さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ウィーンの地下鉄めぐり

2010-06-16 00:30:15 | 鉄への道?
ウィーンでは、24時間乗り放題チケットを買っていたおかげで、市電も地下鉄も堪能した。

特に地下鉄(U-Bahn)はU3、U4、U6の3路線に乗ることが出来た。毎日のように東京メトロに乗ってる私、ウィーンの地下鉄も、親しみやすいものを感じますね。ただ乗る方向を間違えないように、終点をちゃんと把握しておかなければならないこと、駅から降りて目的地に行くためにはまた一苦労あること・・など、当たり前ではあるが、色々経験させてもらった。

私の偏見で申し上げれば、
U3→日比谷線のメトロ03系に外観は似ている。
U4→カッコいいけどちょいわる顔
U6→一番ファッショナブル
という感じかな。もっと上手く立ち回ればU2も乗れたはずなのだが、まあ3路線乗れただけでも良しとしよう。


地下鉄の切符売り場。私はタバコ屋さんで買った乗り放題チケットがあったから買わなかった。



これが地下鉄の改札口。あまりに簡単で信じられないでしょ。日本なら車両通行禁止のための障害物にしかならないような構造だよね。



改札の手すりのようなものにセットされている刻印機。ここに切符を差し込んで刻印を押すわけだが、私の乗り放題チケットは先刻市電の中で刻印を受けているから、ここでは不要なのだ。



これがU3。ウィーンミッテ駅、シュテファンプラッツ、ウィーン西駅を行き来する時に使ったので、一番乗ったかな。日比谷線そっくりでしょう。



ドアが戸袋じゃなくて、車体外側を這っているところが外国っぽいよね。



これは自転車OK車両だな。



つり革は天井から直接下がっている。もちろんパリなどと同様、網棚は存在しない。



非常ブレーキ。非常ボタンじゃなくて、いきなりブレーキがあるところがすごい。危険じゃなくても思わず引いてしまいそうなハンドルがついている。




ドアは自分で開けないと出られない。中央線方式~!



去り行く姿も日比谷線だわ~! 車体が角ばってて横に広い感じはするけどね。



シュテファンプラッツ駅のホーム。普通すぎる~! 何か北海道で初めて地下鉄に乗った時の気分に近い。



これはU4。カールスプラッツ駅(オペラ座前)に出るのに使った。ね、サングラス姿のちょい悪みたいでしょ?



これは前日、バスの中から撮ったものだが、地上区間を走ってる時は、ちょい悪顔ではなく、普通だね。これを撮った時は地下鉄だってしらないけど、第三軌条集電式だというのは気づいたよ。U3もU4も第三軌条集電式だ。



これが建築的にも有名なカールスプラッツ駅(オットー・ワグナーが設計)だ。昼間見ると素敵だけど、夜カールスプラッツからオペラ座に抜ける地下道はちょっと物騒だった。犬を連れて地下道に入るおじさんとかもいて、犬の糞も転がってたりした。オペラ見物でこの駅使わなくて良かったな。



中はこんな感じ。U3もU4もU6も特に気になる大きな違いはなかったかな。乳母車スペースなんかがあって、優しい感じだよ。



さらに優しいことには、ボックスシートの窓の下に雑誌が下がっていたりする。



最後はU6。これが一番素敵だったのに、あまり綺麗に写真撮れなかったのよ。
U3、U4は先ほど書いたように第三軌条集電式の大型車だが、このU6は顔が細面だよね。路面電車規格の車両を使ってるんだって。



車両側面も非常に鮮やかだ。



これがU6の線路。ちょっと線路が立ってて、エッジが鋭そうな気がするね。
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3 コメント

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見た目には (あづまもぐら)
2010-06-16 04:15:14
銀座線と同じサイズに思えますね。U6は都電サイズかな。
ウィーンの都市規模としては地下鉄路線は多いですね。サードレール集電でトンネル断面を小さくして建設コストを抑えているにしても。もしかしたら、都心部分だけ地下かも知れませんね。建設費の償却を考えると都市規模からして、路線の長さはさて置いても、名古屋でさえ6路線ですから。成熟した欧州文化故、コンパクトで効率的にすべく知恵を働かせている筈です。
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こんにちは (猫柳)
2010-06-16 12:42:56
欧州旅行記、毎日楽しみに読んでいます。
大好きなウィーンの華やかな空気や美しい並木道、整備された鉄道網やトラム、ホントに懐かしく、逆ホームシックを起こしております。引き続き楽しみにしています(^^)
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ウィーン (さぶりん)
2010-06-16 22:43:26
あづまもぐらさん、こんばんは!

>ウィーンの都市規模としては地下鉄路線は多いですね。

なるほど、そういう見方で見ると面白いですね。東京は路面電車を排除して地下鉄網を発達させましたが、ウィーンではほどよく共存してますね。


猫柳さん、いらっしゃい。

毎日来てくださいまして、本当にありがとうございます。猫柳さんはウィーンに長く滞在されたことがおありのようですね。私は2回目なのに、新しい発見ばかりでして、魅力的なところだなあと思っています。帰国後、こうしてブログを書いていると、思い出が熟成されてきて、遠い国のようなのにとても身近で馴染み深い国のように感じてきます。是非もう一度行きたい・・今度はウィーンを起点に色んなところへ行きたいとか、色んな思いに駆られます。またオフなどでお会いできればと思っております。
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