朝礼の話題

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外交の基本に中世感覚を

2016-09-14 21:40:47 | 21世紀
外交の基本に、中世感覚を
2016/09/15
 日本では現代は21世紀であると納得できます。民主主義で国民主権が世界中で認められていると思ってしまいます。しかし、18世紀の考えが主流である国が大半と感じます。
 イラクを攻撃しフセインを処刑したアメリカの外交政策は、大航海時代に続く帝国主義とかわるものではありません。
イスラムを敵視し入国禁止を主張するトランプ候補は、アメリカ国民に受け入れられ、大統領になりそうです。
 ドイツはEUを植民地化し、第一次・第二次大戦の敗北を盛り返してしまいました。
フランスは、マルクスが生存していた時代に後戻りしているように見えます。
 中東各国はイスラエルも含めて、十字軍時代の感覚をそのまま持っています。
中央アジアの旧共産圏の国々は、名前は大統領でも、国王と同じような絶対君主制です。
北朝鮮は、高麗時代のような排他的国家であり、韓国は、李王朝のような両班政治そのものです。
中国は秦の始皇帝の時代、漢王朝の時代と同じような皇帝の君臨する国のままです。
民主主義国とは名ばかりの、高圧政治が行われています。国連ユネスコなどが人道的に難民救済を叫びますが、女優の恰好つけアルバイトにすぎません。迫害をしているのは同国人の現実権力者です。他国の内戦など外部の国が関わらなければ、それなりの決着が付くでしょうに、シリアなどに大国が援助するものですから、避難民が増えるだけです。
その援助に対し起こっているのがテロ攻撃です。21世紀の話とは思えない状態です。
 EUやTPP協定が発案されますが、これらも中世の帝国主義のような強者の独占を良しとする政策です。
 EUは、戦争を排除することが目的だと、教科書的には理想の未来社会のように言われますが、官僚が法律で各国を規制し制限する既得権益保護の進歩の止まる政治で、失業者20%を固定する社会になりました。日本は最先端の21世紀国だ、他国は10世紀から18世紀までの古い制度で成り立っていると知りましょう。
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