朝礼の話題

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老女飛び込み自殺

2017-06-02 06:50:28 | 21世紀
老女飛び込み自殺
2017/06/02
川崎市の小田急線柿生駅で、高齢の女性2人が電車にはねられて死亡しました。2人は手をつないでホームから飛び込んだということです。
警察によりますと、4月24日午後2時半ごろ、川崎市麻生区の小田急線柿生駅のホームで「人が飛び込んだようだ」と通報がありました。救急隊が駆け付け、70代から90代とみられる女性2人を病院に搬送しましたが、死亡しました。
女性の1人は杖をついていて、駅の防犯カメラに2人が手をつないでホームから線路に飛び込む様子が映っていたということです。遺書などは見つかっておらず、警察が身元の確認を進めるとともに詳しい経緯を調べています。
 寂しい出来事です。一番自殺など考えないと思われる老女姉妹が、飛び込むとは、よっぽどの事があったのでしょう。
 独居老人が寂しさに耐え兼ね、自殺するケースは、頷ける気がします。しかし、仲良し姉妹が2人で生活していて、どんな理由があって、2人で心中するのでしょう? それも、薬物や首吊りでなく、電車の前に飛び込むなんて?
 日本では、生活保護制度があって、収入のない人は、申請することによって、最低賃金以上の額の金銭を受け取ります。働ける体力があるのに、不正受給している人も居ると言われます。中国・韓国から来日し、生活保護受けている人も多いと言います。それなのに、この老女姉妹は、生活保護など、無視して、自殺するのでしょう。
 民生委員などの福祉関係の人間は、その窮状を見逃したのでしょうか?
 イジメ自殺では、どんな事があったのか? 自殺しなければならなかったのは何故か?とマスコミは騒ぎます。イジメ自殺より、この老姉妹心中は、問題が大きいと、私は感じます。
 大臣の失言などを、くどくどしく追及するより、この老女自殺の原因を追究しましょうよ。
 同じような境遇の老女は、高齢化時代には、多いと思います。私達もいずれは、そんな境遇になる可能性も大きいです。
 ご主人の残した、家や土地があって、ギリギリ生活しています。資産があるから生活保護は受けられない。しかし、老女は、如何して良いか分からない。資産の売却も出来ず、困窮し、生きる意欲を失ってしまう。私はそんなケースを想像してしまいます。そこに、病気などになると、いよいよ気分は落ち込み、自殺など考えるようになる。そういう人が居ないか?行政は調べる方法を検討すべき時代と思います。