしゃらない優しい師匠だけど。
ま、とにかく36歳でバイオリンを始めた私が、とりあえず発表会でブルッフを弾けた・・・「弾いたぞ」と思える発表会だった。
他に収穫としては、前後の上手な方の演奏を聴くことができ、エネルギーをもらうことが出来た。コンクールだとピリピリしているけど、発表会だと少し大きな心で素直にいろんなものを吸収しようと思えるから、これはこれでよいなと思った。
2週間ごとの本番ロードはまだ続き、今度は所属オケの定演に向けて、チクチクと苦手箇所を克服していかねば。
で、今気が付いたんだが、そのオケ定演の2週間後の7月24日から8月末まで毎週本番なのであった・・ぎゃ~! で、その後は9月のコンクールシーズン突入!
自転車操業になったり、集中的にやりすぎて何かを痛めたりしないように、少し先のものも含めて、計画的に薄く広くやっておく時間もとらないといけないし、とにかく週末だけじゃダメなんで、もう少し平日自主練を増やせるよう、体調管理に気をつけねば。バテてる場合じゃないな。
その時の反省を踏まえ、みっちり練習するつもりが、5月~6月上旬までオペラ関係で想像以上に忙しく、先週あたりから早い夏バテで、会社から帰ってきたあと何もできずに寝ており、思ったよりも練習できなかった。
また、4月の時、時間の関係でカットした難しい箇所を入れ込んだため、4月より難度は上がっているのだった。そんな時やはり目安になるのは練習ノート。
とにかく去年のクライスラーのプニャーニより練習開始が2か月遅く、引越しだの、ぎっくり腰だので全然練習できなかった時期もある今シーズン。それでも4月の末時点では去年とほぼ同程度の練習量を確保。やはり去年の同時期の練習帳は、できてもできなくてもここまではやらないと・・の目安になるので助かる。練習量というのは各自の基準で計ればよいと思うが、大人になって週末の細切れの時間でしか練習できず、どの程度練習したらいいという物差しも与えられない中、唯一比較できるのが去年の自分である。
そんなわけで、5~6月忙しかった私も、去年の練習量だけは最低確保。当然曲の難度も去年より高く、部分練習ポイント、リズム練習ポイント、基礎練ポイントも違うが、自分なりのルールで量質ともに「ここまでやった」感を、本番前にギリギリ感じることができた。
先週のピアノ合わせの録音に合わせて弾いたり、逆にゆっくり弾いたりを繰り返したが、先週のピアノのテンポでやると、かえって今まで弾けてたのに弾けなくなってしまった箇所が続出。練習しすぎによる崩れが、本番前日に出てきて、昨日のレッスンで師匠に相談した。
師匠によれば、本番前の、練習し過ぎによる崩れは、なんとなく甘い感覚で弾いてたところ、無意識に弾いていたところのゆがみが大きくなり、指の癖がついてしまったり、急に意識しだすことでわかんなくなってしまうことなので、普通にありうること。その崩れが本番の一週間前にくるのがちょうどよく、そこで崩れたところを慌てずにていねいにゆっくりさらっていくことで克服できる。一週間前がベストだが、本番一日前でも当日よりはずっとましで、崩れたところを丁寧にさらえば、そんなに心配しないでも大丈夫と。
なので、今日は朝から、部分練習、リズム練習に専念。
本番はタワーホール船堀の小ホール。若干苦手意識のあるホールだけど、正月も大ホールの方で幼稚園生向けの演奏会をやったので、ちょっと懐かしい。
出演順は最後から2番目。前後の方がやたら上手な方なので、聴き劣りしないよう、いつになく激しい闘志が!
うまい演奏を聴いたら、前はビビッて弾けなくなったけど、少しは成長したみたいだな、私。
出る直前にピアニストさんに、先週よりゆっくり目に弾いてください・・とお願いし、テンポ的にちょうどいい感じで弾いていただけたのがよかった。
音程的に大きく崩れたところはなく、鳴るべきところがかすれたとか、鳴らなかった等のところはあったけど、比較的ちゃんと出来た・・というかステージを楽しむ余裕があった。中間部のSulGのところは特に歌を歌っている時に近い感覚で弾けたし、最後の最後のいつも音がかすみがちなところも結構ちゃんと鳴ったし・・・私にしてはよくやったんじゃないのかな。4月のミニ発表会よりは、出来としてははるかに良かったと思う。師匠からも、もう少し無駄な力が抜けた方がよかったけど、全体的に心に余裕がある感じで、細かい音もよく鳴っていた・・と言ってもらえた。ま、決して悪かったとはおっしゃらない優しい師匠だけど。
ま、とにかく36歳でバイオリンを始めた私が、とりあえず発表会でブルッフを弾けた・・・「弾いたぞ」と思える発表会だった。
他に収穫としては、前後の上手な方の演奏を聴くことができ、エネルギーをもらうことが出来た。コンクールだとピリピリしているけど、発表会だと少し大きな心で素直にいろんなものを吸収しようと思えるから、これはこれでよいなと思った。
2週間ごとの本番ロードはまだ続き、今度は所属オケの定演に向けて、チクチクと苦手箇所を克服していかねば。
で、今気が付いたんだが、そのオケ定演の2週間後の7月24日から8月末まで毎週本番なのであった・・ぎゃ~! で、その後は9月のコンクールシーズン突入!
自転車操業になったり、集中的にやりすぎて何かを痛めたりしないように、少し先のものも含めて、計画的に薄く広くやっておく時間もとらないといけないし、とにかく週末だけじゃダメなんで、もう少し平日自主練を増やせるよう、体調管理に気をつけねば。バテてる場合じゃないな。